松本大洋のレビュー一覧

  • 鉄コン筋クリート 3

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     崩れた。でも、崩れたら、なおせるように努力するんだ。寄り添って、また一から積み重ねていくんだ。
     ネズミ、は、嗚呼、悔しくって、哀しくって、漢だなあ、なんて、思った。
     木村、も、……木村の奥さんも、奥さんは、気高いというか、なんというか、泣かずに、だから嫌なのよと捨て台詞吐いて、何処かへ立ち去る。
     シロはクロ、クロはシロ。
     ソコカラナニガミエル?

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    2012年03月21日
  • 鉄コン筋クリート 2

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     どんどん、まちがこわれていく。どんどん、よごれていく。
     それを人一倍早く察知したシロ、それに気づかないクロ、バランスがどんどん崩れていく。
     忍び寄ってくる悪いやつらによって、まちがむしばまれていく。

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    2012年03月21日
  • 鉄コン筋クリート 1

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     アニメを観て、アニメがとても好きで、たまたま手にとる。
     そのまま、映し出されていた。バランスが、だいじ。
     シロとクロは、シロだから、クロだから。やくざもね、悪いんだけど、この本の人たちは、本当に悪くてずるがしこいやつらと、悪い部分もあるけれどこのまちがすきで悪くなってしまったやつらと、わかれて、いて。
     丁寧で、しぐさで、痛みがある。

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    2012年03月21日
  • Sunny 2

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    いいわぁ
    絵柄 、ストーリー 、関西弁、 コマ割り、
    全てが絶妙のアンサンブルで描かれてる。
    しかし変なお母さんでてきたなぁ。

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    2012年03月17日
  • Sunny 2

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    春男がお母さんに会いにいくエピソードが辛い。一途な彼の様子にじーんとしてしまう。

    Sunnyを読んでいると、心が子どもの状態に戻ってしまうようですこし怖い。
    子どもの頃、広くない世界の中で悲しかったこと寂しかったこと怖かったこと思ったほど遠くへいけなかったこと、思い出す。
    頼りない気持ちに戻される。
    「マンガにおける子ども」の表現を超越して、読者の心を読者自身の子ども時代に誘うような描写。
    松本大洋やっぱりすごい。

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    2012年03月11日
  • Sunny 1

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    レビュー書くの忘れてたので、若干忘れかけてますけど。。

    なんだか、すごく日常のように普通に感じるのだけども、
    心というより、心臓の底の方をぐいっと揉まれているような、
    そんなマンガ。

    完成された、余白のある、独特のマンガ。
    ミニシアター系のいい映画のような、なんだかわからないけど、
    無性に気に入ってしまうような、あたたかさとせびしさのあるマンガですかね。。

    続きを感じさせないマンガなので、2巻を買いたいかというと、
    そうでもない。
    気持ち的に欲したくなったら買ってみたいが、そう思わない限り買う事はないと思う。

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    2012年03月10日
  • ナンバー吾 8

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    ネタバレ

    今一つなぜこれなのか?という必然性が感じられなかった。ネタ、ストーリーに関しては2000年の松本大洋である必然性がない感じ。

    ネタとしては、「ブレードランナー」である。とにかく、ブレードランナーを想起させるストーリー、人物設定、SF設定、風景、などが随所に盛り込まれていて、何かを訴えてはいる。(だから、ラストシーンは逃避行するNo吾とマトリョーシカ、なんですよね?)

    ただ、ずっと「2人の少年の話」を書いてきた松本大洋にしては、初めてそれ以外の人間関係を書いた作品とは言えるかもしれない。いや、PAPAとNo王、No王とNo吾、のどちらかにフォーカスすれば「2人の少年の物語」なのかな? でもはっきりしないところで、やはり異色作とは言える。

    ただ、絵と画面構成が素晴らしくて、その意味ではさすが松本大洋!と言える。

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    2012年03月07日
  • Sunny 1

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    わけあって両親と暮らせない子供達の施設での物語。春男と静がペコとスマイルに見えるが、必ずしもこの二人だけが主人公の漫画ではない。みんなそそれぞれ、そこにいる理由が違っていけど両親に会えない寂しさを抱えている点は共通している。一話一話丁寧に子供達の抱える寂しさを描いていて読み終わったあとジンワリとくる。

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    2012年03月06日
  • Sunny 2

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    本作は松本大洋にしては珍しく“天才”の出てこない話だな、と読んでてはたと気付いた。松本大洋が描いてきたのは、天才じゃなくて“孤独”なんやね。親と離れて生活する子供たちの切ないエピソードがいっぱい出てくる。

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    2012年03月04日
  • ピンポン 1

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    松本大洋先生の代表作。
    今更ながら、読みました。
    卓球のことは詳しくないけど、読んでいてとても胸が熱くなりました。

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    2012年02月22日
  • GOGOモンスター

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    相変わらず少年のピュアネス。

    「くうきが 黒く なって くるのが……
    よるがきた しょうこ」

    この感性が欲しい。

    大人になるにつれてなくすものってなんだろう?
    いつなくすんだろう?

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    2012年01月04日
  • ピンポン 1

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    僕は映画のピンポンが好きだというのが前提でレビユー。曲がスーパーカーだったりキャラがたってて何度も観たし今でも観たい。
    この度、原作を読んでみたけど、映画化が旨くいってたのが分かる。映画の使いすぎないCGとか間だったり空気感が好きだった。特にあの間はこの原作で生まれたものだったのかなと勝手に解釈。松本大洋は凄い。

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    2012年01月19日
  • ナンバー吾 1

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    ネタバレ

    吾によく似た友人にプレゼントするために購入。プレゼント前に読むと、一巻はわかりにくい。どういう世界なのかを追っていくだけで疲れるところがある。けれども、これからの展開を思い出すとそれが呼び水のようにわざとそうなっていたようにも感じられる。ナンバー吾は危うい、わざと自分を危険に貶めている。友人もまた然り。気をつけて。

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    2011年12月25日
  • Sunny 1

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    鉄コンに続いて、はまってしまいました。
    言葉では表現できない・・「この感じいい」
    子供たちを主軸に、セリフは多くないのに何か深いものがズシリときます。

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    2011年12月13日
  • Sunny 1

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    大好きな松本大洋の作品。
    彼自身が体験していたという孤児が集まる施設の物語。

    松本大洋にしか描けない、日常感や哀愁が全面に押し出される作品。
    何も特別なことが起きていない日常を主人公の哀愁だけで物語に変えてしまう技術。流石の一言。松本大洋の絵は、上手い訳ではない。しかし、とにかく、滲み出る。

    だが、ピンポンをこよなく愛する僕からするともっと躍動感のあるストーリーを希望するのも確か。なので星4

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    2011年12月09日
  • 竹光侍 1

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    なんというか、松本大洋、一線越えてるな、と。
    それでいて、きっちりエンターテイメントをやってるんだからもう。

    傾いてるなあ

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    2011年11月25日
  • 花男 1

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    先輩が俺に読ませたいと言って貸してくれた漫画。なんでそう思ったか分かりませんが、めっさ好みの漫画でした。
    理屈っぽい子供と感性で生きる野球好きでバカな父の話です。俺も理屈っぽいの苦手だから、父よりで読んじゃいましたね。お父さんの笑顔がとにかく素敵。
    設定はそれなに平凡?
    でも、生きる事に対する大切な思想が詰まってる気がします。名言も多いし。
    ただ途中ちょっとだらだらしてたかも。

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    2011年11月20日
  • 鉄コン筋クリート 1

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    ♥
    全巻持ってます
    映画を見る前に読みました
    シロの言葉に、仕草に、じんときます

    クロもシロもかわいいのです
    シロの服装がすきです

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    2011年11月09日
  • 鉄コン筋クリート 1

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    暴力という手段で生き延びているシロとクロだけど、どちらも純粋でまっすぐ。松本大洋ワールドですなぁ。
    この本の中でシロが読んでいる「チョコレートを食べたさかな」って本がまた良いのでそれもお勧め。

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    2011年05月18日
  • 竹光侍 1

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    松本大洋作「竹光侍」(漫画)1~4巻の紹介である

    竹光とは本身の刀を売ってしまったり、重くて刀を持つのを嫌がった侍が
    竹を削ったものを刀身にし、刀のように見せかけ体裁を繕ったモノである

    テレビで放映されている時代劇とは異なり
    平和で切り合いの少なかった江戸時代には、よくある話であった

    長屋に住む大工の息子「勘吉」が、その若いお侍をはじめて見たのは
    正月の寒い朝のことであった。

    長屋にある「かわや(トイレ)」は遠い
    だいたいが長屋の奥、とっつきにあるので、そこまで外を歩いて行かねばならない

    意を決して外へ出た「勘吉」の目に「狐の化け物」が見えた
    あまりの恐怖に小便を垂らし座りこんでしもうた「勘吉」を
    「狐の化け物」は親切にも「勘吉」の着物を洗ってくれ
    「瀬能宗一郎(せのう・そういちろう)と申します
     本日よりこちらの長屋でお世話になります」と挨拶をした

    よく見ると可なりな狐目であるが、若い人間のお侍であった

    子供の目とは不思議なもので、大人には見えない何かが見える時がある
    その狐目のお侍は確かに「狐の化け物」な一面も持っておった
    でもな、またまた子供とは不思議なものでの~
    良い人と悪い人をちゃ~んと見分ける力も持っておる
    「勘吉」は、この狐目のお侍が何故か気になり側をくっついて離れない
    そうして二人は仲良くなっていったのである

    この漫画は、ある日長屋にヒョイっと現れた不思議な浪人の話なのだが
    正真正銘人間であるのに…異様なほどに人間離れし過ぎている
    ココに読者は「勘吉」と同じように惹かれていく
    「この侍の過去には何かイワクが隠されている」
    そう思ったら最後、目が離せない(笑)

    めっぽう剣の腕が立つ。しかし腕が立ち過ぎ禍の匂いすらする。
    見事な妖刀を持っている。が…妖刀に主従逆転されそうになり竹光侍となる。
    怖いけど優しい。賢いのに世間に疎い。知らなそうで知っている。
    このような主人公「瀬能宗一郎」から長屋の住民達は目が離せなくなる
    そうして彼が少々怖いのに、好きになってしまうのである

    作者は「鉄コン筋クリート」を描いている松本大洋
    ウィキペディアによると、父は作家の松本東洋。
    母は詩人の工藤直子。妻は漫画家の冬野さほ
    従兄弟の井上三太も漫画家らしい

    彼の作品を見るのはコレが始めてであるが、漫画原稿用紙の枠を超えてくる
    飛び出す絵本のように感じるのだ(笑)
    それでいて画面下隅に描かれている小さな「モノ」もクッキリと見え
    普段見逃しそうな虫ですら命を持って動いている感がある

    鳥獣戯画さながら宗一郎の周りの人々の心の内を
    モノや動物、虫までもが代弁して語る時もある(笑)

    絵柄は人によって好き嫌いがあると思うが
    機会があったら読んで欲しい漫画の一つである
    なにせ、面白い。続きが楽しみである(笑)

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    2011年02月18日