あらすじ
何気ない会話に、その人の知性が現れる。難しい議論をしたわけではない、他愛のない世間話をしただけなのに……。社会に出れば話し方ひとつで、仕事ができるかどうか判断されてしまう。本書では、巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。「知ったかぶり」「矛盾だらけ」「繰り返しが多い」「具体例がない」「説教癖」など、思わず身近なあの人の顔が浮かぶ。そして、あなた自身も「バカに見える話し方」をしているのだ! 文章指導のプロが「書くこと」と「話すこと」の共通項を見つけ、痛快に綴る。
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Posted by ブクログ
頭がいい話し方をするにはどうしたらよいか知りたい人には向かない。
身近にいる、イラッとくる人を思い浮かべながら、なかなかその人に直接物申す訳にもいかず、もやもやしている人におすすめ。
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人から見て評価が下がりやすいしゃべり方や、考え方をタイプ分けして、それに対する自分の改善法、他者が行っていた場合の対処法をまとめた本である。
やや偏った分析もあるので自分の頭でかかれている内容をとらえ直す必要があるが、自分を見直すきっかけとなりうる本である。
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頭の悪い人の話し方が40の項目に分かれており、それぞれについて周囲の人がどう対応すれば良いか、本人が自覚するためにどうするか書かれています。
なるほど確かに、と思える部分がいくつかありました。
例えば、「教養とは、自分とは別の価値観をも許容するということだ。」「差別というのは、ある種の人たちを『特別の人たち』『自分たちとは違う人たち』とみなすことなのだ。」などです。
もう少し歳を取ったらこの本を読み返して、ここに書かれているような話し方になっていないか自分を省みたい。
Posted by ブクログ
この本を通して、これ自分に当てはまってるなぁとか周りにこういう人いるなぁ等色々と思い返す点が結構多かった。自分の場合・周りにいる場合で対処法が載っているので、とても親切で読みやすい。
Posted by ブクログ
どちらかと言うと頭の悪い人の話し方を事例別にまとめたもの。
分かりやすかったです。
"これだけ数があるんだから"と思わなくもないけど、
自身に該当するものもあったので改善していけたら良いな。
まずは知識を身に着けていくところからかな?
Posted by ブクログ
あー周りにこういう人いるなあ〜!というような事例が沢山。その対処方法や、自分が当てはまった場合どうしたら直せるかが指南されていて面白い。専門的な研究書というよりは、カンに触る人について わかる! と言いながら一緒に愚痴っているような気持ちで気軽に読める本。
Posted by ブクログ
「頭がいい人、悪い人」と言うよりは、ウザい人の話し方ですね。
自分にも心当たりがある部分があります。
ここに挙げられている40のウザい話し方を心に留め、ウザがられないように注意しよう。
Posted by ブクログ
読み終わった率直な感想。
「人と話すときは良く考えて、冷静かつ時には大胆に、多くは語らない」のが頭がいい人の話し方の基本姿勢なのかなぁということ。
何だか、アタック25の回答者の基本姿勢のようでもあるが。
じゃぁ、私には無理だ。冷静さはなく大胆とは程遠く、多くを語ってしまう。
読んだら頭のいい人の話し方をマスターできると思って読んでる時点で頭は悪いのか・・・。
読んで、無駄にはならないと思う。
これからも、人と話すときは、「あぁ、この人頭いいなぁ、いいな~。」と思いながら会話したいと思います。
Posted by ブクログ
古本で読んだ。
お馬鹿さんの特徴的な話し方や話の内容を40挙げ、それぞれにこうするべきだとか、そんな人にはこういう姿勢で対しようとかが書かれている。
どの例も、そんな傾向の人はいるにはいるなとは思うが、やや極端で、かえって参考にならないのかなとも。話し手の頭の悪さを強調しておかないと、この手の本の筋が通らないからかな。
しかし「教養とは、自分とは別の価値観も許容するということ。自分だけの狭い価観にとらわれず、別の価値観を理解し、広い立場に立って判断できるということ」、「賢さとは分析力」は、確かにだな。
あと、カタカナ言葉をやたら使って、あなたとはレベルが違うんだよ、を匂わす人の例題もあったが、これはテレビを賑わす自称評論家の面々が当てはまるように感じた。確かに良い印象は持てない。
読書をする人にはこんな人はいないだろう と言うのが、私の結論。
Posted by ブクログ
話し方の悪い人を例をあげて書かれて その後 対策方法などが書かれているので 同じ会社の人に対しての自己防衛なども上手くこなせそうな内容でした。
もしかしたら 自分もどれかに当てはまってるのかも?
と思うと ドキドキしましたが ちゃんと 自覚するためのワンポイントも書かれていたので 良かったと思いました。
できれば
自分は最後の章の こんなバカなら許せる この程度なら被害はない という 人種に当てはまってれば良いなーなんて 思いました。(笑)
Posted by ブクログ
「こんな話し方は頭悪い」と40項目も並べられたらどう話すのが正解なのか分からなくなる。
あとその項目事にその人に対する周囲の人の対策が書かれているが、基本そんな人間は無視するかその場から離れることと書かれていて、その通りにしたらあまりにも嫌味で冷たい人になってしまうのではないか。話し方の参考にするのは良いが、その対策についてはあまり参考にしない方が良いなと思った。
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「頭が悪い」と思われてしまう話し方を列挙し、その話し方をする人への接し方と、自分の悪い点を直すためのアドバイスが書かれている。
章立ては、
①あなたの周りのバカ上司
②こんな話し方では、異性が離れていく
③絶対に人望が得られない話し方
④こんなバカならまだ許せる
全部で40種類の話し方が紹介されていて、これに全く当てはまらない人なんていないだろ!というのが感想。
筆者もあとがきに「立派な人でもこういう話し方をする人がいる」と書いていたけど。
私は「自分のことしか話さない」と「おべっかばかりで自分の意見を言わない」が当てはまると思う。
前者の対策は、文章で発散させること。
後者はネットなどでもいいから、自分の意見を語り、自信をつけていくこと。
だって。
Posted by ブクログ
2022/11/15
この本が出た当時、確か買って読んでだけど途中で挫折したような記憶。
出版が2004年となっていたので、18年も前に書かれた本です。
タイトル通りの内容で、他人から見て「頭がいい」「頭が悪い」と判断される話し方の特徴がまとめられていて、頭の悪い話しかたをする人についていろいろな状況やパターンに応じて、身近にそんな話し方をする人がいた時の対処法と、もし自分がそのような話し方をしていたらどうしたらいいかということについても触れられている。
内容に共感できる部分も多数。自分自身の会話や人とのコミュニケーションの仕方を見直すきっかけになると思います。
書かれている時期も時期ですが、読んでいると「そんな状況ある?」みたいな内容も多数。著者は予備校で国語を担当している人で、文章に関しては色々な知識やノウハウを持っていると思うのですが、いざ使うとなった場合に、その事例がだいぶ限定的な状況のものが多いなーと感じました。
気になるところや共感した部分を再度読み返して見たいなと思います。
Posted by ブクログ
周りでもよくいるなと感じるタイプと話し方が網羅されており、対処法も記されています。
会社やプライベートでの付き合い方に役立ちます。
しかし、筆者自身かなり難し目の言葉を使ってきます。お世辞にも大多数が知っているような諺や成句、漢字も多用してきます。
私の知識がないだけかもしれませんがそれなりに本は読んできたつもりです。
本書では、頭のいい人は専門用語などは使わずわかりやすく説明するものだ書かれていたのですが、、、注釈もなくこの文体だと、、、その辺に関しては疑問符ですね。
Posted by ブクログ
様々な話し手のパターンを網羅しており、
相手と話しながら、どのパターンなのかを
意識するようになりました。
上手い話し方とは、
相手に分かり易く伝わる話し方であると
言えます。
Posted by ブクログ
具体的な頭の悪い話し方を挙げて「そういう人に対してはこうしましょう、自覚するためにこうしましょう。」という構成で細かく分けられて記されているのでまあまあ読みやすい。しかし、反面教師がたくさんあっても肝心なのは「どのような話し方をすれば頭が良く見えるか」で、その内容が足りなさすぎるなと思う。反面教師はいっぱい提供するのであとは自分で考えてくださいってことですかね。頭の悪い人だと「こういう話し方さえしなければ頭良い話し方してるってことだ!」って思っちゃうかもしれませんね。
Posted by ブクログ
・もう一度読みたいか:はい
・仕事に活かせるか:はい
・プライベートに影響するか:いいえ
・読めない漢字の量は:4
(1非常に 2多い 3普通 4少し 5無い)
Posted by ブクログ
頭が悪い人がどんな話し方をするか、という様々な例が挙げられていて、昔の自分に当てはまるなとか、今の自分もこうなっていないかとか、あの人はこれに当てはまるなとか、色々想像しながら読んだ。
その中で、「賢いということは、様々な現状を総合的に分析し、そこから的確な結論を導き出すことだ」という事が書いてあり、とても納得した。いろんな分野の本を読んで知識を増やすことは、まさに賢くなるということなんだなと。
Posted by ブクログ
確かに頭が悪い(というか話が面白くない)人の特徴を漏れなくカバーしていると思うが、必ずしも頭が悪いと思われるような特徴ばかりではない。
結局、頭が悪い人というのはロジックがない、またはすごく浅いということに尽きると思う。
<気づきポイント>
物事は道徳のレベルでは動かない。
他人の判断に寄りかかっていると知性を感じない。
権威を鼻にかけるのは論理性に自信がないから。
教養とは自分とは異なる価値観を許容すること。
Posted by ブクログ
著者の主観が入っていて根拠薄弱。意見をただ述懐するだけでは、読者を納得させることは不可能だ。根拠が欲しい。頭が悪い人の話し方という主観的事実を長々と説明しているだけで新鮮味はなかった。でも、伝え方を直そうと改めて考えるきっかけにはなった。
詭弁を弄する。
Posted by ブクログ
社会人になるときに読みました。自然と発する言葉によって、頭が良くも悪くも見えることがよくわかりました。自身を振り返るキッカケになり、学生中に読んでいて良かったと思います。
Posted by ブクログ
世間で出会う人と上手くやる対処法が書かれている。
色々な個性があってなかなか上手く話すのが難しい、と思う方の事例もここに書かれている。
逆に自分のが他人に与えている印象など、当てはまる部分もあるのでこの本を見て学んでいくべき。
Posted by ブクログ
頭のいい人の話し方が載っていない。けど、これは頭の悪い人の例を示して、こういう発言をしないよう考えようって本。
自分の過去を振り返りながら読むってのがこの本の使い方。結構思い当たる節があった。。
Posted by ブクログ
仕事が早い職場の先輩が読んでいたので真似して買った一冊。小論文や作文の指導に携わり、多くの文章を添削してきただけあって、無駄がなくさくさく読み進められる。「こんな人いる。」「私のことかも。」と省みながらも、割と楽しく読むことができた。ただ、「頭が悪い人(愚かな人)」にばかり焦点が当てられており、頭のいい人の話し方というものに関してはやや内容が薄いように感じた。続編があれば読んでみたい。
Posted by ブクログ
頭が悪い人の話し方のみが色々なパターンで紹介されているため、タイトルの「頭がいい人、悪い人の話し方」に惹かれて買った私としては思っているのと違う内容だったなというのが正直な感想。
しかし、タイトルと内容を切り離して評価をするならば★3。
一ページごとに陥りやすい頭の悪い話し方の例が載っており、そういう人への対処法、自分がそうだった場合の改善法が載っており、サクサク読み進められる。
特に、自分が当てはまるなぁと感じる部分については、客観的に見つめられる分、なかなか切なくなる。笑