松本大洋のレビュー一覧

  • Sunny 1

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    ネタバレ

    ニベアの匂いを嗅ぐ度、ハルオとその母親のシーンを
    思い出し、泣きそうになる。
    「早く迎えに来て欲しい」
    それが子供たちの願いであり、生きる希望。
    子供って、親のことをよく見ているし凄く気を遣って生きている。
    愛されたい信号をあえて無視している・無視しないとやっていけない
    大人たちも身勝手だが、大人の気持ちも分かるようになってしまった
    自分も悲しい。

    0
    2013年12月22日
  • 青い春

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    ああ、ただただ不快。残念なヤンキー君たちの行動もさることながら、彼らの周りの淀んだ空気を通して世界を観ると、バカな大人は益々薄汚く、爽やかなカップルや普通の人々ですら白々しく映る。ここまで汚く世の中を描けるのは、松本大洋ならではか。あとがきまで読んで、読後のストレスを一気に解決でき、清々しい思いだ。

    この短編集の中で、救いの有無という視点、つまりどうしようもない手詰まり感から次に進むことが出来たであろう話が一つだけあった。野球部の話だ。淡々と描いて行く自由は、もちろん本にあるものの、野球部の話、それも短編集の中盤にあるのだが、で一息つくことができたのは、自分が無意識のうちに前向きさを望んでい

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    2013年04月14日
  • Sunny 3

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    松本大洋の漫画は芸術的だ。

    なんというか、読み手に対してもある程度の質というか問いを要求するそんな漫画。

    例えば机がベトベトのタンメン450円の中華料理屋においてあっても、まず読まないし、読めない。そんな時には不向きだし、美味しんぼとかバキを読んだ方がよい。闇金ウシジマ君も同じ感じで読んだ後のシンキングタイムが必要。

    3では登場人物の元気と対象的に通底する寂しさがある。まあ寂しさなんてものは世の中のどこにもあるんだけども、サニーではさりげなく、そして象徴的に寂しさが描かれている。

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    2013年03月10日
  • Sunny 1

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    施設に預けられた子供たちのお話。
    現在の環境を受けいられられない子供の葛藤や、自分を見て欲しい、そんな主張を繰り返すやつ、様々いる。
    方言が相まって時々暖かい空気が苦しく感じた。自分の当たり前の幸せと合わせて読んで欲しい

    0
    2013年03月06日
  • Sunny 3

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    3巻分まとめて。

    育った環境は違うけど、誰でも子供の頃にこういう気持ちになるよなぁって胸がきゅっとする話がたくさん。
    松本太洋さんのお母さんは工藤直子さんとのこと。
    本当か嘘か分からないが、小さい頃は「お母さん」ではなく「なおさん」と呼んでいたという記事を後から読んで、春男のエピソードをより切なく感じた。

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    2013年02月20日
  • Sunny 1

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    哀れんでいるつもりはありません。
    でも、悲しいわけじゃない。

    切なかったり、
    嬉しかったり、
    そんな様々な感情が絡まりあうんですが、
    僕の手の中には何も残りません。

    強いて言えば、
    あるのは日常・・・

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    2013年02月11日
  • Sunny 3

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    この空気感がたまらない。。
    会話のリアリティもバツグンです。
    子供ゴコロにタイムスリップすると同時に、大人になった自分も実感できる不思議な漫画。

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    2013年02月06日
  • 青い春

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    映画を観てから、この原作を読みました。
    不良男子校生たちが危ない橋を渡りまくる短編集。
    ファミレスの話が好きです。

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    2013年02月05日
  • Sunny 2

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    ネタバレ

    日常を切り取る。
    どこにでもあるような何気ない日常、
    でもそんな日常の中で誰かが傷つき悲しんでいる。

    嘘をつくこと、それは自分の中を何かを守ることである。
    シャボン玉みたいに触れただけでパチンとはじけてしまう、そんな子供心を嘘は守ってくれる。

    小さい時ある日突然始まる、「いじめ」。それは特定の個人というよりも、あるスパンでローテーションする不特定多数による不特定個人に対するいじめ。
    月曜日にいじめられていた子が、火曜日にとなりの席の子を仲間はずれにし、水曜日にその前の席の子が背中に悪口を書かれる。

    子供の時特有の距離感、空気感、そんなものがsunnyには漂っている。



    春男と母親のワ

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    2012年09月29日
  • Sunny 1

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    ネタバレ

    昔、養護施設のお手伝いをしていたことがある。

    多くの子供たちは心に大きな傷を抱えている。
    暴力的であったり、協調性がなかったりする子供たちの心の片隅には、
    無意識ながらにも親に「捨てられた」という意識があったのかもしれない。

    松本大洋が描くのは等身大の子供たち。
    あるものは強がり、あるものは弱さを曝け出す。
    逃れることの出来ぬ運命の中で、親に愛されたいと願う子供たち。
    そしてそれを暖かく見守る施設の人々。

    驚くほど剥き出しで鋭利な表現だけど、どこか暖かい。
    ひどい喧嘩したあと、友人とどぎまぎしながらも仲直りした時に感じる
    あの暖かさ。胸の中にじわっと広がるあの温もり。
    そんな漫画だった。

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    2012年09月29日
  • 青い春

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    ネタバレ

    こんな青春を過ごしてるやつはまぁいないけど、

    憧れを抱いてしまう青春漫画。


    ピストルを見つけた少年達。

    色んな松本大洋とのリンクが面白い。松本大洋好きなら必読。

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    2012年08月15日
  • GOGOモンスター

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    ずっと松本大洋の主人公っていうのは、同じタイプだなぁ、と思う。そして、描いているものも、それほど変わっていない。常に、伝えたいことは同じようなこと。(11/8/14)

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    2012年08月08日
  • ピンポン 1

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    個人的に松本大洋の最高傑作である『ピンポン』。

    この巻の表紙を飾っているスマイルは、作中で最も非人間的な性格をしているように描かれているが、だからこそエピローグでの結末が映えている。その後(10年後)に行き着くまでのスマイルは葛藤を繰り返しつつヒーローを待つ客体であり、ダブル主人公のように描かれてはいるものの、やはり彼は打ち倒されることを望む「ライバル」キャラなのだろう。

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    2012年08月06日
  • 竹光侍 8

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    絵がいい。テンポがいい。キャラがいい。

    この人の作品は、いつもそうかもしれないが主人公から脇役にいたるまで雑なキャラクターがいない。

    口調や見た目、特殊能力だけでキャラ立てしている漫画が多い中、信念や立場や葛藤まで含めて丁寧に描かれてる。

    ちょっと格好良すぎるので、人間の泥臭さや深層の言葉にならないような部分は感じないのが
    良さでもあり物足りなさでもある。

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    2012年08月04日
  • Sunny 2

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    2巻から読んでしまいました。
    子どもたちが、自分は捨てられてしまったんだという悲しさや、お母さんに会いたいという止められない気持ちを、優しさや、強さや、子どもらしからぬ物わかりの良さ、それぞれの方法でじっと受け入れているのが切なかった。
    子どもの頃は今よりも気持ちのコントロールができなくて、泣いてしまうのを止められなかったことを思い出した。

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    2012年05月05日
  • Sunny 1

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    【レビュー】親に捨てられた子供達。それでも生きていくために、必死に、切実に、自分の居場所の欠片をひとつひとつ見つけていく。苦しみながら、いろんな回り道をして。
    コマのひとつひとつ、それぞれが作品になっているかのように絵画的で、素晴らしい。

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    2012年04月29日
  • Sunny 1

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    感想*鉄コン筋クリートのヒノの。家庭の事情で施設に入った子供たちの日常。「おかあさんに会いたいけど会ったら別れるのが怖くて、会うこと自体が怖くなってくるんだ。会いたいけど会いたくないってナゾナゾみたいだね」っていうセリフが印象的。こどもの繊細な機微を絶妙な間と空気感で綴っています。登場人物は年相応のこどもらしい明るさを持っていて、その明るさが設定のせつなさを浮き彫りにしている漫画。良いです!

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    2012年03月31日
  • 鉄コン筋クリート 3

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     崩れた。でも、崩れたら、なおせるように努力するんだ。寄り添って、また一から積み重ねていくんだ。
     ネズミ、は、嗚呼、悔しくって、哀しくって、漢だなあ、なんて、思った。
     木村、も、……木村の奥さんも、奥さんは、気高いというか、なんというか、泣かずに、だから嫌なのよと捨て台詞吐いて、何処かへ立ち去る。
     シロはクロ、クロはシロ。
     ソコカラナニガミエル?

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    2012年03月21日
  • 鉄コン筋クリート 2

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     どんどん、まちがこわれていく。どんどん、よごれていく。
     それを人一倍早く察知したシロ、それに気づかないクロ、バランスがどんどん崩れていく。
     忍び寄ってくる悪いやつらによって、まちがむしばまれていく。

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    2012年03月21日
  • 鉄コン筋クリート 1

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     アニメを観て、アニメがとても好きで、たまたま手にとる。
     そのまま、映し出されていた。バランスが、だいじ。
     シロとクロは、シロだから、クロだから。やくざもね、悪いんだけど、この本の人たちは、本当に悪くてずるがしこいやつらと、悪い部分もあるけれどこのまちがすきで悪くなってしまったやつらと、わかれて、いて。
     丁寧で、しぐさで、痛みがある。

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    2012年03月21日