山口つばさのレビュー一覧
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ネタバレ広島編の完結まで。真田さんを巡る機微。
世田介くん、イメージ通り生活能力ないのな。かわいい。
当事者と非当事者。当事者だからってその出来事が同じように見えてるわけじゃない。
大切な人が死ぬってさ、日常が一つ消えるってことだね…
葬式ってね
生きてる人のエゴかもしれないけど
人間は目に見えないものを共有できるからこそ、死というものをみんなで解釈して、受け入れたり手放したりできる
なんで立ち直らなくちゃいけないの
村井さんは
その悲しみを一生背負って生きてもいいんじゃないの
「作者が死んでも良い作品っていうのは」「良くも悪くも人の心に残り続けてしまうものなんですよ」
神様は子供にしか見 -
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ネタバレ講評終わりから作家になりたい宣言、美術部の面々と再会、森先輩と再会、グループ展準備。
八虎の考える匂いを用いたインスタレーション、どうなるのか楽しみだ。
「コミックマーケットを開始いたします」で拍手が沸き起こるの、『メタモルフォーゼの縁側』でも触れられてた。あんまり深く考えたことなかったけど、異様か。
白井が結構成熟した思考になっていてよい。
美術部同窓会からグループ展へ。多ジャンルで同テーマの楽しさ。「あなたへ」"どこへ届けたいか"自体がテーマ。
進級展は「人間のペルソナとしての苗字の看板」≒表札。
才能は体力。たくさん見て、たくさん失敗して、たくさん作ってください。
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ネタバレAOJ授賞式から2年生後期の課題制作、講評まで。
八雲の言葉がすごく好き。『評価あってこその反省は普通に成長だろ』『「作品を発表することの責任」なんか
一人で描いてて 気づけるか〜〜〜?気づけなくね?』発表すること、公開することの意義みたいなところを考える。
大石膏ペインティング or 2人展
世田介くんのパンチライン『お金払って取りたくない課題とるの?』
久しぶりのユカちゃん。金欠でホストのバイト。本田さんいい人そう。お店No.2のヨハンさんには八雲と重なるイメージがある。
「全部飲んだら20万」の人、ヒナちゃん。
蝶矢先生もよい。このスタンスで創作と向き合いたいと思った。
『疑うだ -
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ネタバレ◼️山口つばさ「ブルーピリオド 17」
たまにはマンガ。久々に感動した。つかむものがない中の、原点。
「ブルーピリオド」成績はいいが渋谷でオールするような高校生、矢口八虎が美術に目覚め、最難関の東京藝術大学を目指すことになる、という作品で、渋谷の早朝の青さ、好きなことを好きだと言うことの怖さといった感性、予備校の特異なカリキュラムとキャラのアクの強さに関係性、さらにはYOASOBIが「群青」という、インスパイア曲を作ったことで話題を呼んだ。アニメ化に、去年は映画化もあり、という人気作。
ただ、受験特訓時までが盛り上がった反動か、入学後は正直、目的が失われたような感があった。教授から厳しく -
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ネタバレ夢を叶えた人と夢を追う人
夢を追う人と諦めた人
対比が刺さる17巻。
売れっ子同人作家になった海野と燻っている白井。
前半白井から海野への嫉妬が語られる。
白井は本人とその関係性は変わっていないと納得しようとしている。
ただ、絵は上手いが影響力について自覚がない海野を受注生産にするようにアドバイスしたりして、マネジャーや画商等に訂正があるのではと感じた。
後半は八虎の現状について。
ホストの絵が学内で話題になる。
作品と書いた本人の見た目に納得感があり、広く受け入れられたと考えられる。(もちろん読者は八虎が繊細でネチネチした性格であることは知ってるが、見た目は金髪でチャラチャラしてホストやっ