あらすじ
星の子学園――親と離れて生きざるを得ない子供たち。親への思慕。親への反発。新たな親の出現。少しずつ大人に向かって成長する彼らの姿を、園に置かれたポンコツサニーは見ていた。
■野球大会で出会った「他の星」の子。もっと大きな町の大きな星…。春男はその子に誘われるまま、野場を後にして…。(第25話)
■「静」という名前を持つ少年。親からの手紙が来ない日々に怯え、苛立ちながら、静かに「作戦」を練る日々を送っていた。そして、ある日…!?(第26話)
■風邪で寝込んだ純助。もぐりこんだ布団の中、暗闇に見えるものは…?聞こえるものは…?(第27話)
■新聞配達に明け暮れるケンジ。通りがかるケタタマシイ改造車の中に見えるは、春菜先輩。「いったい先輩は、どこに向かって爆走しているのですか…?」(第28話)
■生まれ故郷が“最も遠い”星の子――めぐむ。優しい声が彼女の名を呼ぶ。それはすぐ近くからだったり、とっても遠くからだったり…。(第29話)
■星の子たちの人気者・まきおさん。園に嵐が近づいてくる中、まきおさんは大事な人と園に向かっていた。嵐はすぐそこ。(第30話)
感情タグBEST3
泣ける
めぐむを引き取りたいという親戚夫婦がやってくるが、あまりうれしそうでないめぐむ。
友達と用事がなどとうそをついて親戚夫婦を避ける。
しかし叔母さんはめぐむの気持ちは全部わかっていると包み込む。
亡くなった両親に悪いような気がしてしまうとか泣ける。
Posted by ブクログ
不親切なくらいの説明のなさなのに
いろんなものが詰まった作品だ
その濃密さといったら。。。
天気 時間 季節
粗野な方言
くだらないののしりあい
未熟な衝動
太い線でラフなタッチで描かれるすべてのものが
心のやわらかい部分を
ノスタルジックにチクチク刺激してくる
精一杯のつよがりに秘めた
繊細な心に揺さぶられる。
これは体感する漫画だ。
Posted by ブクログ
はや「Sunny」も5巻ですか....
あとどれくらい続いてくれるのか気になりだすところですね。
本巻は過去5冊の中で一番良かったと個人的には思います。
ほろりとさせられる話もいくつか....
「竹光侍」「吾」と「それなりにおもしろいが一般的にヒットとは言えない作品」が続きましたが(まぁもちろん私的に大洋先生の「一般的なヒット」なんて無用なんですがw「ピンポン」と「鉄コン」が異例なんですよねきっと)、本作はその可能性が....とか思ってしまいます。
全ての作画が素晴らしくて全ページポストカードにしたくなるような「sunny」。
今後も楽しみです。
.....アニメの「ピンポン」の出来が良かったので同じ制作で私の好きな「花男」のアニメ化してくれないかなぁ....