樋口裕一のレビュー一覧
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この本に出てくる、例え。『人の話を最後まで聞かず、早合点する人』『文面通りにしか受け取れない人』『過剰に共感する』『一対一でないと話せない(予測もしない3人目の意見に対応出来ない、自分と価値観の違う)、自分の都合のいいところだけ聞く』私だなぁ。
会話とは、相手の情報ストックの機会。そして、相手の事を、自分と合うか、とか好きか嫌いか、という物差しではなく相手の思考のクセを見抜くようにする。
大人の会話には、ウソが不可欠。社会的役割としてのウソ。でもそういった皮肉嫌味謙遜お世辞冗談がわからない人がいる。。私だなぁ。何か言われると、その奥を勘ぐってしまってネガティヴ思考に。
話している事の大半は、人 -
Posted by ブクログ
これは感想文だから情緒たっぷりに書こう。
樋口裕一先生の「やさしい文章術」を読んだので、復習も兼ねて読んでみた。前に読んだ内容と同じようで、目新しい話が無かったのが残念。
多少新しかったのは
→自分の型を作る・専門用語は「」・書く内容は欲張らない・そうとも限らないが多いとインパクトがなくなる。
樋口式四部構成の型は 「問題提起 」 「意見提示 」「展開 」「結論 」の四つのパ ートから成り立つ。型が決まっているのが特徴。
もちろん久恒先生の図解もわかりやすい。すぐに頭の中で整理しつつ、鳥瞰図として使うのがベター。文章における接続詞が図解では矢印。
樋口先生の本から入ったので余計に文章寄 -
Posted by ブクログ
著者は仏文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、小学生から社会人までを対象にした小論文指導に携わり、独自の指導法を確立。通信添削による作文、小論文専門塾主宰。現在、多摩大学教授。
教養があるからこそ、幅広くものを考え、他人の要望も理解したうえで判断できる。
教養とつけるのにふさわしい本を読み、自分の読みたいものを的確に探し出して読んでいけば、必ず読書好きになり、教養が身につく。
本書は、上記の通り、読書から教養を積む方法を著者の経験をもとに以下の3項目から説明している。
①教養を人生の武器にせよ
②はじまりの1冊から教養を広げるノンフィクション読書術
③何からどう読むか?文学作品 -
Posted by ブクログ
世の中、ちょっとした「教養」ブームみたいになってますが、「教養」って何かの資格みたいにささっと勉強して身につけられるものではないと思うんですよね。
つまり、知識とかスキルのような類ではなく、その人の佇まいというか、存在そのものから立ち昇るオーラみたいなものに近いんじゃないかと。
一朝一夕で何とかなるものじゃなく、やはり日々の積み重ねそのものだと思います。
古今東西、様々な考え方に触れることで、自分自身を相対的に、客観的に見られるようになること。そういうものも教養だと言えるとすれば、本著のような読書ガイドは非常に役に立ちます。
読みたい本を読みたいように読むのがベストだと思いますが、自分