大高忍のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
アルマトラン編が終了し、アルサーメン設立とアラジン誕生のいきさつが明らかにされ、各国は新たな局面を迎えることになる。
とっても濃い内容だったので、またゆっくり読み返してみたい。
ウーゴ君て、現世界の創造主だったのね・・・偉大すぎか。
アルサーメンのメンバーにも同情すべきエピソードが多く、一概に「悪」と断言できないところも話を一層複雑にする。
『平等』とは何か。
イスナーン達がソロモンから離反する心理もわからなくはない。確かに、大切な存在を奪われた人と、そうでなかった人との差は大きい。
愛する子どもを失い虚無感に苛まれるファーランと、愛する男の子供を腹に宿すシバは平等ではない。業火に焼かれたセッタは生き返らない。これからも歩んでいける人と歩みを止めた人は平等ではない。
平和と平等は、おそらく誰しもが願うことだろう。だが、その実現は個によって異なる。この異なりが諍いと争いをうむ。
・・・深いなあ、と、読後はただただそればかり。
さて、異世界の記憶をなくした人々は、現世界でアルサーメンとどう立ち向かうのか。
今後の王たちの判断が気になるところです。