松本大洋のレビュー一覧

  • 竹光侍 6

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    時代を違へたうつけが、かの鬼と対決する。
     ある種のニヒリスムと男のロマンと他いろいろあって、ほいでことを終えた後のあんちゃが瀬能さん方へ行ってさばさばと事の次第を言ふのがなぁ、いいんな。

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    2018年04月11日
  • 竹光侍 8

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     時代劇で敵が絶食。
     愛刀を手にした瀬能宗一郎が、戦ふ。
     最後のメシが大変良い。ああいふ伏線の回収は、さう言ふもんずらなぁと言ふのはあるんだけぇど、周りでいろいろやって、いくんだけぇど、うーん。(ああいふをっさんデザインすると彼にわんこの舌をつかませるよな)

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    2018年04月08日
  • 竹光侍 4

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    信濃の国でのなんか。
     できは、まぁこんなもんだらなぁ。で、これを松本大洋御大が描くもんで、続きが見たくなる。お父まとお母まがさういふわけで、お家がさう言ふわけで、ぢゃあ息子はー、できな臭くなってくる。

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    2018年04月08日
  • 竹光侍 2

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    瀬能宗一郎 は、おしなだもんで先生になるんだらなぁとか思った。
     さういふわけで得物を竹光にした瀬能の前に、幽霊が出て、刀だったら調伏ができるんだけえどさう言ふわけだもんで、といふナニが大変よい。
     御輿さんがあんなふうだけえど、ちゃんとお侍としての大人の事情を存じ上げとって、然るべきアレに然るべき処置をせるのが大変良い。

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    2018年04月08日
  • 竹光侍 1

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     あぁ、松本大洋 永福一成コンビで時代劇かな。ふうん。
     まぁそれだけで読むけぇどなぁ、あれお侍はおしなかな。ふうん。で南信だってな。アレまぁ。
     ほいでアレかな。チートかな。ほぉほぉ。あれだら、『鉄コン筋クリート』みたいなああいふ肉体の躍動が、書けとるぢゃないかな。ふうん。あと『花男』みたいになぁ、実在する 猫と犬が喋っとったり幽霊が出たり、あるの。ほいぢゃあ買ふか。
     瀬能さんが蛸に興味を持つのが何となく気になる。

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    2018年04月08日
  • Sunny 1

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    ネタバレ

    子どもがいる身としては心がキュッとなる作品。ラスト、ハルオが野球によって普通の少年になるところでグッときました。

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    2018年02月05日
  • ルーヴルの猫 上

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    作品紹介にもあるように、絵本を読むような感覚で楽しめます。松本大洋作品としては及第点ぐらいの出来ですが猫好き、美術史好きなら読んで損はないかと思います。

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    2017年11月18日
  • GOGOモンスター

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    せんせい、かれらを
    見ませんでしたか?

    みんなは
    かれらを
    見ましたか?

    みんなには
    あっちが
    見えないんだ。
    くさって死んじゃえば
    いいのにな。




    スーパースター。

    ぼくのスーパースターは何処へ行ったんだろ。

    ときどき、聞こえるよ。
    まだ大丈夫。

    この人に子供を描かせたら最強です。

    あっちの世界。
    見えないもの。
    聞こえない音。

    あなたは信じますか?

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    2016年11月01日
  • Sunny 6

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    1~6巻まで一気読みしたので、こちらに感想をまとめます。
    今、この瞬間、この国、そして世界中のあらゆる場所で、現実に営まれている子供たちの生活を切り取った漫画なのだなと感じました。彼らの悲しみや親たちの身勝手等を、大袈裟にクローズアップすることなく、まるきり当たり前のことのように、日常だけが淡々と綴られている。これは、ただの作り話ではなく、この世界の話として描かれているからなのだと思います。けれど、だからこそ…、現実に存在する、解決のできない悲劇だということがはっきりとしているからこそ、その悲しみが胸に迫ります。まだ小さな子供であろうと、学校に入っていようと、大人として自立してからでも、その寂

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    2016年02月07日
  • 竹光侍 2

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    2015.9.18
    折を見て読んでいこうと思う。とりあえず2巻目。年を取ると漫画を読むのも億劫になる。

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    2015年09月19日
  • Sunny 5

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    はや「Sunny」も5巻ですか....
    あとどれくらい続いてくれるのか気になりだすところですね。

    本巻は過去5冊の中で一番良かったと個人的には思います。
    ほろりとさせられる話もいくつか....

    「竹光侍」「吾」と「それなりにおもしろいが一般的にヒットとは言えない作品」が続きましたが(まぁもちろん私的に大洋先生の「一般的なヒット」なんて無用なんですがw「ピンポン」と「鉄コン」が異例なんですよねきっと)、本作はその可能性が....とか思ってしまいます。

    全ての作画が素晴らしくて全ページポストカードにしたくなるような「sunny」。
    今後も楽しみです。

    .....アニメの「ピンポン」の出来が

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    2014年11月21日
  • ピンポン 1

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    昔に一度読んだことがあったし、映画も見たことあったんだけど、今回アニメ化したということで久しぶりに読み返しました。

    初めて読んだ時は良さがわからなくて、ふーんて感じでした。

    でも今回読み返してみて、キャラクターたちの悩みや絶望や挫折があっさりしつつも重く響いてくるなぁと思いました。
    試合のシーンは読んでるこっちも汗だくになりながら読みました。(フラフープしながら読んでるせいかもしれませんが)

    「スマイルが呼んでんよ」からの展開が好きです。

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    2014年07月13日
  • Sunny 1

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    ネタバレ

    ニベアの匂いを嗅ぐ度、ハルオとその母親のシーンを
    思い出し、泣きそうになる。
    「早く迎えに来て欲しい」
    それが子供たちの願いであり、生きる希望。
    子供って、親のことをよく見ているし凄く気を遣って生きている。
    愛されたい信号をあえて無視している・無視しないとやっていけない
    大人たちも身勝手だが、大人の気持ちも分かるようになってしまった
    自分も悲しい。

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    2013年12月22日
  • 青い春

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    ああ、ただただ不快。残念なヤンキー君たちの行動もさることながら、彼らの周りの淀んだ空気を通して世界を観ると、バカな大人は益々薄汚く、爽やかなカップルや普通の人々ですら白々しく映る。ここまで汚く世の中を描けるのは、松本大洋ならではか。あとがきまで読んで、読後のストレスを一気に解決でき、清々しい思いだ。

    この短編集の中で、救いの有無という視点、つまりどうしようもない手詰まり感から次に進むことが出来たであろう話が一つだけあった。野球部の話だ。淡々と描いて行く自由は、もちろん本にあるものの、野球部の話、それも短編集の中盤にあるのだが、で一息つくことができたのは、自分が無意識のうちに前向きさを望んでい

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    2013年04月14日
  • Sunny 3

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    松本大洋の漫画は芸術的だ。

    なんというか、読み手に対してもある程度の質というか問いを要求するそんな漫画。

    例えば机がベトベトのタンメン450円の中華料理屋においてあっても、まず読まないし、読めない。そんな時には不向きだし、美味しんぼとかバキを読んだ方がよい。闇金ウシジマ君も同じ感じで読んだ後のシンキングタイムが必要。

    3では登場人物の元気と対象的に通底する寂しさがある。まあ寂しさなんてものは世の中のどこにもあるんだけども、サニーではさりげなく、そして象徴的に寂しさが描かれている。

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    2013年03月10日
  • Sunny 1

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    施設に預けられた子供たちのお話。
    現在の環境を受けいられられない子供の葛藤や、自分を見て欲しい、そんな主張を繰り返すやつ、様々いる。
    方言が相まって時々暖かい空気が苦しく感じた。自分の当たり前の幸せと合わせて読んで欲しい

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    2013年03月06日
  • Sunny 3

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    3巻分まとめて。

    育った環境は違うけど、誰でも子供の頃にこういう気持ちになるよなぁって胸がきゅっとする話がたくさん。
    松本太洋さんのお母さんは工藤直子さんとのこと。
    本当か嘘か分からないが、小さい頃は「お母さん」ではなく「なおさん」と呼んでいたという記事を後から読んで、春男のエピソードをより切なく感じた。

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    2013年02月20日
  • Sunny 1

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    哀れんでいるつもりはありません。
    でも、悲しいわけじゃない。

    切なかったり、
    嬉しかったり、
    そんな様々な感情が絡まりあうんですが、
    僕の手の中には何も残りません。

    強いて言えば、
    あるのは日常・・・

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    2013年02月11日
  • Sunny 3

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    この空気感がたまらない。。
    会話のリアリティもバツグンです。
    子供ゴコロにタイムスリップすると同時に、大人になった自分も実感できる不思議な漫画。

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    2013年02月06日
  • 青い春

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    映画を観てから、この原作を読みました。
    不良男子校生たちが危ない橋を渡りまくる短編集。
    ファミレスの話が好きです。

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    2013年02月05日