【感想・ネタバレ】地下図書館の海のレビュー

あらすじ

大学院生ザカリーが図書館で出会った、著者名の記されていない本。そこには誰も知るはずのない、彼の少年時代の不思議な体験が記されていた。本の秘密を追う彼は謎の男に導かれて魔法の扉をくぐり、どことも知れない地下に広がる〈星のない海〉の岸辺にある、物語で満ちた迷宮にたどりつく……めくるめく物語の魅力を巡る傑作本格ファンタジー。/解説=川野芽生

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Posted by ブクログ

ネタバレ

構成が独特で、都度都度別の話が挿入される。この挿入話も様々な、重要な伏線を持っている。初めての構成で少し読みにくいけれども、こういうの結構好き。頻繁に出てくる「蜂蜜」と「蜜蜂」が若干字面的に読みにくいのが玉に瑕かも。
構成もあってなかなかに難解で、伏線は多分一度で全部把握はできない。何回も読み返したくなる本だと思う。
ファンタジーとしても少し変わっていて、一度異世界(?)へ行くチャンスを掴みそこねたところから始まる。そして、そのファンタジー世界も全盛期ではなく、既に寂れた忘れ去られつつあるものになっていて、少しもの悲しい。例えるならハリポタ世界に来た!と思ったらホグワーツはほぼ廃墟だった、みたいな…?
ちょっと恋愛要素もある。終わりごろにえ!なんか伏線あったっけ!?っていう感じで。
ここ数年の一番のヒット。買います。

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2024年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この方の「夜のサーカス」は大大大大大好きなんだけど、これはちょっと読むの疲れちゃったなあ
後半はもうベッタベタのヌッタヌタで想像したら普通にテンション下がっちゃった、プーさんくらいでしょ嬉しがるの
とはいえ合間合間に挟まるお伽噺はやはり魅力的なので、短編集とか出して欲しいなあ

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2024年01月13日

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