柴崎友香のレビュー一覧
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ディズニーランドに行く恵太とルリ子に便乗して、一緒に東京までドライブすることになった小川望とコロ助。真夜中のSAでの望のルリ子への告白、長年思い続けた東京に住む清水さんへのコロ助の告白、4人内部のそれぞれの関係性による様々な会話。たった3日の、それもほとんどが車中での会話なのに、4人それぞれの世界観がよく分かるのが面白い。
この作品は時間の描き方がとっても上手。気の置けない仲間と過ごす夜の、なんだかフワフワして現実世界から浮遊したような感覚、その後に迎える朝の、紛れもない現実とある種の残酷さ、昼間の地に足の着いた面白みのない、けれどもありのままの時間の流れ。それぞれの時間にそれぞれの過ごし方が -
Posted by ブクログ
作家の柴崎さんが働く女子27人に色々な話を聞いて
その話が各人ごとにまとめられているインタビュー集。
さまざまな分野の20代の女性たちの仕事や恋愛の話が
まとめてある。平凡な人もいれば、積極的で人生前向きって
感じの人もいて面白い。今30代だけど、20代の頃の自由で
なんだって出来るって感じの気持ちを思い出して懐かしかった。
もちろん今からだってなんだって出来るだろうけど、
やっぱり20代っていうのは特別だったなぁって思う。
今20代の人が読んでも、もう30代の人が読んでも色々な意味で
楽しめるかな。
後半に毎日、寄り道っていう普通のOLの何気ない日常の
お話がのっていて -
Posted by ブクログ
2014年2月4日再読
いいなー
はじめてこれを読んだのは10年近く前なのかな。
やっぱりおもしろかった。
あのころから自分は全然変わってないのかな。
自分のダメなところはわかってるけど、そんなに簡単に変われないって気持ちは歳とともに強くなっていってしまうんだろうか。
そんな自分を許すことって、甘えなのかな。それとも利口なのか。
青空感傷ツアーって名前がいいな。
沖縄に行きたい。
2009年1月26日レビュー
この本を読んだのは何度目かわからないけど、はじめて実は「きょうのできごと」よりおもしろいのではないかと思った。こういうのは読んでる自分のその時々の気分、状況の問題かな。 -
Posted by ブクログ
「なんにもないことが悩み、などと言ったら、きりちゃんに笑われるやろうなと、ふと思った。なに言うてんの、って。なに言うてんの。なにもないって、不幸や深刻な問題がほしいわけじゃないねん。わたしは、頭の中できりちゃんの声に向かって説明した。そういうものじゃなくて、もっと、自分が確かだと思えるような、基準みたいな、理由みたいなもの。なんでもあって、なんでもしていいから、さあ選びなさいって言われて、これでいいって思えるような、なにか。」
柴崎友香の小説を読んでいると、まるで写真集を眺めているかのような気分になってくる。その写真はどれも一見、見慣れたような街の風景写真のようにも思えるのだが、どこかに小さ