文章力の鍛え方

樋口裕一

人とのコミュニケーションがうまい人は、概して会話能力が高いものだが、その会話力を身につけるには、そもそもある一定レベル以上の「文章力」がなければならない――
こう唱える著者・樋口裕一氏による本書には、就職難にあえぐ学生や不況の世を生きるビジネスパーソンに必要な「文章力」を上達させる、ひいては激化する競争社会を勝ち抜くためのコミュニケーション能力をアップさせる樋口流ノウハウが満載。単なる文章力養成法ではない“物事を考える力を養うヒント”を読者に伝授する内容となっています。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / ビジネス教養
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 中経の文庫
• 電子版発売日: 2015年01月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

こういう文章の書き方を学校で習いたかった。自分が感じたことの根拠をうやむやにせず、ちゃんと言葉で表現するようにしよう。それが文章を上手く書くコツらしい。あと、新聞の投書欄を読むようにする！

[ブクログ · ★★★★★]

ネットのライティングの参考文献として。
さすが小論文の神様だけあって、理路整然とした文章。著者の他の本も読んでみよう。

「 ～だろうか 」 「たしかに … …しかし … … 」 「なぜなら … … 」 「したがって … … 」の四部構成、たしかにで譲歩するってのがポイント。
批判オンリーだとライティングしていても、文字数不足になりがちだし、話も盛り上がらないうちにペシャっと終わる。
でも「たしかに」は話のふくらし粉になってくれる。
まずは小論文で論理的トレーニングして、頭よさげな文章書けるようになりたい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

論理的思考法と、論理的文章の実践に役立つ本。
小論文の組み立て方、はてまたエッセイにも活用できる文章構成の作り方など、多岐に渡る文章術が短い章構成で解説されている。
ビジネス文章やメールの解説もあり、多方面で役立つかと。
一番難しいのが身にするための実践なんだよね…