感情タグBEST3
Posted by ブクログ
詩的で美しい文章のファンタジー。
ストーリーはそれなりに深刻な状況を語るのにどこか昔話的。
物語がタペストリーのように模様を描いていて、読んでいると別世界に行ったような気持ちになれる。
読み終わってみて、物語というものの怖さみたいなものが透けて見える感じがする。語られ、広まり、さまざまなものの下地になるような物語は、それそのものとして力を持ってしまうような気がする。語り手の意図を離れて、もっと大きな力となってしまうのだ。その力がつくる世界は必ずしも幸福だろうか? 私は頷けない。
Posted by ブクログ
本筋の合間合間に入ってくる無関係と思われる数多くの短い物語が、最終的に全部繋がってくるのがなかなかよかった。
非常に物語的な楽しみに満ちていて、著者の物語好きが伝わってくる。
Posted by ブクログ
印象的でアリスのような
現代のゲームとニューヨークとちょうど混ざった
分からなくてミステリアスで魅力的で先がどうなるかどうしても読んでしまう
いろんなイメージの集大成みたいで綺麗だった
終盤には最後こうなると先が読めたような?
Posted by ブクログ
この方の「夜のサーカス」は大大大大大好きなんだけど、これはちょっと読むの疲れちゃったなあ
後半はもうベッタベタのヌッタヌタで想像したら普通にテンション下がっちゃった、プーさんくらいでしょ嬉しがるの
とはいえ合間合間に挟まるお伽噺はやはり魅力的なので、短編集とか出して欲しいなあ