赤石路代のレビュー一覧
-
無料版購入済み
不思議な出会い
この方の作品は初読です。主人公は広告部門にいるようで、自社商品の欠陥に気付き、他の社員さんとそれを報告したりしています。
私生活も充実しているかと思いきや、やや暗雲が……。
夢の中で茶室に迷い込んでからのシーンが良いです。主人公の趣味ともちょっと重なっていて、なおかつ謎もちゃんとあります。 -
Posted by ブクログ
そうそう、この巻が出た辺りで連載誌のJUDYが休刊になったんだっけ。政治と裏金の問題に真っ向から立ち向かう姿勢がカッコよかった。
現在総理が党内政治でいわゆる「石破おろし」にあっているが、その主張をしている人たちは選挙で禊ぎをした裏金議員で、遠山京香なら禊ぎとかさせずに切り捨てたよな、きっと。
第46話 市長のいない街
将野県知事の「みんなほかのやつもやってきたことだ!私だけが悪いんじゃない」というセリフが、今の政治家に重なって見える。
テレビドラマの「必殺仕事人」もそうだったが、世相を皮肉るエンタメが果たす役割は大きかったと思う。今は、私のアンテナが鈍ったのか、個人の意見がSNS等で簡単に拡散できるからか、見当たらない。江戸時代だったら瓦版、明治・大正時代だったら寄席でのオッペケペー節、また小説や漫画も一役買って来た。風刺を効かせたエンタメで、直接吐けない毒を、オブラートに包み提示する。鑑賞者は、義憤を笑い飛ばしながら和らげていく。
『市長 遠山京香』は、見事にその流れに乗っていた。グリーンピアをブルーピアと名を変え、給食費の不払い、ネグレクト、待機児童、さまざまな現代が抱える問題を、京香が一刀両断する。
17年も前の連載なのに、未だ解決されていない問題が満載だ。願わくば、この手のエンタメがきちんと作用する世の中でありますように。
さて、次は最終11巻。もっと続いて欲しかった。
-
Posted by ブクログ
失敗、失敗。巻数間違えて感想を投稿してしまった。直しました。
第38話 親を育てる仕事
こんなところが昔の話だなぁと思う。現在の子育て事情は、少しは男性も関わってきてるのではないかと。よく行くドラッグストアには、抱っこ紐で子どもを抱えたお父さん方をよく見るし、近所の公園では、父と遊ぶ子たちを見かける。まぁ、その方達が、どれだけ家事をやってるかわからないが。
ウチの子が小学五年生の時に、国語の教科書に『カレーライス』という短編が載っていて、母の仕事が忙しい間だけ夕飯を父子で作るという話だったと思う。なんて男尊女卑の話なんだと心の中で憤慨していたら、子の感想が「お手伝いをしない子なんだなという事がわかりました。」・・・そういやウチの子、小学二年生の頃から、家族の夕飯を一人で作ったことあったっけ、と。先生、困ったろうな(笑)
割と家事を分担してる話は、最近の若いご夫婦では聞くが、この本が出版された17年前には、そうではなかったってことか?いや、でもなぁ。友人のところは30年も前から、夕飯づくりは父の仕事だったし、家庭によっても違うか。赤石路代氏の周囲には、普及していなかったのかも。
さて、次は10巻。結構忘れている話あり。新鮮な気持ちで読めて良い、と思うことにしよう。
-
Posted by ブクログ
中田宏との対談付きの巻。そうか、6巻だったか。今回読み返すきっかけとなった中田氏との対談は。
第28話 M8.0 アウトサイド city
東日本大震災から14年。未だ、私の中ではきちんと整理がついていない記憶。思い出すのがまだ辛い。なのにまた今年は、トカラ列島で地震。一昨年には、能登。日本は地震列島だから、しょうがないのかもしれないが…
双子の感覚共有は、ちょいオカルト入ってる?知り合い何組かいたけど、そんな話は聞かなかった。と言いつつ、「感覚共有」なんて単語が出てきてしまうのは、月刊誌『ムー』にハマった時期があるからか。
この巻が発売されたのが、2006年8月。東日本大震災の5年も前に地震の記述があるなんて、たつき諒もびっくり。1995年の阪神淡路も、関東大震災もあったし、描かれても不思議はないか。
今日はここまで。次読めるのは、3日後か。 -
Posted by ブクログ
一番好きな巻。
第20話 本を読む町。本に落書きする話。
いや、落書きはダメでしょう。と思いつつ、結末にほっこり。
そして、マーカーの話。江口寿史先生の個展に行った際、コピックの茶系の色で、今はないという話をツレから聞いた。後日、いわむらかずお氏の美術館でも多分同じ色と思われる物を発見。その時も遠山京香読み返したっけ。
第21話 ライオンの泣く町。某女優がサファリで齧られたという話を思い出しつつ、昨今の熊事情、この話で知った麻酔銃の性能に冷や汗。山に返せと都会の人は簡単に言うが、実際出る所に住んでいると、かなり怖い。増えてるし、人間怖がらないし、遠目で走ってるところ見た事があるが、車と同じくらいのスピードだったし。
『大造じいさんとガン』とか『ごんきつね』とか、動物に人間を仮託して書いてある文章を鵜呑みにしてはいけない。と、いい話にこの感想って捻くれすぎか。
第23話 不登校児のいる町。うわー、盗撮先生もクビにして欲しい。と、心からの叫び。で、公立辞めさせられると、私立に。教師不足の折、免許持ってて、経験者なら簡単に就職できそう。怖いね。
第24話 あなたの家を守る町。
友人の父が被害にあったそう。
ウチにも、「市役所の方から来ました」詐欺が来た。下水の掃除をしなきゃダメだと言った挙句、硫酸100%の薬を使うというので、お帰り願った(笑)。「近所で工事してたら屋根が壊れてるのが見えた」詐欺も。ウチの屋根見える所で工事やってる所ないんだが(笑)
笑っていられる内はまだいいが、最近の犯罪は匿流とかいろいろあって、エスカレートしそうで怖い。リフォーム詐欺で済んでた頃は、まだ良かったのかも。
という訳で、遠山京香の中で一番好きな巻を楽しみました。さて、次の巻いってみよう。 -
Posted by ブクログ
第二話「ワイルド・ボーイ」移民の話。
今回の参院選で日本人ファーストを掲げた参政党が躍進したが、移民と旅行者をごっちゃにしていると、某テレビ番組でやってた。
身近にいる国際結婚で日本に来た方たちは、なんとか日本の風習を理解しようと努力なさってる人が多い。それは、2世3世でも同じこと。
反して旅行者は…。私の住んでいる所は、外国人観光客も結構来る所なのだが、旅の恥はかき捨てとばかりに、傍若無人に振る舞う人も中にはいる。人にもよるし、国にもよるが、翻訳アプリすら入れずに、日本人のおもてなしの心を当然と受け止める傲慢な観光客に何度イラッとさせられたか。(「どうせ日本人は英語わからないから話しかけても無駄」という英語での会話を耳にしたことも、某アジア系の言語で無理を通そうとする観光客を見たことも)
移民に対しては、言葉を学校で教えれば、とは思うが、就学者以外はどうすればいいのか?また華浜(横浜市をモデルにした作品中の架空の市)ではボランティアで解決したようだが、授業のある先生たちに、日本語まで教えろというのは無理があるだろう。
と、たった一話から、いろいろ考えさせられた。赤石路代、すごい。
-
Posted by ブクログ
参院選の候補者の中に、仲田宏氏の名前を見つけて、久しぶりに本棚の奥から引っ張り出して、読み返してみた。
24年も前に出版されたコミックなのに、内容がまったく古びない。すごい。
あーいや、そんなに長い間、政治の問題は解決していないだけかもしれないが。
この作品を読んで、少しだけ政治に興味を持った昔を思い出した。
現代は、SNSやらテレビの解説やらで、政治家の主張もわかりやすくなってきているが、逆にフェイクニュースや都合の悪い事を隠した主張も見抜けなくなってきている。難しいけど、自分でしっかりあちこちから情報を集めて判断せねば。
という訳で、2巻いってみよう。
-
ネタバレ 購入済み
20年ぶりの新世代編
1.「風と共に来たりぬ」:養母と元不倫相手の娘のふり
2.「目撃者(偽)」依頼:富豪一家の娘のふり
3.「花の上のピアニスト」依頼:行方不明の友人のふり
続編が連載されているのは知っていましたが、前作再読に合わせて遅ればせながら購入。
出版社は変わってもシリーズとして前作とまとめられているのが嬉しいです。
新シリーズのサブタイトルは映画からの命名だとか。
新キャラお披露目回となる1話目から隠し子のふりをするのは、前作を思わせてくれてわくわくします。
3話のショパンの「雨だれ」も、「ショパンはひとりできかないように」を思い出して勝手に懐かしくなりました。
でも単純に続編だから、P.A.の設定が秀逸だから面白い訳じゃなく、新世代編の冬羽と毬谷も魅力的!
これぞP.A.!という展開でありつつも、まだ二人の生い立ち等は不明なので、今後明らかになるのが楽しみです。
志緒と知臣の息子・将臣も、これからの活躍に期待。