山口つばさのレビュー一覧

  • ブルーピリオド(6)

    購入済み

    やった〜すごい

    何かか足りない、何かがわからない。そんなジレンマに立ち向かって掴む、最高。きっとあなたにも一度はあるだろう。
    一気に読めて主人公に感情移入できたのは、作者に経験があるからでしょう。

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    2020年04月09日
  • ブルーピリオド(5)

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    ネタバレ

    ユカちゃんと主人公の関係性は、非常に面白い。
    それぞれが、ヌードデッサンを書くってのは、お互いがそれぞれ自分と向き合う場になってて、なんというか青春というか、芸術家というか。

    それにしても1次は三人かぁ。グッと減ったなぁ。おまけのおすすめランチも面白かった。

    追加
    きっと海の青さに染まってたからだ
    3月とかに2,3時間裸になるって、体調崩しそうで心配だね
    ランチおすすめ合戦がそれぞれの個性が出てて面白い

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    2020年03月30日
  • ブルーピリオド(6)

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    今までのいろいろな場面が連鎖的につながって自分にとっての「ありのまま」が八虎の脳裏に降りてきた、その瞬間。次の一手が一気に浮かび上がって気付いたらスケッチブックに油をぶちまけていた、あの瞬間が、気持ち良くてたまらなかった。

    八虎と一緒に、ひらめきと連想の脳の発火を疑似体験したあの感じ。まるで自分自身が暗闇から何かを手繰り寄せたような快感に襲われて、鳥肌が立った。


    絵を描くことで、見ている世界を、自分自身を再定義する。描きたい衝動を掻き立てる、そんな巻でした。どうか八虎が競争の螺旋に飲み込まれず、見つけた楽しさを忘れずに絵を描き続けられますように

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    2020年01月02日
  • ブルーピリオド(2)

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    同じ方向を向いている多くの「同志」と出会い、
    「親」としっかりと向き合って、歩を進める八虎。
    それぞれに思惑がありそれぞれに足掻いて進もうとしてる。
    でも何も明確な基準がない「美術」の世界は
    深くて遠くて得体が知れなくて怖くて、
    時に悩んだり人に八つ当たりをしてみたり。
    それでも突き動かされて前を向く若者たちの熱さよ…。
    佐伯先生といい、予備校講師の大葉さんといい、
    この作品は指導側にいる人のキャラクターがいいなぁ。
    認め、教え、きっちり泳がせてくれる感じ。
    こういう人が指導側にいると、人は伸びるのかも。
    勉強する側の若いキャラクターとの対比が面白いです。

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    2019年12月07日
  • ブルーピリオド(6)

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    東京藝大の二次試験とその合否が語られる巻。3日間掛けて油絵を1枚仕上げる中のストレス、葛藤、そして成長が描かれている。

    今巻では主人公のライバルであり友人(?)である“天才”世田介くんの「自信なんかないよ。事実だから、俺が絵が上手いのは。(中略)矢口さんはご飯食べたりうんこしたりするの。褒められたらソレに自信持てるの?俺は無理なんだけど。」が響く。

    そう、上手い人にとって“上手いこと”は当たり前なのだ。その先の世界を覗けるか、表現できるかが、すごい人になれるかの分水嶺だ。そして主人公の成長に真っ先に気付くのも、その天才なのがグッとくる。

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    2019年11月25日
  • ブルーピリオド(5)

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    作品を作る時であっても、人と向き合う時であっても、裸でそれにぶつかることが出来るだろうか。

    もちろん着衣の問題ではなく心の問題だが、この巻ではその「向き合う姿勢」が描かれ、今回も強い感銘を受けた。素晴らしい作品は大概作者の裸を感じるが、そこまで見せてくれたことに感動するのだ。

    芸大の一次試験が終わり、結果が出て、次のステージへ。わずか十日間くらいの出来事だが、非常に濃密。創作とは、自己と向き合い曝け出すことというのを再認する。

    なお余談だが、ワシは曝け出すことがとても苦手だ。

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    2019年11月25日
  • ブルーピリオド(5)

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    今熱い漫画の一つ。熱量が多くて、美術に目覚めてからはずっと微熱で生きている。八虎のメンタル不調が体にでてて悲しい。

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    2019年09月23日
  • ブルーピリオド(4)

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    ネタバレ

    恋ちゃんがラーメン屋で「震えたよ」っていう台詞に震えた。八虎が自分を見つめる姿に、個性とは何かを考えるし、それを表現する為に必要な技術の大切さに気付かされる。描いてる人に読んで欲しいし、描いてない人も描いてみたくなる良い漫画だ。

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    2019年05月22日
  • ブルーピリオド(4)

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    作品内の絵画をちゃんと描写しきってる所がすごい。あんまりない。作品内でキャラが思う天才とか凡人が描いた絵を必ずしも読者がキャラと同じように思えるかどうかわからない。個人的には、それなりに重なるので、すごいと思う。

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    2019年03月07日
  • ブルーピリオド(4)

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    藝大受験スポ根マンガは、今回もザクザク刺さりまくる内容だった。

    中でも今回は、主人公の友人が、絵の道を選んだ主人公を見て、自分の好きなものを認めて、その道に進もうとする姿にグッときた。

    思春期に自分の好きを認めること。それは自分に対しても周りに対してもだけど、すごい勇気のいることだったと思い出す。

    また、ついに始まった藝大の一次試験で、課題に対して自分の解釈が拓けていく感覚も懐かしい。

    マンガとしての強烈に印象的なコマ割り、カットが増えて、おこがましい言い方だけど作者の進化も伺える。

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    2019年02月24日
  • ブルーピリオド(3)

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    藝大受験スポ根マンガは、今回もものつくりをしたことある人や芸術系の学校に纏わったことのある人にぶっ刺さりまくる内容だった。

    1.自分の頭の中にあるものは最高にカッコいいのに、絵や文でアウトプットする度にそれが劣化していく感覚が分かりすぎてつらい。

    2.芸術に失敗はない。まずそれを忘れがちだし、分かってからも作り始めるのは怖くて、作り終えても怖い。

    3.凡人が天才に意識される、ある種の倒錯的な喜び。

    ピックアップするだけでも濃い要素が1冊に凝縮されててお腹いっぱい。あと、作中の作品としての絵の力がすごい。

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    2018年09月04日
  • ブルーピリオド(3)

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    最近のイチオシ。
    森先輩、表現、存在ともに仏かよ。
    胸が目立つ服を着て、あざとい。太眉、あざとい。
    素晴らしい。

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    2018年08月23日
  • 彼女と彼女の猫

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    ネタバレ

    主人公のOLと彼女に拾われ、チョビと名付けられた猫の日常は、一見するとどこにでもあるような極ありふれたものです。

    彼女のことが大好きなチョビは、彼女との暮らしに満足しつつも、母親の再婚や仕事上のミスなどで寂しさや焦りを感じ、少しずつ傷ついていく彼女の心の変化を敏感に感じ取り、その身を案じますが、猫である故にどうすることもできないもどかしさを感じます。

    ある日、いよいよ煮詰まった彼女が家を出て行ったときには、その所在を探し当てるという奇跡を起こします。まぁ、この奇跡にはタネがあったのだけれども(笑)

    あまり多くを語らず、静かに綴られる彼女と猫の物語に好感を覚え、さすが新海誠の作品だと感じま

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    2016年10月10日
  • ブルーピリオド(18)

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    ネタバレ

    君は戦場に立つと怖いと同時にわくわくしてしまうでしょ


    古美術研究旅行で 三木きみね どうなるのか?

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    2025年11月26日
  • ブルーピリオド(17)

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    匂いって人間の五感で唯一脳の大脳辺縁系に直接伝達されるんだよ 作家の個人的な話を作品にして見せても良いのか?って思ってた_でもトレスは個人的な経験を作品にしてるからこそ_鑑賞者の個人的な経験も呼び起こしてくれるんだ

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    2025年11月16日
  • ブルーピリオド(16)

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    フランシス・ベーコン_肉体を暴力的に歪めて描く作風20世紀最も重要な画家の一人とされている 謙った時点でお前の負け 『&』じゃなくて『vs』 ポップでスマートなトリックスター_それが20世紀を代表するアーティスト_アンディ・ウォーホル 自分が納得出来る地獄を選んだだけだよ 勝ち負けじゃないもんねアートは_サバイバルだもんね

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    2025年11月16日
  • ブルーピリオド(14)

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    八雲の過去編
    お金ない中でどうやって藝大に合格できたのか知ることができてよかった
    ひたすらバイトして描いて勉強して繰り返したんだなあ

    上手に描くより、足りないのは見てる量
    描き方を誰かからパクってない?
    (技術を盗むのはダメではないけど、自分の感覚に合った描き方ができてるか?自分の描きたいのための技術で描けてるか?って台詞かなって解釈した)
    樽のかわいさって本当にこの描き方が1番発揮できてんのかな?
    この配置でこの塗り方で、それが1番自分にとって可愛いか?
    自分が描きたいもののために技術がある
    そのための技術を知るために勉強を積み重ねることが大事なんだと思えたやりとりだった

    個人的な感覚と

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    2025年09月18日
  • ブルーピリオド(15)

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    絵なんか10年したら殆ど二足三文だよ ”美術的価値“ってのは50年かけて決まってく_けど50年_逆にいうと50年間大切にしてくれる場所にいかないと難しい てめえの気持ち優先して_芳醇なワインをお酢(ビネガー)にするつもりか? これ献花だ エゴイスティック(利己的)であん他人の入る隙を与えない強い絵 何で立ち直らなくちゃいけないの_村井さんは_その悲しみを一生背負って生きても良いんじゃないの

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    2025年09月13日
  • ブルーピリオド(14)

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    売れる絵が描けるようになったら教えてね 鉛筆の両端を削る事を”貧乏削り“って言うらしい 心の形認識ピタッと嵌るような 自分から見える「長所」も「短所」も自分から見えるソレでしかねーんだよなあ

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    2025年07月15日
  • ブルーピリオド(17)

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    ネタバレ


    自分が行く場所は自分で選びな

    匂いに頼って 世界を感じる

    展示会で作品を売ることができるのか?

    森先輩は就職へ

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    2025年05月28日