市田泉のレビュー一覧

  • いずれすべては海の中に

    Posted by ブクログ

    独特な世界観に独特な哲学だな〜と感じましたが
    独特に感じるのは翻訳されてるせいか、生活文化の違いなのかもしれません。特異な状況環境の人々がそこで何を思うのか、不思議なお話でした。

    0
    2025年04月25日
  • ずっとお城で暮らしてる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    メアリーが立派な大人だと気づいたときの戦慄。

    『火垂るの墓』のように、きょうだいふたりの世界で神話をつくりたかったという話なのだろう。

    あらすじから想像した雰囲気とは違ったけど、じっとりとした陰鬱さは好み。(オーディブルで聴くと演技が少々やり過ぎに感じた)

    0
    2025年04月03日
  • いろいろな幽霊

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幽霊を題材にした100のSS。怪談ではないので特に怖いということはなくどちらかといえばSFとかファンタジーのような感じでさらっと読める。海外の本なので時々その感性はよく分からないみたいなこともあるけど概ね面白く読めた。13もうすぐ死ぬ人も含めたアワードにノミネートされて自分の死を知ってしまう話と96ポルターガイストしか起こせない幽霊が本の表題を使って意思疎通する話が好き。

    0
    2025年02月09日
  • いずれすべては海の中に

    Posted by ブクログ

    2025/01/02
    変なお話てんこ盛り。奇想SFとはまたちょっと違う。間違いないのは、ああやっぱりミュージシャンだなあという感覚。スッキリはしないがじんわりする読後感。

    0
    2025年01月02日
  • いずれすべては海の中に

    Posted by ブクログ

    綺麗な装丁に惹かれて購入。
    ひとつひとつのお話が短編とは思えないほど濃く、深く入り込んでしまうがゆえに読み終わったときには海面から顔を出すように「ぷはっ」と息継ぎが必要だった。読後感は、その広大な海の冒険から帰還したような気分で清々しくもちょっと寂しくなるくらいどの作品も印象深い。

    個人的に好きなのは
    「死者との対話」
    「そして(n-1)人しかいなくなった」

    作者がミュージシャンでもあるから音楽に関わる話が多かった。
    難解なものもあり、ちょこちょこ別日に分けて読むと全く着いていけなくて最初から読み直すこともしばしば。これは一気読みしたほうがよいと思った。ただ作者の豊かな想像力を味わえて楽し

    0
    2024年11月30日
  • ずっとお城で暮らしてる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コンスタンスは叔父さんを病院に入れておけばとか言ってる場合ではなくて、この懐疑的で衝動的な妹をこそ精神病院に放り込まないといけない。

    この邪悪な妹のおかげで貴族一家総員が死亡し、屋敷は外界から隔絶することになった。

    奇跡のように訪れた社会への復帰への切っ掛けも、持ち前の猜疑心で妹が叩き潰す。チャールズがまともな人間だったら結末は違っていたんだろうか。

    0
    2024年09月17日
  • ずっとお城で暮らしてる

    Posted by ブクログ

    退廃的で美しい、邪悪なお伽話のよう。
    廃墟のようなお屋敷で、姉妹はずっと生きていくのだろう。

    あーでも、やっぱり翻訳ものはちょっと苦手だなぁ。

    0
    2024年09月11日
  • いろいろな幽霊

    Posted by ブクログ

    幽霊譚というよりブラックユーモア的な感じ。何しろ短い! ほとんどがが2ページ。 内容に関する索引まであるのが、気が利いている。

    0
    2024年08月20日
  • 九月と七月の姉妹

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全てが誌のような小説だなと思った。
    少女たちの目に入る情景も、少女たちが感じる思いも
    綺麗だけど残酷だったな。
    ジュライは姉の愛に、呪縛にずっと包まれていたいのかそうでないのか。
    愛なのか呪いなのか分からないけれど、ジュライにとっては愛で、そして必要なものなんだろうな。

    0
    2024年08月18日
  • いずれすべては海の中に

    Posted by ブクログ

    個人的に好きなのは「記憶が戻る日」「死者との対話」

    読み終わってから改めてそれぞれの作品を見ると風景がブワッと浮かび上がってきてくれるような感覚がして
    どれも自分にとって面白い作品だったとはっきり言える本

    普段本を読まなかったりこういう不思議な世界観っぽいのを説明もされずに飛び込めるタイプじゃないとちょっと読むのは難航しそうかな

    0
    2024年08月14日
  • ずっとお城で暮らしてる

    Posted by ブクログ

    いわゆるホラーにありがちな肉体的な恐怖とは一線を画している。怪談とも違う。
    一人の少女の目線から描かれた小説だからかひたすらにモヤモヤが続く。
    あえて言うならばこの作品は徹底して「病んでいる」。人間は優しい生き物ではなく、邪悪さを優しさという上っ面で隠している、そんな印象を受けた。
    余談。10年以上前に読んで再読したが、その時も「病んでいる」と思った気がする。

    0
    2024年06月20日
  • ずっとお城で暮らしてる

    Posted by ブクログ

    純粋で、幼さと悪意に彩られた、(病んだ)少女の心理を堪能できるのはなかなかにフェティッシュで素晴らしい。誰にも覚えがあるような無意味な願掛けや空想は、メリキャットの子供っぽさと静かな異常さを絶妙に演出している。
    一言で言えばメリキャットかわいい。
    そんな彼女の視点を透かして状況の異常さが際立つが、こういうホラー演出は好き。
    これだけで十分だよって人も多いとは思うが、個人的にはメリキャットの世界観の崩壊、または状況の致命的な破綻など一つ最後に大きな動きがあればなお良かった。

    0
    2024年06月17日
  • 地下図書館の海

    Posted by ブクログ

    印象的でアリスのような
    現代のゲームとニューヨークとちょうど混ざった
    分からなくてミステリアスで魅力的で先がどうなるかどうしても読んでしまう
    いろんなイメージの集大成みたいで綺麗だった
    終盤には最後こうなると先が読めたような?

    0
    2024年04月23日
  • ハウルの動く城 3 チャーメインと魔法の家

    Posted by ブクログ

    2巻よりこちらの方がハウルの世界観に近く、ハウルやソフィーもわかりやすく出てくるので読みやすい。ハウルの世界にも沢山の国があって3巻の国はおそらくハウルの国からそれほど遠くないんだろう。2巻の最後のあたりと繋がっているので2巻を読んでいるとわかることはあるけれど読んでなくても構わないファンタジー感としてはとても最高で、魔法の不思議さがこれでもかっと描かれている。チャーメインが不思議な家の中であれこれするシーンがかなりあってその描写は本当に面白い。個人的には2より3がおすすめ。

    0
    2024年03月25日
  • 図書館島

    Posted by ブクログ

    本当にシンプルなストーリーだけど、飾りつけで読解困難になっている。読む人は相当に気合いを入れる必要があります。

    0
    2024年02月23日
  • いずれすべては海の中に

    Posted by ブクログ

    SFだけど登場人物の心情が丁寧に描かれているので、自分と関係のない世界の話という感じがしないのがよかったかな。

    0
    2024年02月16日
  • いずれすべては海の中に

    Posted by ブクログ

     本作は短編集だが、まずは収録作全般から受けた印象について述べる。
     総じて、特殊な状況が前提として存在し、語り手は自明のこととして多くを語らないために、ぼんやりとして、歪んだレンズを通じて、その特殊性を掴み取ろうとするような読み方になる作品が多かった。すっと状況が飲み込める作品は少なく、読者の側から歩み寄る必要がある。
     また、百合(女性の女性に対する感情を扱った作品)として読めるものも、少なくない。
     そこと絡めて、描きたい感情が主題としてあって、それを描いた後の、ストーリー的な帰結にはあまり興味がないように思われた。いわゆる、エピローグに当たる部分まで描くことなく、幕を引く作品の多い印象

    0
    2024年01月17日
  • 地下図書館の海

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この方の「夜のサーカス」は大大大大大好きなんだけど、これはちょっと読むの疲れちゃったなあ
    後半はもうベッタベタのヌッタヌタで想像したら普通にテンション下がっちゃった、プーさんくらいでしょ嬉しがるの
    とはいえ合間合間に挟まるお伽噺はやはり魅力的なので、短編集とか出して欲しいなあ

    0
    2024年01月13日
  • 九月と七月の姉妹

    Posted by ブクログ

    十ヶ月違いの姉妹は、姉のセプテンバーと妹のジュライ。まるで双子のようで魅力的な装画である。
    だが辛辣でナイフで刺されるような感覚になる。

    姉の言いなりで支配下にあるジュライが、学校で起きた事件をきっかけに母と共に亡き父の生家へ引っ越して…。
    後半は、ジュライがまるで壊れたかのようで不気味さを感じた。


    0
    2023年12月24日
  • 九月と七月の姉妹

    Posted by ブクログ

    読み始めてページに文字がぎっしり詰まっているので、「読めるかな?」と思った。しかし、文章は詩的で読み進むのに苦はなかった。

    異様な姉妹の関係、ある事件を契機に引っ越した「セトルハウス」の不穏な雰囲気。ある事件とは何なのか?後半に読者が感じる違和感は何なのか?で終盤まで引っ張る小説。ホラーとミステリーに詩情を加えて混ぜ合わせた作品。

    それなりに楽しめたものの、しばらくすれば忘れてしまうであろう(「どんな内容だったかな〜」)作品かと。

    0
    2023年12月08日