あらすじ
「○○しなきゃいけない」で溢れかえった現代、満ち足りた老後を送るために必要なのは「もうやーめた」?
ベストセラー『頭の良い人、悪い人の話し方』の著者による、自由で幸せな後半生への招待状。
【もくじ】
第1章 我慢はしなくていい
●「もうやーめた」のスタンスでいい
●力の衰えを嘆かなくていい
●完璧主義は卒業でいい ほか
第2章 無理はしなくていい
●見栄を張らなくていい
●愚痴をこぼしていい
●自分でできなくていい ほか
第3章 好きな人とだけつきあえばいい
●トシのせいにしていい
●不愉快な人とは縁を切っていい
●気を使わなくていい ほか
第4章 がんばらなくていい
●ギブ・アンド・テイクを考えなくていい
●友情はときどきでもいい
●家族と理解し合おうと思わなくていい ほか
第5章 楽しいことだけすればいい
●自分史を書いてみる
●旅に出てみる
●昔の映画をもう一度見る ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
年配者向けの本みたいですが、30代の自分にも、とても参考になる考え方が載っていました。
自分はすぐに、○○しなければならない思考にとらわれてしまいます。
そんなときは、『…だけすればよい、
…する方が好ましい』と考える。
気分の浮き沈みを少なくするために、『たかが…されど…』思考を取りいれる。
進歩主義に陥らない。練習しても上達しなくていい。ヘタならヘタなりに楽しめばいい。それでも好きなら続けばいいし、ツラければやめればいい。
心を少し軽くしてくれる良い作品でした。
匿名
中日新聞に連載されていました。
自分もだんだん年をとっていくので参考になる点が多い。
しかし、今のところはそこまで枯れていないので、当てはまらないことも多い。この著者は一人旅が好きでSNSを駆使し、いろいろなことに挑戦している印象を受ける。そういう生活は私に言わせれば、活動的に過ぎる気がする。
私が一番共感できたのは自分史を書いてみるところである。文学を読んでみるとか、映画をみてみるとか、美術を鑑賞するとか、すぐに出来ることから実行してみよう。
この本を参考にして自分なりの生き方を考えて、実行して、まとめてみよう。
Posted by ブクログ
「しなくていい」と思えば世界が広がる。
しなくても大変なことにはならない。天職ならば続ける。
無気力にならないためには、自分で決めたことだけする。
引き算で考えない。少しでもできるようになったら喜ぶ。今から足し算だけを見る。
自慢話をする会を開く。面白い自慢話は、自慢+ボケ、自慢+知恵、自慢+裏話、自慢+情報。
世の中の愚痴をこぼす会。
努力はやめる。上を目指す必要はない。
余計な心配はしない。世の中は全部冗談だ。
進歩主義をやめる。上達しなくても楽しむ。
歩くのをおっくうに感じ始めたら、免許を返納して歩く。
愛情の総量が幸せを決める=幸せになりたかったら、何でも愛情を注ぐ。周りの者、もの、をなんでも好きになる。ささやかな幸福を感じる。
孤独の中で楽しめることを見つけておく。ライフワーク。作品作り、勉強、読んだり書いたり。
自分史を書く。ブログを書く。
旅行は基本的に一人旅。
学ぶこと自体を楽しむ。上達しなくても忘れてもいらいらしない。
Posted by ブクログ
まずまず。
内容が薄いというか、得るものが少なかった。
言ってることは正しい。定年したら、やりたくないことはせず、やりたいことだけする。付き合いたい人とだけ付きあう。
考え方次第で、やらなくてもいいことは多いと感じた。