大高忍のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
改めて読むと・・・。
初めてこの巻を読んだ時は、白龍とジュダルを分からずやと思ってしまいましたが、再読すると分かる部分もあるなと思いました。
本当は、誰よりも自身のために、アリババの手を取るのが一番良いのは頭では分かっている。でも、「許したくない、手を取り合いたくない、なんで自分が許さなければならないのか。」と怒り狂う気持ちが渦を巻く。
白龍にとって、酷い目にあっても前向きに頑張ろうとするアリババは相当気に障る存在(しかも好きな子の想い人!)で、攻撃せずにはいられない。
ただ、あまりに多くの犠牲が出てしまいましたが、この本気のぶつかり合いがあってこそ、アリババと白龍がずっと後に和解出来たのも確かなんだろうなぁと複雑