市田泉のレビュー一覧

  • なんでもない一日 シャーリイ・ジャクスン短編集

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    魔女シャーリージャクソン女史の短編集。最近、彼女の作品が読みやすくなってきた。代表作の「くじ」とか「山荘奇談」など本格的なホラーだけでなくユーモアの方向でもいい趣味を持っていることが分かって新鮮である。

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    2017年02月12日
  • 処刑人

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    独善的な父親と人生への希望を失った母親の元に生まれた空想好きな少女ナタリー。
    ナタリーは両親との暮らしから離れ、大学の女子寮に入る。
    やっと両親から解放されたと悦ぶのも束の間、同級生や上級生に戸惑うことになる。

    ありがちな成長物語かと思いきや、どことなく様子が異なる。
    文章に多くのメタファーが隠されており、読み方次第で解釈も膨らんでくる。
    そこばかりに気を捉われると、物語そのものを見失ってしまいそうになる。
    こう書くと難しい印象になってしまうが、特に難しい問題を提起しているわけではないため、普通に読んで気づけばそれで良いし、気づかないならそれはそれで問題ないと思う。

    物語全体に比喩暗喩が多

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    2016年12月27日
  • 人生の真実

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    千里眼の母、マーサには女ばかり7人の子どもがいる。双子の次女と三女と末っ子の七女は結婚していない。しかし、気ままな七女・キャシーは、セクシーで男がついてくる。そして、父親のいない子供を身ごもってしまう。最初の女の子は、子どもをほしがっている人にあげた。二人目の男の子もそうするはずだったが、受け渡しの場所に相手が遅刻してきたことを機に、自分で育てると言い出す。
    気まぐれで、時々精神を病んでしまうキャシーが育てられるはずがない。一家の家長であるマーサは、この子を姉妹みんなで育てると決める。
    マーサと同様に千里眼を受け継ぐキャシーとその息子・フランク。風変わりな姉妹たちに囲まれて成長していく。五女・

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    2016年10月29日
  • なんでもない一日 シャーリイ・ジャクスン短編集

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    シャーリイ ジャクスンの短編集。
    何気ない人々の日常のひとこまが切り取られているが、そこはシャーリイジャクスン、悪意や皮肉で味付けされている。
    印象に残っているのは、「なんでもない日にピーナッツを持って」散歩しながら、出会う人々に善行をほどこしていく夫。家に帰ると妻が…。彼女は悪意ある行動をしてきたが、明日は交代してほしいという。
    「悪の可能性」
    近所の人たちに悪口を書いた手紙を投函し続けていたミス ストレンジワース。最後に思いがけないことから、その悪事がバレる。
    「メルヴィル夫人の買い物」
    普段から行き付けデパートのクレーマーになっている巨漢のメルヴィル夫人(42号サイズ❗)その彼女が、やせ

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    2016年10月09日
  • ハウルの動く城 3 チャーメインと魔法の家

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    主人公が、ひどすぎて、なかなか没頭して読めなかったかも…。共感できる子でないと、世界観に入り込めないですよね…。でも、キラキラなあの人もモーガンも、ソフィーも出てきますし、彼らが出てくると、どんと話が進んできますので、面白いですよー!(❁´◡`❁)*✲゚*

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    2016年04月06日
  • なんでもない一日 シャーリイ・ジャクスン短編集

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    シャーリー・ジャクソンの短編は「くじ」以外おそらく読んでなかったので、長編とも違う、人間の(良い意味で)イヤ〜な部分をこれでもかと堪能させていただきました。当面、イヤミス系はお腹いっぱいです(苦笑)。しかし、数日するとこの手のお話はまた読みたくなるから不思議である。

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    2016年02月21日
  • なんでもない一日 シャーリイ・ジャクスン短編集

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    ・シャーリー・ジャクスン「なんでもない一日」(創元推理文庫)は あの「山荘綺譚」の作者の作品集である。私はこの人を「山荘綺譚」一作だけでしか知らない。48歳で亡くなつたといふから、早死にとは言はないまでも、作家として活躍した期間は短かかつたのかもしれない。本書は死後に発見された作品も含めて、彼女の子供達が新たに編集した作品集の抜粋である。「原書はこうした経緯で編まれたこともあり、作品の完成度にはどうしてもばらつきがありました。」(403頁)と「訳者あとがき」にある。そこで厳選した作品でできた のが本書である……はずなのだが、個人的には特に前半の作品の出来が良くないと感じる。私にはおもしろくない

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    2015年12月13日
  • ジェイクをさがして

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    短編集は身がしまっていて好き。長編は丁寧に作られてるから好き。中編はしまりも丁寧さも曖昧であんまり得意じゃない。
    というわけで力作っぽい鏡は楽しめなかった。使い魔とかある医学百科事典の~とか表題作とかは好きだな。表題作は余韻のための作品で面白かった。合う合わないがすごいはっきりしてしまう作品集。

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    2012年10月03日
  • ジェイクをさがして

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    ネタバレ

    なんで買ったのかよく覚えていない

    短編集としては可もなく不可もなくといった感じ
    意外にホラーっぽいのが多かった

    設定やコンセプトが面白いものはいくつかあるけど、わかりにくい。
    わかりやすいものはホラーっぽいもの

    読み終わってからも、なんで買ったのかな?と思った

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    2012年06月03日
  • ジェイクをさがして

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    都市と都市を読んで興味を持ったので購入。
    私が読んだことある中ではラブクラフト的、マシスン的な印象
    「仲介者」「飢餓の終わり」あたりの日常と狂気の境は面白いが、
    全体的に分かりにくいところもあり他人にはお薦めしない。
    他作品との関係は掴みきれないが「ジャック」は
    『お祈り』と出てきた時点でPraying Mantisが浮かび
    その通りだったので思い描きやすかった。
    叔父は「拝み太郎」に拝まれたら死ぬと教えられていて
    今でもPraying Mantisが嫌いなことを思い出した。
    拝まれて死ぬか、死者を祈るか、そんな解釈。

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    2012年03月25日
  • ジェイクをさがして

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     短編集。面白かった。
     特に「都市」というものだけを題材にしているわけではないのだが、しかし物語の基盤にはいつも、街や都市というものの存在の曖昧さや、街や都市がその内部に宿している何かに対する恐れのようなものが潜んでいるように思う。

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    2012年01月31日