山口つばさのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
アニメ化
遊びも勉強もそつなくこなす男子高校生が東京藝術大学進学を目指して美術の勉強を頑張る青春物語の第一巻。
主人公の男子高校生、矢口八虎は友達と深夜のスポーツバーに行き試合観戦をし酒を飲みラーメンを食べるという不真面目な生活を送っていた。
しかしちゃんと授業にも出て学年トップクラスの成績を維持するくらい要領もいい。
そんな彼は親から学費の都合上国公立の大学に進学してほしいと言われていた。
友達と遊び、勉強にはげむ周りから見れば完全無敵の八虎も心の中では今の人生がこのまま続くことに虚しさと手ごたえのなさを感じていた。
八虎はある日選択科目の美術で前々から感じていた早朝の渋谷の青さを絵とい -
購入済み
Y.Y楽し!
個性がハッキリしている方が良しとされる世界
キャラが立ってる子がイケるのかな
虎はどうだろ、今のところただの主人公って感じする
もっともっといろいろ欲しいなぁ -
Posted by ブクログ
ネタバレブルーピリオドは美大生の話なんだけど、すべての「絵が好き(だった)」人の話で、気付いていないかもしれないけれど、これはあなたの話なんですよって言われているような気がした。世界が同じように見えている人なんていないのだから、あなたにはどう見えていますかと、これは少しずつ、それに気付かせてくれるマンガなんじゃなかろうかと今回で思い至った。
いろいろな要素が絡み合う話で全体的にしんどいのだが、しかし何より堪えるのは別に誰が悪いわけでもないということだ。保護者による子どもへの不理解は「悪」に見えるし、彼らを悪者にしてしまえれば話はすごく簡単だ。実際それは良くない影響を及ぼしてもいたわけだが、しかし作中 -
購入済み
面白かった
周りの人たちがおもしろいと言っていたのと、じぶんが絵を描くのが好きだったのでこの漫画を読んでみた。
専門的な話があったがわかりやすくおもしろいと思った。 -
購入済み
絵を描いてみたくなる
ファッション雑誌に取り上げられていて気になった。試し読み第一話を読んで面白くてすぐ購入。普段はマンガ読まないひとです。学びがあって自分も絵を学んでみたくなる。自分も好きな事を努力して勉強してそれを専門に仕事しているが若い時の熱い気持ちを思い出せる。人にオススメしたいマンガ。
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Posted by ブクログ
世田介くん回だった。天才的な画力を持ちながら気持ちがついていかず絵への想いを欠落させたままの世田介と、その天才的な技量に敬意と嫉妬を持つ主人公・八虎。なんだかんだ長い付き合いの2人がここにきて相互補完し、ある種の救いを見た。
絵が好きなのか、何で絵なのか、表現とは何か。その解は存在しないかもしれないが、絵に囚われ、振り回されてきた2人が、一時的なものであっても自分なりの答えを導きだした。その葛藤が、苦しくも面白い。特に八虎の(すなわち作者の)言語化能力が、いつも以上に秀逸だった。
本作を読んだ後のいつもの余談(自分語り)。やはり自分も、まがりなりにも言葉で創作を目指した身、言葉を大事にして