樋口裕一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎日組織で仕事をする上で必要不可欠な大事なこと。
公私共、肝に銘じないといけない内容。
中でも特に重要と思ったのは下記の3点。
① 「そもそも、三段論法」
(理想→現状分析→結論)
②「理由と謝罪」「分析と展望」等を10秒以内に。
何故10秒以内かと言うと、自己紹介や名刺交換にかかる秒数と同じ=無理なく話を聞ける長さだから
③ 自分が話を取ったと気付いた時や複数の会話で誰かが取ってしまっている場合
「で、何だっけ?」で戻す。魔法の言葉‼︎
就活が本格的になる我が子にも必読させたい1冊。
2020,12,24〜2021,1,15
3時間53分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一言で言うと【読解力・文章力を鍛える「型」を学べる】
下手な文章の紹介と、具体的な修正例があるので、馴染みやすく、分かりやすかったです。
読もうと思った理由
・本、ネット記事、メール・チャット等の文章を的確にスピーディーに捌いていくには、読解力の向上が必要だと思ったから
・自分は理系で、学科の現代文は苦手、小論文は無縁だった。新書なら読みやすそうと思ったから
学んだ内容 「型」に当てはめる
・抽象→具体、具体→抽象の構造で、言いたいことを分かりやすくはっきり伝えられる
・「確かに〜、しかし〜」という構造が、対立する意見が明確化され分かりやすい
・3WHAT(定義・現象・結果)、3W(理由・ -
Posted by ブクログ
ネタバレ身になる読書、
だけれども決してそれ一辺倒ではない
楽しむ読書のすすめも
書かれていてそんなに堅苦しくはありません。
で、この本中には素晴らしい言葉が
書かれています。
読書は悪徳の所業(といった具合)
あらいやだー、私極悪人じゃないですかー(笑)
恐らく私は無意識のうちに
精読とそうでないことは使い分けています。
専門書というか古典は完璧精読のほうに
入ってきます。
(それでもだいぶ読みこなせるようにはなってきました)
多読の特権は
最近読んだ本と紐づけが可能なこと。
あるハルキストの本を読んで
同じ感想をこの本で述べていたのを見ていたら
その人の本が紹介されてたよ!!
驚き、というよ -
Posted by ブクログ
王道中の王道を往くブックリストだった。
大抵、お勧め本を何百冊か選べと言われたら、奇を衒ったり色気を出したりして、皆が知らなそうな本・異色な本を色々と選びたくなるのが人情なのではないかと思う。
しかし、本書は、そういうブックリストとは全く異なっていて驚いた。本当に直球なのだ。
そのように、本書が、全ての本の分野において、一本軸の通った選書が出来ている一番大きな理由は、本の選定基準にあると思われる。
本書では、ノンフィクションの12分野について、「はじまりの1冊」と「核になる1冊」の2冊を必ず紹介している。
つまり、その分野の「起源」と「得られた成果」が分かる本を紹介しているのが、本書の -
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“教養”、最近では“地頭”なんて言葉でも表現されますが、
具体的にはどういうことなのでしょう。
一言でいえば「価値観の多様性を認識すること」だと、個人的には思います。
“教養があるからこそ、幅広くものを考え、
他人の要望も理解したうえで判断できる。”
教養はたくさんの価値に触れることで育まれる、
それではその“多様な価値”に触れるための近道はというと、
やはり“読書”だと、思います。
多種多様に存在する“本”への触れ方を知り、
推測し、そして許容することが大事ですよと。
読書が知の座標軸を創るとは、ストンと落ちてきました。
“教養を身につける読書の基本として勧めたいのは、 -
Posted by ブクログ
読書は好きだけどジャンルが偏ってしまう・・・日頃から感じていた自分の弱点に刺さった一冊。
ノンフィクションが好きな人は結果を重視した表面的なものの見方をして、過程を軽んじる傾向にある、という言葉が心に刺さりました。
もっと深く思考できる人になりたい。他の価値観を認められる人・ちょっとした情報から他人の考え方を想像できる人になりたい。そんな思いがありました。
この本では読書を12のジャンルに分けていて、各ジャンルの入門書と「なぜそのジャンルを学ぶとメリットなのか?」を説いています。
自分の持っていない知識がほしい、新しい領域に挑戦したい、そんな人にはぴったりの作品だと思います。