光の海 1

小玉ユキ

とある海辺の町、寺の坊主・秀胤（しゅういん）は、住職の孫・光胤（こういん）の言動が何かと気に食わない。明るく奔放で人気があり、住職の血を引く光胤には、かわいい恋人までいる。いい加減なあいつばかりが、なぜ？…悶々（もんもん）とする秀胤だったが！？

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: 月刊ｆｌｏｗｅｒｓ
• 電子版発売日: 2012年10月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 40MB

[TAL · ★★★★★]

切ない

とくに超絶画力とかではないんですが
丁寧な作画とストーリーテリングで思わず手に取ってしまうような不思議な魅力があります

＃胸キュン

[ブクログ · ★★★★★]

最近、人魚の本を読む機会が増えている。その中でも素敵な本。

人魚の連作短編集。

でてくる人魚と人間の掛け合いがなんとも良く私も会いたくなりました。

微笑む人魚の姿が美しい。


ぜひ〜

[マロン · ★★★★★]

切ない

短編なので話の展開が速くて淡々と進んでいって、読みごたえがある。登場人物が個性的でかつ魅力的。すごく惹き込まれます。

[ブクログ · ★★★★★]

小玉ユキの初単行本。人魚にまつわる連作短編。
彼女の人の機微を描く筆致は、日常の隣に続くようなファンタジーの夢を加えることで、清々しく広がる世界に羽ばたいていくような特別な力を持つのだ。

[ブクログ · ★★★★★]

こういうの好き。人魚が登場する話の短編集なんだけど、淡々とした絵と話がよくマッチしている。どの話も、胸の奥がちくっとする読後感がある。日本から友達が送ってくれた１冊。

[ブクログ · ★★★★★]

小玉ユキ先生の短編集。ごく普通の日常生活に人魚が当たり前に暮らすちょっぴり不思議な世界の話。どの話も儚くて綺麗。

[ブクログ · ★★★★★]

人魚が普通に生息する日本での短編5本。
これは久々にやられました。短編が上手い作家なのは知っていたんですが、この本は特にいい。
自分がこういう、現実世界にフィクションの存在が普通に紛れ込んでるって設定が好きだっていうのもあるんですが、人魚と人魚の周辺の人々の恋、嫉妬というものが嫌味なく描かれていて、読後感がとても気持ちいい。
最後の話の主人公がおばあちゃんってのもいいなあ。

[ブクログ · ★★★★★]

人魚の住む海のある町が舞台。住職とその周辺の人々、女学生、結婚してしまう女友達、父子家庭の親子、海女だったお婆さんなど、人魚×人間の関わり合いを描いた作品です。出会えた喜び、別れの切なさ、それぞれが全部、1話の中にギュッと詰まってる。人魚というイメージが固定されたものを題材に、よくここまで話が膨らませることができるなあ、と感心。絵も語り口もあっさりしていて、読みやすい。

[ブクログ · ★★★★★]

傑作！　素晴らしい！！
ただのメルヘンではなく、ちょっぴり切ない童話のような、ノスタルジーという言葉がぴったりの甘酸っぱさがどの短編にもあり、表題作は特に良いが他もすべて良い◎

海を見ると思い出しそうな１作。

[ブクログ · ★★★★★]

小玉ユキのコミックス初買い。人魚をテーマにした短編5本立て。なんといっても一冊の単行本としての完成度の高さに驚く。どの話もよく練られていて、一話一話が宝物のよう。ファンタジー仕立てだけど、人魚にまつわる人たちの恋愛、家族、嫉妬、後悔、悲喜こもごも。絵も太目の線で丁寧に描かれた感じのする、変な癖のないさらっとした好感の持てる絵です。可愛くて好みです。最近完成度高い漫画描く方多くてびっくりしてしまいます。絵も話もこんなに上手い人がこんなに沢山いて、追っかけるのが大変です。