山口つばさのレビュー一覧
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藝大受験編が終わり、藝大学生編がスタートする。藝大ライフでは、現役生の強みであった武器が少ないことが、逆に知らないことが多いという弱みになる。自分の方向性に自信がなくなる。大葉先生の言葉「作品は諦めたらそこで完成よ」。まだまだ自分を諦められない矢口のこれからが楽しみです。
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なにをやってもいい。
マキと話し、「なにをやってもいい」ということを再確認したシーンがとても心に響きました。人からの評価に振り回され、結局何が良いのか分からなくなってしまい、大好きだったはずのものが急に窮屈に感じてしまう感覚。そして、「好きにやればいいんだ」と気づかされることによって自由を取り戻し、息の詰まるような苦しみから開放される感覚。この2つ感覚を思い出させられました。今までは「藝大受験合格」が目標でしたが、その目標を果たした八虎はこれからどうなっていくのか、非常に楽しみです。
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すっきり!
悩んでは答えを見つけるということを今まで何度も繰り返していましたが、最終試験で八虎が悩み導き出した自身の「モヤモヤ」への答えは、非常にすっきりするものでした。個人的に大葉先生のキャラクターがすごく好きだったので、頻繁に登場しなくなってしまうと思うと少し寂しいですが、大学編もとても楽しみです!
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ユカちゃんの真相が明らかに。
前巻でユカちゃんが大きいバツを書いて試験会場を出て行った深層が明らかになりました。自分の好きなものがはっきりと分かっている、かっこいい存在として描かれていたユカちゃん。しかし、ユカちゃんもかなり悩んでいたことが分かり、「なんかちょっとつかめないキャラ」だったのが、親しみを感じるようになりました。そんな心温まるシーンも束の間、八虎の目は大丈夫なのでしょうか... 不穏な予感がします。
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緊張感溢れる勝負の日。
自信の無さから他人と比べてしまうことが多い八虎ですが、プレッシャーに押しつぶされても人の足を引っ張ったり、八つ当たりをしたりしない彼のキャラクターの良さが出ていました。そして、ついに藝大受験1次試験の日がやってきました!1次試験の結果がどうなったのか、次の巻が気になって仕方ありません。八虎、受かってますように!
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壁にぶつかる八虎。
藝大受験が近づくにつれ、今まで以上に予備校の課題に燃える八虎。挫折してしまうのではないかと思うような壁にぶつかっても、真摯に向き合い、とことん考え、惜しみなく努力する八虎の姿がみていて気持ち良かったです。自分も八虎のように、何かに打ち込みたくなりました。
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様々な要素が詰まっている。
親子の絆、先輩後輩の絆、藝大受験の難しさ、予備校の特殊な雰囲気、名画の特徴... 心に染みる人間関係の絆を描いたシーンから、美術の専門的な話まで、様々な要素が詰まっていた1巻でした。特に、藝大に行くことに反対していた母親を説得するシーンが非常に印象的でした。主人公の熱い想いが伝わってくる、心に残る場面です。
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美術の魅力溢れるストーリー。
美術の講義や美術館が好きなため、この漫画のテーマに惹かれて第1巻を読みました。絵を描くテクニックや美大を目指す人がどういうことをしているのか、そういった美術を専門的に勉強している人でないと見えない世界が漫画で描かれており、魅了されました。ストーリーも面白く、続きが楽しみです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2巻で先生が言っていた「武器が少ない分身軽に動ける」という現役生の強みが、入学後は逆にバックボーンの弱さに繋がってしまう話。
傍から見れば、八虎の「高校2年途中で絵を始めて藝大現役合格」なんて、世田介君と同様、天才にしか見えないんだろうけど。
その結果・評価と実力とのギャップで藻掻き苦しむ。
自己評価の低さを原動力に努力を続けていた分、その努力を否定されるような「受験絵画を捨てろ」という言葉が重く響くんだろうな。
絶望で終わらず、周りに支えられ、そして八虎が気付かない内に周りを助け、希望が見えて巻が終わる29話。
八虎がどういう作品を作っていくのか。周りに及ぼす影響がどう発展していくのか。先 -
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おもしろい!
これはおもしろい!大賞とったのも頷ける。
美術が好きだったり漫画とか絵を描く人はみんな共感できるんじゃないかなあ。
知識も勉強になる!
久しぶりに小説じゃなく漫画で泣いてしまった…
キレイな漫画です! -
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見える作品、見えない中味
春に、春の新しい章が始まった。
読んでて、脳がシビれ、胸が震えた。
作ること、描くこと、作品。過程が大事だけど、作品が観てもらえなかったら……それはゼロになってしまうのだろうか?
創作過程にあるもの、人生の中で経験してきたこと、もしかしたら全然関係のないもの、作品はただの作品でも、その中には無限の物語が詰まっている。
選ばれたことは、選ばれなかったことも抱えることなのかもしれない。
登場人物たちを応援せずにはいられない。
それぞれが、どんな作品を創っていくのか、楽しみで仕方がない。 -
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漫画に何を期待しているのか
7巻まで読んだ上でのレビューです
あなたは漫画に何を期待していますか?
自分は心を動かされることを期待して読んでいます
そしてブルーピリオドはまさに心の動く漫画です
特にそれを感じるのが登場人物の心情を描くシーンのときで、喜怒哀楽が丁寧に描写されていてかなり引き込まれます
あなたが漫画に何を期待しているのか分かりませんが、心の動く漫画を読みたいと思うのであればブルーピリオドが満たしてくれるでしょう -
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すっごく面白かった。作品の空気感が前向きで優しいです。登場人物もみんないい人ばかり。(個性的だけど)これから、どう成長していくのか楽しみです。
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激熱青春マンガ
体育会系こそ熱血、青春!という方々にはぜひ読んで頂きたい。文化部だって藝術だって熱いんだ。美術に関して全くの素人の私ですが非常に面白く読むことが出来ました。完結まで追い続けたいと思えるマンガに久しぶりに出会えてよかったです。