あらすじ
ゴミ屋敷、不登校、リフォーム詐欺…。現代社会で発生する問題は今日も後を絶たない。290万人都市・華浜市の女性市長にして推理小説家の遠山京香。彼女の武器は、柔軟な思考と抜群の行動力、そして強固な問題意識。すべての市民の幸せを願い、京香が社会の闇に巣食う者達に敢然と立ち向かう!!
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Posted by ブクログ
一番好きな巻。
第20話 本を読む町。本に落書きする話。
いや、落書きはダメでしょう。と思いつつ、結末にほっこり。
そして、マーカーの話。江口寿史先生の個展に行った際、コピックの茶系の色で、今はないという話をツレから聞いた。後日、いわむらかずお氏の美術館でも多分同じ色と思われる物を発見。その時も遠山京香読み返したっけ。
第21話 ライオンの泣く町。某女優がサファリで齧られたという話を思い出しつつ、昨今の熊事情、この話で知った麻酔銃の性能に冷や汗。山に返せと都会の人は簡単に言うが、実際出る所に住んでいると、かなり怖い。増えてるし、人間怖がらないし、遠目で走ってるところ見た事があるが、車と同じくらいのスピードだったし。
『大造じいさんとガン』とか『ごんきつね』とか、動物に人間を仮託して書いてある文章を鵜呑みにしてはいけない。と、いい話にこの感想って捻くれすぎか。
第23話 不登校児のいる町。うわー、盗撮先生もクビにして欲しい。と、心からの叫び。で、公立辞めさせられると、私立に。教師不足の折、免許持ってて、経験者なら簡単に就職できそう。怖いね。
第24話 あなたの家を守る町。
友人の父が被害にあったそう。
ウチにも、「市役所の方から来ました」詐欺が来た。下水の掃除をしなきゃダメだと言った挙句、硫酸100%の薬を使うというので、お帰り願った(笑)。「近所で工事してたら屋根が壊れてるのが見えた」詐欺も。ウチの屋根見える所で工事やってる所ないんだが(笑)
笑っていられる内はまだいいが、最近の犯罪は匿流とかいろいろあって、エスカレートしそうで怖い。リフォーム詐欺で済んでた頃は、まだ良かったのかも。
という訳で、遠山京香の中で一番好きな巻を楽しみました。さて、次の巻いってみよう。