大高忍のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレついにアラジンとアリババも、シンドバッドと激突!
ここでアリババの死んだ後のお話も明らかになって、また一つ話のスケールが大きくなった。縦横の壁を全部壊して死後の世界も繋げる…すごいな…。
アリババはまた一皮剥けたというか、自分の強みをはっきり認識してシンドバッドと対等以上に話をしているのがすごい。確かに、古今東西探しても死んでから生き返った人間はいないよね(笑)
ただそんな中で思いついた作戦を話しつつ、アラジン、シンドバッド、アルバ、ウーゴを巻き込んで議論を展開し、より良い作戦を生み出しているのが本当に出来る男だなと。
結局シンドバッドもアリババのペースに巻き込まれつつあり、これからどうなっていくのか益々分からなくなりました! -
ネタバレ 購入済み
再会(≧∀≦)
成長したアラジンとアリババくんの再会やら、アリババくんがモルジアナにプロポーズやら、見どころいっぱいの巻♪
再会の時に二人が出会った頃の回想シーンがあって懐かしかったです。また最初から読んで見たくなりました!
-
Posted by ブクログ
最終章・二年後編の本格的な始まりとなる30巻である。アリババを主人公とした物語は、まずは二年後の世界を見て回ることから始まる。煌帝国からバルバッド共和国へ、マグノシュタット、エリオハプト王国を経て、レーム帝国へと辿り着いたところで物語は閉じられている。
ここでのテンポ感の良さはさすがの手並みだろう。バルバッドでの因縁を晴らし、マグノシュタットでヤムライハと、エリオハプトでシャルルカンと再会を果たし、レーム帝国でマスルールとティトスとの再会。その対話の中で二年後の世界を少しずつ描いている。
またその物語の軸となっているのが「煌帝国復興のために交易路を構築する」という展開であり、あくまで煌帝国の使者としてアリババは各国を巡っている。最終章の軸が煌帝国であるのは間違いないだろう。
最終章としてはまだまだ序盤だが、その手並みの巧みさと、繰り返されたアリババとシンドバッドの対話シーンの緊張感なども加味して星五つで評価している。
なんでもない間の巻なのに、そこから立ち上ってくるワクワク感とヒヤヒヤ感は本当にお見事。楽しませていただいた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ煌帝国決戦の後始末と、そしてアリババくんの復活巻です!
前の巻までが重苦しく救いのない展開だったのと対照的に、
この巻では登場人物のそれぞれが進むべき道を定めているせいか、妙に清々しいですね。
白龍は、紅炎を殺さないという決断を。
アラジンは「ただ一人違和感を持つマギとして生きていたい」という決断を。
モルジアナは「アリババを殺した白龍を見ている」という決断を。
正直、白龍くんは、恨みをいだいて飲みこまれているうちに変質してしまっているということも気付いてるんだろうなあと思っていましたが、気付いてませんでしたね。
皇帝になってどう変わったのか、そしてなぜ失踪したのか、ここが空白の二年間。
気になりすぎます。
一方、主人公であるアリババは時間からすっかり取り残された形で目を覚まします。
死ぬ前はあんなに苦しくて辛そうだった表情が明るく逞しくなりましたね。
主人公だからなんでしょうか、この安心感は。
そんなアリババが、アラジンとモルジアナと再会とはいかずまずはシンドバッドと対峙。
昔よりずっと対等に話ができている感が凄い、というか、初対面ではシンドバッドに品定めされてたのに今や逆くらいのいきおい
シャルルカンとヤムライハにも会いにいってくださいお願いします
そしてアラジンかと思いきや次は紅玉
焦らす・・焦らすよ大高先生は・・・・
でも実際あの戦いで一番トラウマ背負ったに違いない子ですからね。
一緒に悩んで、苦しんで、戦ってあげてほしいです。
そしてしっかり解決して、紅玉ちゃんが笑えるようになったらアラジンのところに行ってあげてほしいです。
この巻を読むにあたって、前5冊ほど読み返したらアラジンの孤独に泣いてしまったので・・。
アラジンにはアリババがいないと・・・。
早く会いに行ってあげて!
続きが楽しみすぎる、なぜか読後感さわやかな29巻でした! -
Posted by ブクログ
煌帝国編の後始末が行われて、物語はとうとう最終章に突入している。様々な因縁を抱えながら展開する物語は、2年後を舞台にしてどの方向へ進むのか、定かでない。
注目すべきは、ついにその姿を見せたアルバと、復讐の道に囚われた練紅玉。物語は彼女らを舞台に引き上げており、最終章においても重要な役割を与えることだろう。
それにしても、最終章の主役はアリババが務めることになるのだろうが、引きが「友達として紅玉と正面から会う」というのだから、本当に心憎いところだ。
練白瑛の活かし方や脇役極まりないブーデルなんてキャラの使いどころも含めて、本当に無駄がなく、展開に無理もない。それは社会の図式の描写においてすらそうなのだから、本当に大高さんの腕前にはシャッポを脱ぐしかない。
今回は星五つで評価している。最終章がどう展開し、そんな結末に向かっていくのか、楽しみにしたいところだ。 -
Posted by ブクログ
いま最もハマっている漫画。
MXのマグノシュタット編からアニメから入ってコミックで復習して今に至る。
作者の、伏線張りつつも後ほどきちんと回収していく姿は非常に好感が持てる。どんどん広がる重層的な物語、そして展開が速い速い!アニメだとカラーで躍動感とスケール感すごいし緊迫感のあるBGMも相まって一話一話が濃厚なんだけど、コミックだとあんな大事なシーンがサラッとしていて無念。
また、価値観の違いや正義の定義など至極真っ当なテーマ設定でグサッとくる場面もある。汚れちまった大人向きだなあと。
あとは単純にジュダル×白龍、アリババ×アラジンを妄想しています。ほんと最低。汚れちまった悲しみに。 -
Posted by ブクログ
凄惨な一騎打ちにピリオドが打たれた27巻である。詳細は伏せておくが、互いに痛み分けと言ったところだろうか。だが、あまりに酷い痛みが物語を苛んでいる。
この辺の容赦のなさは、さすが大高さんと唸るしかない。ちょっとカバーにネタバレが含まれているが、そちらでの展開にしても、別の意味で容赦しない大高さん。いや、うん、好きですけどね、そういうの。
物語は東西に分裂した煌帝国が全面的に衝突する、その開戦の模様でクローズされている。この展開も、マグノシュタット編のようにかなり巻数を取られることが予想されるが、さてどのような凄惨な戦いが描かれるのやら。恐ろしいような、楽しみなような。
今回も楽しませていただいた。本当に、大高さんの描くドラマは質が高い。星五つで評価したい。