樋口裕一のレビュー一覧
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あっぱれな最期。
つまり潔く死に臨むためには、極めて大雑把にまとめると、自分などちっぽけな人間だと自覚し、自然の流れを感じながら身の丈に合わせた暮らしをすることと言えると思います。
人間はもちろん、生物は必ず死ぬ。
生き切ったのだから当然と言う自然な流れを、受け入れることが出来ると言うことでしょうか。
かつて別の本で、医師である著者の方が患者さんに、死とは何ですか?と訪ねたところ、「変化だよ」と即答されたと言う話を思い出しました。
生と死の研究は、本書でも紹介されていますが無限の考え方が古くからあります。
誰も答えを知れないこそのことですが、それらを読めば読むだけ、死後には何も残らないのか -
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ネタバレ各章ごとに、会話・質問場面の想定があり、
こんな時にはこんな質問が良いと記載があるので、
そういう場面に遭遇したら、
すぐに使える点が分かりやすく、読み進めやすかったです。
また、良い質問だけでなく、やってしまいがちな悪い質問例があり、
私もこんな質問していた!!と気づきがありました。
全部で、5章まであります。
1章「有益な情報を引き出す質問」は、
私自身がすぐに実践できそうだし、
質問をするという行為の基本ではないかと思いました。
・質問の3WHAT
・質問の3W1H
・確かに~~しかし~~
・異議申し立ての「ん?」
ココは付箋を付けて、何度も読み返しました。
ピンチをチャンスに変え -
Posted by ブクログ
大学入試の小論文などで頻出するテーマをそれぞれ分かりやすく解説した一冊。現在の世界情勢や社会問題、また新聞やテレビでよく聞く言葉などを分かりやすく解説しているので、社会人にとっても勉強になる。
アメリカと中国の対立、バブル経済からデフレスパイラルまでの経緯、教育、移民、生命倫理、AI問題などなんとなく知ってるけど詳しくは説明できない、そんな話題を基礎から簡略的に学ぶことができる。基礎的なことが頭に入るとテレビや新聞で報道されるニュースがもっとよくわかる。
池上彰さんの本よりは、もっと全体的なざっくりとしたまとめという感じがした。テーマごとに賛成・反対意見も記載されてるので受験勉強には特に役 -
Posted by ブクログ
主旨はわかりやすく、読みやすかった。
200頁弱の本です。
当然文章は、短ければ短いほどわかりやすいのが原則
・本題が何なのかさっぱりわからない
・何か長々と書いてあるのだが、言いたいことがよくわからない
・自分がいいたいことで、相手の知りたいことが何なのかがわかっていない。
・あらゆる情報を詰め込んでいて、伝えようとすればするほどまわりくどくなる。
を著者の編み出した4部構成で改善しようが主旨です。
頭の中を整理しよう⇒要約する
何かを伝えるときの最小単位である、4行(=4部構成)をつかって要約しようが、キモです。
4つの型があります。
基本型 ①問題提起 ②意見提示 -
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Posted by ブクログ
好きなものに対して、その先を求めたことがなかった。なんとなく、好き。それで完結していたことに気づいて震えた。誰かにいいよって言うけど、話が膨らまなかったのはこれだ。自分自身で何がいいかもわかってないから、誰にも言えない。
この本を読むまで、それでいいと思ってたけど、そんな表面上の好きを私は求めてなかったんだ。
家にあるもの、身につけているもの、なんとなくそばにあるものは、何かを理由に選択している。
ほしいものは、なんとなくで探すからもなかなか見つからなかったのかも知れない。
当たり前に過ごしている何もかもに理由があることがわかって、好きなもの嫌いなものの見る目が変わって、自分を知るきっかけにな