樋口裕一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【きっかけ】
2019年12月、本屋に立ち寄ったときに、齋藤孝『大人の読解力を鍛える』とともに読解力フェアと題して紹介されていた。
【感想】
氏の本を読むのは、4冊目。①『小論文これだけ』②『教える技術の鍛え方』③『頭がいい人悪い人の話し方』
④が本書。
文章を書く際には「3WHAT3W1Hを意識しろ」と書いていたが、細かく分けすぎではないか。まず3WHAT3W1Hが何かを覚えるところから大変だ。そこまで細分化しなくても5W1Hで十分だと思う。
「小論文とはイエスノーを論じることだ」と『小論文これだけ』でも述べていた気がする。樋口式四部構成は参考になった。型として使えるようになりたい。
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Posted by ブクログ
メモった内容
・頭は、先天的ではなく、「訓練」の賜物
・まずは、批判的である事。
反論できないときは、補足しろ。
・必ず、相手の意見の問題点を見つける事。
・「使いにくいが、優れた」人間になるべき。
・新聞や雑誌の投書欄とケンカしてみる。
・3WHAT 3W 1Hで考える。
→「それは何か(定義)」「何が起こっているか(現象)」「何がその結果起こっているか(結果)」。「WHY(背景、理由)」「WHEN(いつからそうなのか、それ以前はどうだったか)」「WHERE(どこでそうなのか、他の場所ではどうなのか)」。HOW(どうやればいいか=対策)
・独創を生み出す秘訣は、極端な仮定
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Posted by ブクログ
"軽い読み物だった。どんな場所でもどんな人とでも、さりげなく会話ができたら、どんなにすばらしいだろう。そんな理想に近づくことができたらいいなぁと思って手にした本。
知的会話とは、論理的思考力+教養のことで、さらにはユーモアのセンスと明るさがあること、だと著者の樋口さんはいっている。この本では、論理的思考力については、あまりふれていない。
第一章「知的会話の基本は聞くこと」
第二章「知的会話は教養に支えられる」
という構成。
本書に載っていた知的会話の10鉄則、知的メールの10ポイントをメモしておく。
知的会話の10鉄則
1.自分から話さず、相手の話を頷きながら最後まで聞く
2.話を -
Posted by ブクログ
長年に渡って小論文の指導に当たってきた著者による文章読本です。小論文ではなくエッセイの書き方を解説しており、『編集会議』主催の編集・ライター養成講座の生徒が書いた文章に著者の添削・講評を加えたものも掲載されています。
小論文と同様、本書でも著者は「型」を提唱しています。すなわち、(1) これから書こうとする出来事のきっかけなどを提示する「予告」、(2) 出来事を具体的に語る「エピソード」、(3) エピソードで書いた内容から得た印象や考えなどを掘り下げる「展開」、そして、(4) 全体の「まとめ」という4部構成で文章を書くことを勧めています。
そのほかにも、種々のテクニックが紹介されています。