あらすじ
信濃国立石領多岐家では当主が病に倒れ、当主に子がないため甥御を跡を継がせることになっていた。だが、実はお手つきになった女中の静が、秘かに嫡子を生んでいるということを筆頭家老の武部が明かす。その静は、かつてこの藩で剣術指南をしていた男と共に山里に在り…。
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Posted by ブクログ
待ってましたの4巻。
初めてこのコミックをみつけた時は、なんで松本大洋が?
と思ったものでしたが、読み始めてから、
きっとずっとこういうのが書きたかったんだなーと感じました。
浦沢直樹が「モンスター」のような作品を描きたかったけれど
その前に「YAWARA!」と「HAPPY!」を描かざるを得なかったように
作家というのは自分が描きたい作品を作るまで
カンタンにはいかない部分があるように思います。
特に巷でよくいわれるように漫画家は編集者の意見が大きいらしいですしね。
オットはいつも「松本大洋絵がめちゃうま!」っていうんですけど
これまでとは絵柄もかなり違い、江戸の雰囲気にとてもあっています。
静かに過ぎる日常の陰で、逃れられない運命の刀が振り下ろされようとしています。
Posted by ブクログ
信濃の国でのなんか。
できは、まぁこんなもんだらなぁ。で、これを松本大洋御大が描くもんで、続きが見たくなる。お父まとお母まがさういふわけで、お家がさう言ふわけで、ぢゃあ息子はー、できな臭くなってくる。
Posted by ブクログ
ここへきて、隠し種か。貴種流離譚か。
でも骨格がきちんとしているからいいの。とにかく絵が楽しいし。
久々に松本大洋の漫画をこれほどじっくり読んだ。いや漫画自体を、かな。