吉田秋生のレビュー一覧
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第1巻から約1年。『海街Diary』と関連する新シリーズの『詩歌川百景』の第2巻となる。
正直、まだこのシリーズに馴染めていないという思いが読み終わっても残ってしまっている。人間関係の非常に細かい機微を描くのが吉田秋生の作品の大きな特徴の1つであるが、登場人物がやや多いこともあって、正直「これ、何の話だっけ?」となってしまう箇所があり、ストーリーに集中できなかったというのが正直なところ。
とはいえ、ようやく物語が動き出した感覚は強く、幾つかの伏線が今後、明らかになっていくということを考えると、第3巻以降が楽しみで仕方ないのも事実。さて、また1年後に。 -
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背後から玲瓏たる声が響く ブルグマンシア(キダチチョウセンアサガオ)の突然変異株 『毒殺』は我民族の伝統ですからね ジェイド(翡翠) 目を瞑る 淫らな行為にふける 遺骸 身も世もなく縋るほどに 恭しく 貞淑な妻にな 側仕え 弾を装填してレバーを引く しんそう深窓のこ令息の手に負える代物ではありません 爆発的な感情の発露だった ブルックリンブリッジが朝霧で霞んでいる 酷薄そうな笑みが浮かんでいた 隔壁シャッター 跪いていた じゅうしょう銃床 保身と皮算用がマナーハイムの中で鬩ぎ合う 賑やかに手を振っている 僕の魂は、いつも君と共にある 天窓を仰いだ
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じゅうは銃把 いしどこ石床 弾は過ぎたずショーターの胸を貫通する 磔刑のような姿になった それがオーサーを益々愉しませた 居間の豪奢なソファ じゅうしょう銃床を上げてガードし 「メジャー・リーグ復帰おめでとう、アッシュ」 しなやかな肢体したい アフガニスタンは全世界に出回るヘロインの九〇%を生産している 永遠に消えない縄目の恥となったのだ コニーアイランドの橋上 「そうさ。お前が望んだわけじゃねぇだろう。だが、だからこそ俺はお前を憎む。俺の魂をかけて、お前を憎む」 崇拝と反発か 恭しく頭を下げて そこには明確な敵意と憎悪があった 庇護欲を掻き立てられるか 『理屈抜きの悪意』というのは存在するん
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