大高忍のレビュー一覧

  • マギ 10

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     今回はダンジョン攻略と、アル・サーメンとの遭遇編。シンドリア編も物語が進行してきた形だろう。
     練白龍との交流と、もっさんの覚醒が主な内容となるのだろうが、それにしてもさすがは大高さんというべきか。もっさんの覚醒にこんな展開を付け加えるだなんて、さすが容赦ない。
     パーティ構成的には剣士、魔法使い、モンク、遊撃の白龍といった形のバランスの取れた状態でアル・サーメンと対決できれば良かったのに、ここで大きな打撃力を失ってしまったのはかなり厳しい。
     物語的に、誰がザガンを受け取るのかは見えた気がするが、そうした物語の敷き方も上手いところである。

     というわけで、今回は星五つ。次への引きとしても

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    2015年06月05日
  • マギ 8

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     バルバッド編が終結するこの巻は、救いの物語であったと言っていいだろう。二人の主人公が織りなす勇気は、本当に稀有なものである。特にアラジンが導いた真実は、人々の救いとなったことだろう。
     その状況もまた煌帝国の掌の中であった、とまとめてしまうのだから、本当に大高さんは容赦がない。その上で、半年後の二人をあんな感じにしてしまうのだから、本当に容赦がない。(笑)
     物語は次のステップへと進み、よりこの世界が詳らかになっていくことが期待されるところだろう。シンドリア編も楽しみにしたい。

     文句なしに星五つである。

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    2015年06月03日
  • マギ 7

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     アリババの決断により終結したかに見えたバルバッド王国の変も、霧の団の介入により激変する。運命の逆流。ここで初めて、マギの物語が持つ対立構造が明瞭化された形だろう。
     悲しむべきことであるが、しかし、スラムで虐げられたカシムが望んだ望みは、わからなくもない。その望みがもたらす結末は次巻へと続く形だ。

     星五つと評価せざるを得ないだろう。アリババの決断は、あるいは責任逃れと見ることもできるだろうが(革命より百年の悪政を、という格言が確かアラビア方面にあったはずだ)、物語としての鮮やかさと説得力は素晴らしいものがあった。

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    2015年06月03日
  • マギ 4

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     モルジアナとアラジンの再会を巻の始めに描いて、物語はバルバッド編へと突入する。
     まだまだエピソードの緒戦ではあるが、重要人物であろうシンドバッドが登場し、主役の三人も思いがけない再会から、さらに顔を合わせて話し合うところまで物語は進む。
     相変わらず一冊に詰め込めるだけ詰め込んでいるような印象であるが、アラジンとアリババの再会は胸が痛むような鋭いシーンである。こうした描き方に容赦がないのが、おそらく大高さんの持ち味なんだろうな、と思う。

     まだまだエピソードは始まりであるが、期待も込めて星五つと評価したい。

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    2015年06月02日
  • マギ 3

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     物語は一転して、東の地で遊牧民族と定住民族の抗争を描いている。その地へと飛ばされたアラジンの物語である。
     いや、一冊でやるような内容かと、本当に唸らされるような展開に次ぐ展開で、これ普通の作品なら三、四冊は掛けるよね、くらいの濃密な物語である。
     犠牲者を出しながら決断する誇り高き草原の民と、それを受け入れる王女の凛々しき姿は鮮烈であり、一冊ながら印象に強く残るところだ。

     大きな物語も中核を少しずつ披露しながら進んでいるし、その按配などは本当に達者なものだと思う。この巻もまた星五つと評価したい。

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    2015年06月02日
  • マギ 2

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     二巻はダンジョンクリアから一転、急展開の物語となっている。
     ダンジョンの物語からして濃厚な人間ドラマであり、二巻でここまでするかと唸らされるところであるが、さらに結末での別れと出発はあまりの急展開であり、いや二巻でここまでするんかい、とただただ驚かされる。
     物語の躍動感と、キャラを深めていくべきであろう状況とが綱引きをしていて、良いとも悪いとも簡単には言えないような、その意味で非常に意外性のある展開だった。いや、お見事としか言えない。

     このシリーズが持つ濃厚な人間ドラマは、正直少年誌でやるものだろうかと首をかしげるところはあるが、星五つは付けざるを得ない。すでに濃厚すぎるくらい濃厚な

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    2015年06月02日
  • マギ 1

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     アラビアンな世界観をベースにした壮大な物語の開幕である。すでにシリーズはだいぶ先を進んでいるが、後追いで少し読んでいきたい。
     この巻では物語の紹介となる一話と、親友であるアリババとの出会い、そして迷宮へと突入する物語が始まっているが、そこでのスケール感や描かれる絵のダイナミックさなど、すでに面白い漫画としての規格が見えている。
     濃厚なドラマが予感されるところを見ても、まあ同じ時間枠でアニメ化されていた影響もあるのだろうけど、個人的には「鋼の錬金術師」を彷彿とさせるところがある。ギャグとシリアスの緩急なども、そうしたオーソドックスな少年漫画として望ましいところだ。

     以前一度ざっと読んで

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    2015年06月02日
  • マギ 1

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    大高さんの絵の綺麗さに惹かれて読み始めました。そしたら面白い面白い…マンネリすることなく新展開が始まるので続きが楽しみ。

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    2015年04月25日
  • すもももももも~地上最強のヨメ~12巻

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    ネタバレ

    もも子が可愛いすぎる…っ!!
    内容はトータル的にちょっぴりえっちだけど、それでも男女の恋愛としても同性同士の友情としても感動的。
    当初はギャグだったのに気づいたら何回も泣いてた…。
    二人とも幸せになれてよかった。゚゚(´I`*゚)゚。

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    2015年03月09日
  • マギ シンドバッドの冒険 1

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    シンドバッドの冒険活劇!
    冒険していくごとに
    彼の魅力に惹かれ仲間が増え間違った世の中を世直しというか自分たちで国を作ろうという話。
    マギを読まなくても全然面白い。

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    2015年02月26日
  • マギ 24

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    ネタバレ

    面白かった。
    アルマトラン編が終了し、アルサーメン設立とアラジン誕生のいきさつが明らかにされ、各国は新たな局面を迎えることになる。
    とっても濃い内容だったので、またゆっくり読み返してみたい。
    ウーゴ君て、現世界の創造主だったのね・・・偉大すぎか。
    アルサーメンのメンバーにも同情すべきエピソードが多く、一概に「悪」と断言できないところも話を一層複雑にする。
    『平等』とは何か。
    イスナーン達がソロモンから離反する心理もわからなくはない。確かに、大切な存在を奪われた人と、そうでなかった人との差は大きい。
    愛する子どもを失い虚無感に苛まれるファーランと、愛する男の子供を腹に宿すシバは平等では

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    2015年01月17日
  • マギ 22

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    待ってました!!!って感じです。話の構成が凄いと思いました。なんでこんなの考えつくんだろう…アリババがモルジアナと幸せになりますように…まじで……

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    2014年10月06日
  • マギ 8

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    バルバット編終了!すっごく感動した!!何回読んでもカシムが死ぬところは感動する…。アリババは悲しいだろうな…。こっちまで泣きそうになるよ…。アリババが前よりもカッコよく見えるのは私だけでしょうかwそういえば、八人将ってどっかの国の王なの?なんかバルバットに来た三人の王が八人将に似てるっていうか…。うーん?

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    2014年08月25日
  • マギ 22

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    19巻
    表紙だれだよ・・・

    アリババかよ!!!分かんないよ!!!

    22巻
    表紙だれだよ・・・

    なんてね分かってる分かってる。アラジンだな。ずいぶんイケメンになりましたね

    別人かよ!!!


    裏をかかれました。
    本編は盛り上がって参りました。アルマトラン編スタートです。

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    2014年08月01日
  • マギ 22

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    紅炎もシンドバッドもずるいなーとか、アルマトラン出てきた!とか色々あるけど、ブラックすぎるフリーペーパーに全てを持ってかれた

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    2014年07月25日
  • マギ 22

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    わーい。ブレなく面白い(*´ω`*)アルマトラン編!レーム、シンドリア、煌の情報戦にアラジンの過去話で、キャラも増えたしなんだか話が複雑に。シンドバットさんの腹黒さ全開...以前のように勢いで読ませるというよりは、じっくり考えながら読む感じになってきました。これからどうお話が流れていくのか楽しみです。巻末のオマケ笑えます♪

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    2014年07月24日
  • マギ 22

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    いろんなことがつながっていく巻。アリババの甘さが見え隠れし、対するシンドバッドや帝国の政治に対する冷静沈着さが際立つ。ここから先どうなるのか楽しみ。

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    2014年07月20日
  • マギ 5

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    アリババの過去のお話。苦労人だったんですね。
    ジュダルは何者?マギって何人もいるの??
    ウーゴくんの正体って??
    シンドバッドのカリスマ性と、マスルールの格闘がカッコイイです。

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    2014年07月16日
  • マギ 21

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    マグノシュタットからシンドリアへ帰還したアラジン一行。そこで3人を待っていたのは…。

    今回の主役はまぎれもなくアリババ君です。色々な顔を見せてくれました。彼女関連の話はすごく面白かったです。
    なつかしいキャラたちも登場。そしてまさかの展開。
    そしてモルジアナが可愛いこと可愛いこと。3歩進んで2歩下がるような展開がたまらなく面白かったです。

    後半はシリアス展開。さあここからアリババ君はどう巻き返すのか…。

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    2014年04月27日
  • マギ 21

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    アリババさん、みんなそういうあなたのこと、だいすきですから!

    と言いたくなる巻でした。
    次巻が楽しみというか、不穏だなあ……

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    2014年04月26日