岩本ナオのレビュー一覧
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博愛くんと宰相さんの関係性はわかるようなわからないような…で、もう一回読み返してみた。
博愛くんはストレートな感情をぶつけたけど、宰相さんには色々な柵があって、それを全て捨ててしまえるほど無謀な若さもないし、全て捨ててしまえるような自分も受け入れられない、って感じなのかな?と思ったり。
大人になると無駄に色々考えたりして、足踏みしたり、諦めたりするからねぇ…
その点スパルナはスパっと思うがままに行動してるところが若さなのか(いや350才らしいが)その情熱が清々しくて好き。アブドゥルといい感じになって良かった。
にしても、鴉?が何を暗示してるのか、またどういう存在なのかが分からない。なんか不吉な雰囲気だけは感じるけど。
いよいよママの故郷へ行くことになるケンケン。
次巻では物語の核心に迫ることになるのかな? -
無料版購入済み
ちょい難しい…
以前から興味あった作品だったので無料を機に読んでみた。
淡々と進むストーリーで、謎が多く読み続けるのが辛いわけではないけれど、面白いとかの感想を持ちづらいなぁと言うのが感想。 -
Posted by ブクログ
魚住くんシリーズ Ⅴ
魚住に突如現れたPTSDの症状。心療内科にかかり、自分と向き合う魚住は、久留米に頼らず一人で病を克服していく。痛みを誰にも転嫁せず、誰をも恨まず、失なわれたものに拘泥せず、得られたものを数える彼の強さ。
あまりの自然体に、周りの者は愛されずにはおれない。太一との夏の交流がいい。大人目線でなく、同じ親を失った子供目線で接するからこその太一との信頼関係にホッとする。
アメリカ留学後、教授になって凱旋帰国の魚住と予備校生になった太一の再会シーンもジーンと来る。そしてマリの近況も。安岐さんの子じゃなかったのは残念だけど。
失われる命もあれば、新たに生まれる命もあるというラストは、あまりにも希望に溢れて嬉しくなった。魚住がマリちゃんの子につけた名前はなんだったのかなぁ〜。
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Posted by ブクログ
魚住くんシリーズ Ⅳ
互いの思いを確かめ合った魚住と久留米。周りの人たちが皆、フラットで偏見がない様子が心地いい。そして今作ではマリの抱えた事情が明らかになる。
彼女の本名から母親との確執、姉の死、恋人・安岐との関係など、それら全てが今の彼女の魅力を醸成したんだなぁと納得。
マリが新宿で捨て猫のように拾った馨。彼女もまたままならない自我を持て余しながら自分の居場所を探している。
魚住の周りの誰も彼もが優しくて嬉しくなる。
濱田さんがどんどん魅力的になってきて、その言動には思わずクスクス笑いが抑えられない。
あと一巻、どんな結末になるのか。楽しみ半分、寂しさ半分。 -
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魚住くんシリーズ Ⅱ
久留米、魚住くん、マリさん、サリームの4人に加え、濱田も加わってのわちゃわちゃした感じがたまらない。
仲間で囲むなべや、誕生日のシフォンケーキなどいい仲間だな〜としみじみ。
人種や性癖や過去のあれこれに対する偏見のない仲間の存在が魚住くんを癒し、再生していく姿に心が温かい気持ちで満たされる。
誕生日が来ても「おめでとう自分」って気持ちにならなかった魚住くんが、やっとそう思えるようになったくだりはグッと来た。天使のケーキは彼の数少ない幸せの象徴だったんだね。
日下部弟、るみ子、そしてサリームの人生模様も織り交ぜ、群像劇としても楽しめました。