松本大洋のレビュー一覧
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圧巻。漫画は絵に引っ張られ、吹き出しもあまり目を通さず読んでしまう事がありますが、「竹光侍」は、最後まで、ヒトコマヒトコマじっくり目で読んで、文字も読んで、読みました。そうしないと、作品に失礼な気がしてました。大団円の8巻、刀を振るって人の命を奪う殺生に対して、相反する精神性で在る二人の対峙は、音の無い、静寂の世界でした。漫画は沢山読みますが、この漫画を読んで良かった、なんか、お話の内容云々ではなく、幸せな気分になった、大切な一冊になりました。
二人の死闘の間に、木久地の顔がどくろのように見えてくるのは、彼が死へ向かっている暗示なのか…凄いの一言しかない。 -
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青春熱血卓球漫画、英雄見参
裏面打法(漫画だけの必殺技のようだが実際にある打法)を修得した星野は膝の故障をおして準決勝へ。オールラウンド型のボスキャラと戦い、カット主戦型のスマイルが待つ決勝へ行けるか。
凄いぞ卓球、ドライブ打法、カット打法はともかく裏面打法とか、戦型の前陣速攻型とか、ラケットのラバーの粒高とか、用語も何か格好良い。ちなみにユニフォームなどはバタフライ社がメジャー、adidasとかNikeじゃなく。
そういう話も勿論、面白いのだが、青春群像劇だったわけですが、スマイルがもう一回笑えるまでの冒険物語とも読めるわけです。子供の頃の話が幾度か出てきますが、スマイルが笑うのはペコがスマイルの側でヒーローの時。ただ、もう高校生なので、子供騙しじゃなく、全力で、というところが熱血青春漫画であり、後日談も描かれていますが、人と人が真剣に関わって成長する過程を寸止めした面白さもありました。高校生なのに恋愛沙汰がアクマだけというのも洒落ている。若い内に夢中になる機会を持つ大事さを示しているのかもしれません。
1,000頁位で、1年間の話なので、筋は単純といえば単純ですが、回想シーンに、試合のシーンも多く、十分濃厚です。
ヒーロー見参! -
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青春熱血卓球漫画登場
実際に卓球で青春を過ごしている人も20万人位(推定)いてもおかしくないわけです。卓球で泣き笑いすることは、一部とは言っても20万人位(あくまで推定)もいるわけですから、別に高校球児の特権じゃぁありません。タッチやドカベンなどに始まり、高校球児の漫画は週刊誌、月刊誌に関わらず連載していないことが無い位の題材です。20万人(推定です)もいるのに・・・。
球の初速と終速の差が最も少ない卓球での青春を描きます。
主人公は月本誠、両面裏ソフトカット主戦型。ライバルは親友の星野裕、表ソフト速効型。留学生、裏ソフトドライブ攻撃型。ボスキャラ、裏ソフト ドライブ主戦オールラウンド型。旧友アクマ、表ソフト 速効型。一巻で五人も登場します。
とにかく才能と勢いの天才型の星野と星野に引っ張られて何となく部活をしている努力型の月本。留学生に「スコンク」で負ける星野に対し、部活の先生などから才能を見いだされつ月本。
なんだがよく分からない表、裏云々型などという専門用語も交え、熱くなってきたぞ、夏が来る。
卓球だけど。 -
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はじめて読んだときにはこの漫画のよさをわからなかったけど、
2度読んで超感動。
早く、もっと早く。。。
音と絵が自分の中で絡み合って響く、漫画のよろこびがつまってる。
最後は泣いた。ペコと月本の関係がとっても素敵。
べたべたしてないけど、強い愛がある。
落ち込んだら、何度も読みたい。
この本には、いろいろな種類の葛藤と、
それが浄化されていくプロセスが書かれてる。(そんなに単純じゃないし、完全に浄化されるなんてありえないけど)
そこに、愛と不安、楽しさと努力の苦しさ、才能、いろんなことが混ざってる。
時には自分を、ペコに、月本に、風間に重ねて、
彼らの背中に乗っけてもらって、一緒に飛ぶ。