あらすじ
海につながる広大な商業・住宅地を有する大都市、華浜(はなはま)市の市長・遠山京香(とおやまきょうか)。推理小説家「遠山京介(きょうすけ)」のペンネームをもつ彼女は鋭い推理力と、大胆な行動力が武器。若者を食いものにするドラッグ、無差別テロや汚職…。病んだ現代の暗部を前にひるむことなく、愛と正義を信じる遠山京香は今日も戦う!!
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Posted by ブクログ
第二話「ワイルド・ボーイ」移民の話。
今回の参院選で日本人ファーストを掲げた参政党が躍進したが、移民と旅行者をごっちゃにしていると、某テレビ番組でやってた。
身近にいる国際結婚で日本に来た方たちは、なんとか日本の風習を理解しようと努力なさってる人が多い。それは、2世3世でも同じこと。
反して旅行者は…。私の住んでいる所は、外国人観光客も結構来る所なのだが、旅の恥はかき捨てとばかりに、傍若無人に振る舞う人も中にはいる。人にもよるし、国にもよるが、翻訳アプリすら入れずに、日本人のおもてなしの心を当然と受け止める傲慢な観光客に何度イラッとさせられたか。(「どうせ日本人は英語わからないから話しかけても無駄」という英語での会話を耳にしたことも、某アジア系の言語で無理を通そうとする観光客を見たことも)
移民に対しては、言葉を学校で教えれば、とは思うが、就学者以外はどうすればいいのか?また華浜(横浜市をモデルにした作品中の架空の市)ではボランティアで解決したようだが、授業のある先生たちに、日本語まで教えろというのは無理があるだろう。
と、たった一話から、いろいろ考えさせられた。赤石路代、すごい。