柴崎友香のレビュー一覧

  • 青空感傷ツアー

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    芽衣と音生のお気楽な旅行な話。
    読んでて力が抜ける。脱力系小説。
    なんとなく自分も旅行してるような、擬似的にそんな雰囲気を味わうことが出来る本だと思う。
    長嶋有さんの解説もオススメ。

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    2012年07月28日
  • 見とれていたい わたしのアイドルたち

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    ひさびさに興味を持って読める面白い本に出会った。
    柴崎友香さんの作品は初めて読んだが、こんなに感覚が似ている人だとは思わなかった。
    柴崎さんの好きな女優や歌手(主に海外)について、まったく主観的な熱い思いのたけを綴っているのだが、
    真実とは、誰かの熱狂的な思いの中から生み出されてくるのだな、と感心。
    最近、やる気がでなかったが、パワーを与えてもらったように思う。

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    2012年04月06日
  • また会う日まで

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    単行本で読んだけどまた読みたくなって。感覚が一緒ってことだよね。なんか分かり合えてるよねっていう関係。そういう人はいると思う。しょうちゃんの、やってみようとしたことをたまに本当にやってみたときに変われる(要約してます)っていう台詞が好き。

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    2012年03月10日
  • フルタイムライフ

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    会社に入社してから、OLとしての日常を書いたもの。
    ほんとに日々の出来事、仕事のこと、プライベートのこと、ちょっと気になる人のこと…
    特別なことは何もないけど、その平凡さが心地よく読めました。OLもいいなって思える。
    主人公の喜多川春子の性格とが雰囲気とかすごく好き。

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    2011年12月13日
  • ショートカット

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    また読みたくなったので文庫本で購入。「ショートカット」が好き。私もよくワープしてる。想いさえあればどこにだって行ける。サーって流れていく。

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    2011年08月16日
  • 主題歌

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    特別なことが起こらない毎日でも、見慣れた景色の中にいようとも、その瞬間、その場所にはいつだってふさわしい主題歌が鳴っていて、それが聞こえるかどうかはそこにいる自分次第、だと思えるような描写の連続であり、とてもいとおしく思う。いとおしいものはいつもさりげなく、なにげなく、ある、と思った。

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    2011年06月26日
  • フルタイムライフ

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    社会人1年目の女の子が主人公の物語。
    仕事のこととか自分の人生のこととか考えながら生活している主人公を見てると、きっとみんなこうなんだろうなと思ってしまう。
    みんないろいろ考えながら生きていて、前向きになったり悲しくなったりするのだと思う。
    単行本で1度読んで文庫本で2回目だけど、1回目以上にすっと入ってきた。
    1回目に読んだとき自分自身社会人1年目の5月、今は2年目の6月。気持ちの変化があったってことなんだと思う。
    P200の文がとても前向きで好きだ。あと解説が明快で共感できた。

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    2011年06月05日
  • ガールズ ファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書

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    作家の柴崎さんが働く女子27人に色々な話を聞いて
    その話が各人ごとにまとめられているインタビュー集。
    さまざまな分野の20代の女性たちの仕事や恋愛の話が
    まとめてある。平凡な人もいれば、積極的で人生前向きって
    感じの人もいて面白い。今30代だけど、20代の頃の自由で
    なんだって出来るって感じの気持ちを思い出して懐かしかった。
    もちろん今からだってなんだって出来るだろうけど、
    やっぱり20代っていうのは特別だったなぁって思う。
    今20代の人が読んでも、もう30代の人が読んでも色々な意味で
    楽しめるかな。
    後半に毎日、寄り道っていう普通のOLの何気ない日常の
    お話がのっていて

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    2011年06月03日
  • ショートカット

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    東京と大阪、2つの場所の距離感をどう考えるか。何かイベントがないと行き交うことがない距離か。いや、思い立った瞬間行くことができる距離だ。それは海外であっても同じ。
    やりたいと思ったら即行動、やんな。
    あとちょいちょい出てくるなかちゃんの人柄に惹かれる。

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    2011年05月08日
  • ショートカット

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    この人の描く日常と異性同士の係わり合いがとっても好きです。

    普段も素敵な人間関係気付いてるのかなぁと考えてしまう。

    遠距離恋愛がテーマの連作短編集です。

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    2010年09月16日
  • フルタイムライフ

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    ひとつひとつの言葉が寄り添ってくるような感じでした。

    「必要なのは、なにかするべきことがあるときに、それをすることができる自分になることだと思う。」

    本文より引用。
    ハッとさせられました。

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    2010年03月11日
  • 青空感傷ツアー

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    トルコから帰ってきてすぐと言う事もあって、
    カッパドキアやグランドバザールの様子が蘇った。
    芽衣と自分が重なって、不思議な気持ちになった。

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    2010年02月26日
  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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     これは映画化してほしい

     ヨ・ラ・テンゴの「The Crying of Lot G」

     「君が笑ったらぼくも笑ったような気分だ、君が泣いたらぼくは最悪な気分だ」

     ありきたりだけど素敵な言葉

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    2009年11月08日
  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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    小林望が好きです。
    やりたい放題、自由奔放に生きているようで、
    実は人一倍他人のことをよく考えているような、小林望が好き。

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    2009年10月07日
  • 青空感傷ツアー

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    2014年2月4日再読

    いいなー

    はじめてこれを読んだのは10年近く前なのかな。
    やっぱりおもしろかった。
    あのころから自分は全然変わってないのかな。

    自分のダメなところはわかってるけど、そんなに簡単に変われないって気持ちは歳とともに強くなっていってしまうんだろうか。
    そんな自分を許すことって、甘えなのかな。それとも利口なのか。

    青空感傷ツアーって名前がいいな。

    沖縄に行きたい。



    2009年1月26日レビュー

    この本を読んだのは何度目かわからないけど、はじめて実は「きょうのできごと」よりおもしろいのではないかと思った。こういうのは読んでる自分のその時々の気分、状況の問題かな。

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    2014年02月04日
  • 星のしるし

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    「なんにもないことが悩み、などと言ったら、きりちゃんに笑われるやろうなと、ふと思った。なに言うてんの、って。なに言うてんの。なにもないって、不幸や深刻な問題がほしいわけじゃないねん。わたしは、頭の中できりちゃんの声に向かって説明した。そういうものじゃなくて、もっと、自分が確かだと思えるような、基準みたいな、理由みたいなもの。なんでもあって、なんでもしていいから、さあ選びなさいって言われて、これでいいって思えるような、なにか。」

    柴崎友香の小説を読んでいると、まるで写真集を眺めているかのような気分になってくる。その写真はどれも一見、見慣れたような街の風景写真のようにも思えるのだが、どこかに小さ

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    2009年10月07日
  • ガールズ ファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書

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    なんかすごく好きな本なんだ
    miccaの絵も素敵で
    内容も共感できたり参考になったり
    とりあえずあたしのツボな本なんです。

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    2009年10月04日
  • 星のしるし

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    このオチのない感じが好き。今回もそんな感じ。
    人と人との距離とか、癒しとか、仕事とか現在の自分のすぐそばにあることが出てくるかんじ。

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    2009年10月04日
  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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     柴崎さんの作品は初めて読んだ。
     個人的には後半の「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」が好き。どうしてもすぐ眠ってしまう女の子が、眠らないことを決意してからの話。
     なんだか、物語にスッと入り込んで読めてしまった。

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    2009年10月04日
  • 次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?

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    本当に何気ない風景と生活なんだけど、それが描写次第でこうも読めるものになるのかと思う。毎日が、本当はすごく面白くって素敵なもの。そう教えてくれる作者さん。2つ話が入ってますが、どちらも良い。特に、「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」は良い。いっつも眠い自分には、なんだかひどく身近に思える話。寝ないって目標立てるけど、やっぱり寝てしまって自分に言い訳。そんな人、結構多いんじゃないかなと思う。そんなダメダメな日常でも、辛い事が少しあっても。一日一日はいつもそこにあって。悪い事ばっかりじゃないよって。この話が、そう教えてくれてるような気がする。

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    2009年10月04日