あらすじ
「感情を示せば伝わる」
「時系列で話すとわかりやすい」
「情報が多いほうが相手のため」
「相手に質問を返されるようではダメ」
――コミュニケーションについてのこんな誤解が、あなたの話をダラダラ長く、わかりにくくしている!
話を整理するポイントは、「たった4行にまとめる」こと。
仕事でプライベートでアドバンテージをキープできる、論理的にわかりやすく伝える技術が身につく本!
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Posted by ブクログ
書く、話す、読むは4行でまとめる。読む力、聞く力は同じ。書いていれば読めるようになる。4部構成の型を使えば、短くかつ明瞭に伝えることができる。仕事で使ってみようと思う。
Posted by ブクログ
タイトルにある「4行」とは起承転結のような4つの要素で文をまとめよということである。型を意識して文を書くことで論理的な伝わる文章をかけるというわけだ。
これ自体は類書がある。
興味をひかれのは「音楽の形式を持ち出して、4つの構造は人間にとって普遍的なものかもしれないというお話」。
読み進むとわかるが、文も対話も4つの要素を入れ子にして構成することで、長くても論理的で伝わるものになるのだ。
Posted by ブクログ
会話・メールなどでわかりやすく物事を伝える方法について書かれている本。
「4行の構成で物事はわかりやすく簡単に伝えることが出来る」ということをメインとして話が展開されますが、その内容が面白く、実際の会話等でもすぐ活用できるものばかりでした。
テクニック法を伝える本ではあるので実際に使っていけるものかどうかの判断で評価が分かれると思いますが、自分としては非常に参考になり、今後実践していこうと思えた内容の一冊でした。
Posted by ブクログ
主旨はわかりやすく、読みやすかった。
200頁弱の本です。
当然文章は、短ければ短いほどわかりやすいのが原則
・本題が何なのかさっぱりわからない
・何か長々と書いてあるのだが、言いたいことがよくわからない
・自分がいいたいことで、相手の知りたいことが何なのかがわかっていない。
・あらゆる情報を詰め込んでいて、伝えようとすればするほどまわりくどくなる。
を著者の編み出した4部構成で改善しようが主旨です。
頭の中を整理しよう⇒要約する
何かを伝えるときの最小単位である、4行(=4部構成)をつかって要約しようが、キモです。
4つの型があります。
基本型 ①問題提起 ②意見提示 ③展開 ④結論 :何にでも使える万能な型
結論先行型 ①結論 ②根拠1 ③根拠2 ④根拠3 :簡潔にまとめることができる 伝える内容がぶれない、イエスかノーをはっきりさせる
根拠優先型 ①根拠1 ②根拠2 ③根拠3 ④結論 :不利な状況でこちらの希望を通したいとき有効 文書より会話に適している
エピソード型 ①きっかけ ②ストーリ ③クライマックス ④まとめ :体験談、目撃談をおもしろく伝える
1行が20~30文字、4行なので、全体で、80~100文字になる
200文字を30秒で話すとわかりやすいので、4行全体では20秒弱で話すことができる
ビジネスメールに使うのであれば、セルフチェックをしよう。誰もチェックしてくれないから
ビジネス文書では、具体性と、客観性が重要なポイントになる
文章が冗長になりそうであれば、見出しをつけて、箇条書きのようにまとめる
具体例と抽象性が出てくる文書は、抽象性を説明するために、具体例を使っていると理解する。具体例のみに着目してはいけない
話しベタな人は、「相手の話に引きずられている」か、「自分の頭の中で主旨がまとまっていない」
目次は以下です。
はじめに
第1章 頭のいい人は「短く伝える」
「伝え方」に無自覚なままでは損をする
「短くまとめる」型を身につけ、論理的に伝える
「書く」「話す」「読む」の連携で伝える力がアップする
第2章 伝えるための究極形が「4行構成」
頭のいい人とは、型を使える人のこと
第3章 「4行で書く」ことで伝わる文章になる
伝えたいことを決めて、適切な型を選べば書けたも同然
「前置きが長い!」はこう解消する
相手を喜ばせるメールも大幅時間短縮
フォーマットがあるものは、個性発揮で差をつける
第4章 発信力をアップさせる「4行で読む」テクニック
読む力は伝える力を支える”縁の下の力持ち”
一度読んだ文章なのに、なぜ頭に残っていないのか
抽象化ファイルで頭に残す
樋口流「斜め読み術」で効率よく読む
難解な文章こそ「4行で読む」
第5章 「4行で話す」コツをつかめば説得上手になれる
短い話ほど、相手に伝わりやすい
「4行」にまとめれば、常に自分の土俵で話を展開できる
「お助けフレーズ」を利用して「説得」「丸め込み」
手強い相手への切り札も「4行」+「お助けフレーズ」
一人語りで注意したい「ネタ」の活かし方
質問させるように「短く話す」のがいちばんいい
第6章 今すぐ使える!失敗しない「伝え方」文例集
Posted by ブクログ
著者のいう「短く」は、話しまたは文章を「5部」「6部」ではなく「4部」で構成しましょう、ということ。①問題提起、②意見提示、③展開、④結論が4部構成の基本型で外にいくつかバリエーションがある。
確かにこの「型」が頭に入っていれば、相手を納得させる伝え方ができるだろう。しかしそれを自在に使えるようになるには相当の訓練も必要だ。
最近skypeのグループ通話で顔の見えない複数の人を相手に話しをする機会が増えたが、顔が見えないせいか聞き手の反応がつかめず、自分の話が伝わっているのか、はたまた独りよがりになっているのかわからずなんとも心もとない思いをしていた。
手っ取り早く「話し上手」になる秘訣を求めて本書を手にしたが、読めばすぐに話しが上手くなるなんてそんな「うまい話」はなく、まだまた恥をかき、冷や汗をかきながら話しをし、経験を積んでいくほか無いだろう。
以上本書を参考にレビューを4部構成でまとめてみました。
Posted by ブクログ
4行でまとめることで、言いたいことが明確になり相手に伝わる。また、4行で頭の中に整理されるため、情報として取り出しやすい。技術士論文だけだなく、日頃のメール、議事録要約に活用したい。
Posted by ブクログ
ちょっと4行で話せとうるさいなと感じた。
たしかに、4行の構成で話したり考えたりするのは論理的視点から見てとても良いと感じたし、共感する点、実践してみようという点も多くあり参考になった。ただ、全部が全部を4行に当てはめて考えるのは難しいのではとも感じた。無理やり結びつけてる点もあるし、いかにこう自分の意見が正しいのかをネチネチと押し付けてる感があったので、そこはちょっとあれだなと感じた。
それでも、自分の頭で整理し、話したいことをしっかり構成立ててから喋ることや話すことと聞くこと、書くこと、読むことは全て共通点がありどれも欠損して良いものではないということ、など、多々取り入れるべきとこがあるなと感じた。
あとこれはビジネス向けの本かなとも感じた。少し読者の立場が社会人を焦点としてる感があり、噛み合わないなとも感じた。
今後社会に出た時に使えそうなフレーズや考え方も載っていたからまた機会があれば数年後読んでみようかな。
Posted by ブクログ
題名にひかれて借りた。
「短く」伝えるという題名なのにわかりにくかったら本末転倒だけれど、もちろん? わかりやすく、話が長く、いつも出口が見えない愛すべき友人の顔が思い浮かんだ。
Posted by ブクログ
著者はものすごく頭の良い方なのでしょう。話すときも聞くときも文章を読むときも四行のパターンに当てはめろとのことですが、読解の方はてんでダメでした。これからは考えながら文章を読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
【実践内容】
・報連相をするときは4行を考えてから行う
【要約】
ビジネスにおける、相手を動かすことが出来る適切な伝え方は4部構成のテクニックを身につけることで達成できる
【感想】
問題提起、意見提示、展開、結論の4部構成ですべてを考えることで、伝え方が身につけられる。その重要性が1冊にわたりじっくりと書いてある。納得性も高く、特に結論先行型は今後もずっと実施する。しかし、著者の音楽自慢?が煩わしく感じた
Posted by ブクログ
論理の型、4部構成を意識して話すことを推奨。
第1部 問題提起 →「~だろうか」
第2部 意見提示 →「確かに~しかし~」
第3部 展開 →「その背景には」「なぜなら」
第4部 結論 →「よって、~である」
第2部は反対意見の想定を促す部分が良いと思う。
第3部は主張で停止しない、ダメ押しを促す部分が良いと思う。
ただ、この型が適用できると著者が主張する範囲が広すぎて、テキトーなことを言っているように見える部分がマイナス。
Posted by ブクログ
ビジネスシーンでは、4行構成で書く・読む・話すスキルが非常に役立つと思う。
しかし、あらゆる話が4行に出来るわけではないし、上手く4行に落としこむにはかなりのトレーニングが必要。
4行に限らずとも、日常から頭の中で要約すること・短く話すことを習慣化するのが一番効くと思う。この本にはそのコツもたくさん書かれているので実践したい。
Posted by ブクログ
仕事でもプライベートでも、ああ言えば良かったとか、他の人の話し方を聞いてこう言う言い回し方があったのかなどと感じる事はたくさんあると思う。
この本は、4行で相手に伝える型を紹介している。
1.基本型
:確かに~しかし~を使い自論を主張でき、説得、言い訳、おだてなどあらゆるケースに使える万能型
・問題提起
・意思提示
・
展開
・
結論
2.結論先行型:相手に意志をはっきり伝える必要があるとき、命令、指示など、立場上言わなければいけないことがあるとき便利
・結論
・根拠①
・根拠②
・根拠③
3.根拠優先型:上司への報告など言いにくいことを伝えるとき、不利な状況でこちらの希望を通した時に有利。特に会話の場合は相手の反応を確かめながら話を伝える
・根拠①
・根拠②
・根拠③
・結論
4.エピソード型:目撃談や体験談を面白おかしく伝えたいときに使いやすい型。所感、報告、ブログなど。
・きっかけ
・ストーリー
・クライマックス
・まとめ
Posted by ブクログ
久しぶりに樋口先生の本
基本型
問題提起 意思表示 展開 結論
結論先行型
結論 根拠1 根拠2 根拠3
→これが基本だな
根拠先行型
根拠 根拠 根拠 結論
エピソード型
きっかけ ストーリー クライマックス まとめ