あらすじ
家族や友人とクラシックコンサート鑑賞、あるいは美術や古典芸能鑑賞。そんなとき、「良かった」「すごかった」と言うだけでは教養を疑われてしまう。しかし、本書にしたがって鑑賞のポイントを押さえるだけで、すぐに「通」になれる!多岐にわたる分野からの教養が必要な小論文の指導者にして文学翻訳家、クラシック音楽批評家でもある著者が、人生に役立つ教養の身につけ方を初心者向けに手ほどきする一冊。◎最初に出会うべき作品リスト――何から見る・聞く・読むといいか◎作品の「目の付けどころ」はここ!◎これだけ知っておけばいい予習ポイント◎「ツウだ」と思われる感想の話し方――この本のステップに沿って進めば、おもしろいほど教養が身につく!
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Posted by ブクログ
ちょうど国宝を見たので、歌舞伎に興味がわいてきた。
一等席、国立劇場で見てみたいと思うようになった。
知らない世界に詳しくなることは、興味の幅が広がる。それは人生をより豊かにしてくれると思う。
Posted by ブクログ
芸術初心者に向けての指南書のような一冊。
さすが樋口さん。博学!
まずそのことに感心させられます。
クラシック音楽、オペラ、文学、美術、能や歌舞伎などの日本芸能の、それぞれ第一歩を踏み出すコツ、何からみると良いか、これさえ知っておけばツウ、鑑賞のエチケット、ツウと思われる感想、ブログ例、などを事細かに説明してくれている。
この一冊を押さえておけば、あらゆる芸術の分野の触りを知ることができるし、ツウぶれる(笑)というお得な本。
私が個人的に、見てみたいな!と興味を持ったのは、以下のオペラ。
モーツァルト「フィガロの結婚」「魔笛」
ヴェルディ「アイーダ」
ヨハンシュトラウス2世「こうもり」
ロッシー「セビリアの理髪」
です。
樋口さんの一言解説も本当に上手く、惹きつけられる。
歌舞伎や能もいつかちゃんと見てみたいなぁ。