小玉ユキのレビュー一覧
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今度は陶磁器もの
JAZZ、おわらと来て、今度は作者の地元に近い波佐見町の焼き物の話で、それぞれちゃんと良い作品を描いているのが良いです。でも作画はやはり、新しい作品の方が良くなっています。
フィンランドで仕事をしていたという龍樹君、無愛想ですが仕事はできるようです。
主に絵付けを担当している青子さんとはあまりウマが合わないようで……最後に出てきた写真がその理由のヒントかも知れません。
作者、アシスタント陣は7・8人、いるようです。 -
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フリのつもりでも……
蛍子さんの実母・繭子さんはすでに亡くなっていて、どうやら円さんと、いわゆる不倫の関係にあったらしいんで、男性の好みも母娘で一緒なのでしょう。
蛍子さん、お母さんに教え込まれた踊りが上手でも、協調させて一緒に踊る経験が不足している理由はわかりました。体育祭では後半、ちょっとずれてしまっていたようですし。
蛍子・光のお2人も、なんかギクシャクしてきて、光君、本当はもうだいぶゾッコンになっているようです。でも蛍子さんは自分の母を愛していた男が好きで。
それにしてもマンガに出てくる母娘ってそっくりなことが多いです。 -
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体育祭に向けて
笠をかぶっていないとどうも上手く踊れない峰岸さん、里央・光のお2人と共に、上に乗ることに。峰岸蛍子さんに、繭子さん、と呼びかける富樫さん、何か知っているのでしょう。
円さん、胡弓も上手で、こういう伝統芸能がきちんと活きているのはうちなーみたいです。
佐伯光君と峰岸蛍子さん、ふり、じゃなくて、ハタ目には交際しているようにしか見えないです。 -
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こちらは踊りもの
おわら風の盆、臨時列車名でなんか知っておりました。ねぷた/ねぶたとかと同様です。
転校してきた女の子、かなり踊れるようで、母親に教わったとのこと。主人公の叔父を「円君」と親しげに呼んでいて、叔父さんも赤面しているんで分かりやすいです。
盆踊りとか、阿波踊りもそうでしょうが、ご先祖様が帰ってきてもらう行事なので、笠で顔を隠すと聞いています。
相合傘はテッパンですねぇ。 -
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過去編や実母や
薫君、親戚の家にいるんで、ちょっと居心地が悪そうです。こういうしょうもない親族とかって普通にいるでしょうし。
ただ、身の上話という意味では、千太郎君もやや複雑な背景があることも語られていました。
律子さん、薫君に嫌われたかも?と泣きべそをかいていましたが、たぶん大丈夫でしょう。
実母に会ってみようと、寝台特急「さくら」で上京しようとしたら、千太郎君も一緒にくっついてきていました。
作品の舞台が1966年なので、旧国鉄で佐世保線はまだ非電化です。私も作者あとがきを見るまでもなく、正確に描いているなと思いましたよ。 -
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出演依頼や恋模様やら
千太郎君のお兄さんから演奏で出てみませんか?というお誘いがあり、練習にも身が入ります。薫くんのお父さんが帰国したり。
律子さん、百合香さんに夢中になりかけている千太郎君を見て、複雑な思いが……三角関係にはなっています。 -
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佐世保で音楽もの
転校してきた主人公と、いわゆるバンカラでケンカも強い千太郎君に、クラス委員の律子さん。JAZZを媒介に青春モノが始まっていて、王道の展開です。アマチュア無線、私も嫌いではありませんが、免許等は持っていないです。
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匿名
ネタバレ 無料版購入済み本当の自分
高校三年生の月菜は陸上部で高跳びをしていたのだが実際の自分の身体能力が人離れしているため力を加減して部活動をしていた。
そんな彼女が部活を引退後、フードコートのステーキ屋でバイトを始めるが愛想のいいといえない自分の接客態度に自己嫌悪になっていた。
そんなときに出会ったワインの物産展の愛想のいい男性に自分が秘めていた体質を言い当てられる月菜。
その男性、颯は人間を仮の姿とする狼人だったのだ。
彼の狼の姿とそこから人間の姿に変わる瞬間を目撃したことにより自分が人間ではない生き物だと突き付けられてショックを受ける月菜。
しかし自分を偽らずに狼の姿のまま飛んだり走ったりできたらいいのにと思った彼女はも -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み一話目
主人公の月菜は高校三年生の女の子。
陸上部に所属している彼女は高跳びを専門にやっているが高校最後の大会であろ一歩のところでバーを落としてしまいあまりいい結果とはいえない最後になってしまった。
同い年の子たちはそれを残念そうにしていたが月菜自身はあまりそうではなかった。
というものの実際の彼女はもっと高く飛べるがそれを見せたら大変なことになりそうだからセーブしているだけだった。
帰り道で一人になった月菜は白くて大きな犬に遭遇する。
その現場を見ていた近所の人は犬だと思っていたが月菜には狼のように見えたのだった。
部活を引退した月菜はその後フードコートのステーキ屋でバイトを始めるが愛想のいいとはい -
Posted by ブクログ
面白かった。近所の古本屋で全巻セットで激安の上にさらに半額投げ売りされていたので、なんとなく買うてきた。小玉ユキ漫画、そういえば、最近オオカミの面白いのがはじまったし、アポロンも好きだったので、ハズレはなかろうと思ったが。これが外れどころか古本で買ったのが申し訳なくなるほどの大当たりだった。新刊全巻セットで買っても損しない面白さ。一気読みからの2巡した。
富山の八尾、”おわら風の盆”を通して描かれる人間模様と、若いロマンス。なんせ、画がいいのと、ストーリーが非常に優しい。なんかややこしいのかと思いきや、ええ人ばっかりでええ話ばっかりで、よかった、ほんまよかったと、漫画に向かって言いたくなるほど