山口つばさのレビュー一覧

  • ブルーピリオド(9)

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    1巻から一気読み。
    主人公が素直でまっすぐで、のびしろしかなくてまばゆい。
    鬱屈した世田介くんがこれからどんな表現を獲得していくのか、個人的にはそっちの展開のほうが気になる。
    猫屋敷先生の闇も深そう。この人の作るものわたしたぶん好きだと思う。

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    2021年01月31日
  • ブルーピリオド(9)

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    藝祭が終わり夏休みも終わり、気づけば早くも1年生最後の課題。相変わらず迷いっぱなしの八虎。しかし、彼の劣等感の対象になっている人々も様々なものを抱えている。学生はもちろん、一線で活躍する人々であっても。正解のない世界の過酷さと残酷さが垣間見えてゾクッとする。そしてここに来てアニメ化の報が! こんな美術語りばっかりのマンガをどうやって見せる構成にしていくのだろう。大変そう! でも興味津々!

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    2021年01月29日
  • ブルーピリオド(9)

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    受験編に比べると、ストーリーの明確なゴールがまだ見えていないというところからか今ひとつ盛り上がりに欠ける気はします。それでも独特の内面描写やひたむきに美術と向き合う青春群像劇の面白さは健在です。

    サブの登場人物の掘り下げが今後物語にどのような影響を生み出すのか、そこからカタルシスが生み出されるのか、期待と不安を抱いて次巻を待ちます。

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    2021年01月28日
  • ブルーピリオド(4)

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    ネタバレ

    僕には八虎のような器用さはないけど、彼の「まじめ」な行動パターンはすごくわかるし自分にも似ていた。周囲から求められる正解を探り当てるのが得意で、外面はいいんだけど、そうやって「攻略法」を探り当てることで評価されているのを自覚してもいるから、自分の実力ではない気がして、自分に自信が持てないっていう感覚。インポスターシンドロームとも言えるんだろうか。彼のような人は、受験戦争と過度の情報に晒される現代日本の若年層には結構多いんじゃないだろうか。

    彼は普通の大学に進学するならたぶん淡々と順調な道を進むのだと思う。が、高校という比較的早い場で絵画に出会えたことは幸運だったんだろう。周囲から求められる正

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    2021年01月26日
  • ブルーピリオド(9)

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    ネタバレ

    藝祭の熱狂と終幕。
    夏休みと美術館。
    橋田はなんか妖しいなぁ……
    世田介くんの「3歳のときの絵」。見せてくれるだけでも気を許してくれている気はするけども。
    後期授業の始まり。フレスコとモザイク。とぅっす。
    猫屋敷教授の鎧。持てるものすべて。
    はっちゃんも八雲も良いやつやなー。
    ヒロイン・世田介くんと仲良くなりたい。

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    2021年01月29日
  • ブルーピリオド(9)

    購入済み

    ねこ先生が好き

    「全部なげうたないと私の作品を観てくれない」
    これは本当に真実で
    芸術じゃないけど自己表現をした事ある身としては
    受け身では誰も、一流ではない自分に見向きもしてくれないのよね
    だから、フックポイントを大量に作る必要があって
    本当に心に引っかかる学生漫画だと思う

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    2021年01月25日
  • ブルーピリオド(2)

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    この巻も実に面白かった。自分の好きを見つけること、それを貫き続け、戦い続けることのしんどさみたいなものがこの巻では中心として描かれていた気がする。戦い続ける熱き主人公たちの物語に、こちらも引き込まれる。

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    2021年01月10日
  • ブルーピリオド(3)

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    東京藝大合格を目指す高校生の物語。3巻は主に予備校生活で、お正月まで。テンポ良く進むのが好きです。

    主人公が課題に向かって四苦八苦して、乗り越えて視界が開けて、でもまた障壁が...という、アクションではないのに冒険ものを読んでいるようで、作品に取り込まれます。

    芸術に人が立ち向かう姿や思いを疑似体験できるので、普段絵を見るのが好きな自分は舞台裏を見ているような感覚になれます。何これ?と思うような作品でも、裏には試行錯誤が山ほど積まれているのだろうな、と改めて気付きました。
    次も読みたくなります。

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    2020年12月05日
  • ブルーピリオド(2)

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    藝大を目指す男子高校生のお話。2巻では高校3年生になり、予備校に通い始め、夏期コンクールあたりまで。
    個性的な同級生がたくさん登場して、引き続き楽しく読み進めています。
    作品を産み出す苦しみ、もがき、産み出したあとの逡巡がよく出ていて、面白かったです。
    名画の条件を先生が解説してくれるシーンは、美術鑑賞の参考になりそうなポイントを学ぶこともできました。

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    2020年11月26日
  • ブルーピリオド(8)

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    ほんとは大学入って学んで出て行ってからの方が芸術家としてはメインの場面なんだろうな。そういう意味ではやっとスタートラインに立てたのだろうけど、個性的な方々か多すぎて私的には焦点が合わせにくくなりました。でも、教授の言葉に方向を見出して前進する八虎の姿は迫るものがありました。そういう言葉かけしてくれるのが学びの場なんですね。彼が何を掴みとるのかこれからが楽しみなんですが、登場人物クセが強すぎですよー。これが芸大の方々のリアルな姿なんですかね。そして芸大祭、こういうこと高校の文化祭でやったけど、大学でやるなんて羨ましすぎ。クオリティ高いだろうなあ、みてみたいなあ。

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    2020年11月12日
  • ブルーピリオド(2)

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    お母さんとの会話と、森先輩との交換がグッときた。

    色々美術館まわってたどり着いた私なりの答えと似たような話をしていた。
    結局正解ってなくて、自分の心に響いたものが自分にとって大切で、誰かと同じでなくてもいいし、知識も技術もなくてもただ楽しめばいいんだって。

    誰かの意見に流されていただけで自分の好きなもの得意なものがないと知ることも、視野が狭いことや自分のスキル不足も早く気づけるに越したことはないよね。。

    構図の話は写真とかにも通じるから勉強になる。

    どんな思いを抱えてるかも知らずに言われるの悔しいよね。熱い思いと裏腹に、まだ自分には実績がないと尚更。

    武器が少ないからこそ、やることが

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    2020年11月11日
  • ブルーピリオド(1)

    ネタバレ 購入済み

    なんでもそこそこ出来るけど特に何かに熱中することも
    無かった主人公が美術と出会ったことで
    美大を受験するために頑張る主人公の成長していく話で面白かった。

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    2020年10月30日
  • ブルーピリオド(8)

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    主人公、厳しさも楽しさも含めて東京藝大ライフを満喫してるなー。 藝大名物の藝祭神輿についてのエピソードも始まり、興味深い。基本的に「個人で作る」油画科の者たちが、「力を合わせて作る」ことにどう取り組んでいくのか。

    受験創作から、日常的に創作をしていく段階に進んだから産まれる苦悩は、芸術系大学に居た者として身につまされる。創ることへの疑問、成果物に対する不甲斐なさ、それを評価された時の嬉しさと戸惑い、そういったものが詰まり、苦しくも面白い。

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    2020年10月26日
  • ブルーピリオド(7)

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    東京芸大の油画科に現役合格した主人公。そこで待っていたのは曲者揃いの同級生と教授陣、さらにはTAたちだった。

    この巻で描かれていることはいわば喪失感だ。合格を目標にしてきた者がそれを達した時に、自分は何を創りたいのかと悩むのは、芸術系大学生あるあるだろう。それを、今まで会ってきた人たちにぶちまけることで少しずつ前に進んでいこうとする主人公は、人に恵まれているな、と思う(そういうドラマに仕立てているわけだけど)。

    特に絵画に言える、上手い下手ではない、何故描くのか、何を描くのかという問いが重い。

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    2020年10月23日
  • ブルーピリオド(8)

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    適切なフィードバックの重要性と情報の取捨選択に気づかされる。モノを作ることに没頭することも楽しいが、モノづくりに没頭するヒトを眺めているのも楽しい。過去に教育テレビでやっていた絵画教室のような番組を無音で観ていたのを思い出した。至福のひととき。

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    2020年10月01日
  • ブルーピリオド(8)

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    課題と学祭準備の美大編2巻め。商業デザインではなく「芸術」だから、何がいい考え方・見方なのかはほんとにわかりにくい。この世界に挑む人、そして受け入れられ認められていく人って凄いなぁと思います。そしてやっぱり変な人多い(笑)。その変な人々が大挙して挑む学祭の制作って大変そう…どんな結末にたどり着くのかな!?

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    2020年09月26日
  • ブルーピリオド(7)

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    藝大に入ってますます面白い。ここで終わるかな、と思ったら「ここからが本番だよ」という燃える展開。描き続ける人はエライ。

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    2020年05月27日
  • ブルーピリオド(7)

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    芸大、こんな風かあ。面白そうだから、構内をぶらつきたい。芸術を教える、学ぶってのは異世界だなあ。本当に真面目な人ほど混乱しそう。でも、この壁を乗り越えたところに見えてくるものが必ずあるはず。なにかを掴み取るのではないかと確信しています。

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    2020年04月29日
  • ブルーピリオド(1)

    購入済み

    絵が凝ってる

    絵の素人の高校生が芸大を目指す話。作中に出てくる様々な絵が作者ではなく、多数の専門家によって描かれている。この点だけでも評価できる。

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    2020年04月19日
  • ブルーピリオド(1)

    続きが気になる

    TVの本屋さんがオススメしたい漫画で紹介されていて読んだ。なににも全力で興味を持てない主人公が1枚の絵を見て変わっていく様子にワクワクした。続きも読んでみたいと思った。

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    2020年04月11日