感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年11月21日
ラノベじゃないので読み易くはない。H・P・ラヴクラフトのように形容詞と形容句が多い文体ながら、その全てに意味がある美しい文章でした。
惹句にあるような、書き留められた文字と、文字を持たぬ口伝の世界の(信仰の)戦いは背景にずっと横たわっていますが、評者にはどちらかと言えば『背景』でした。一人の青年が...続きを読むそれと知らずに恋に落ち、それと知った時には全てが手遅れで。なおも求めて止まぬ天使への焦がれ。
文学なんだしそれでいいじゃない。
作中に引用される句も詩も物語も全部、作者が頑張って考えたのかと思うと気が遠くなります。
歯ごたえ十分で味わい深い名作、という意味で星5つです。
Posted by ブクログ 2023年10月22日
ファンタジー小説。独自の世界観を持っており、物語に入り込むことが大変である。この世界にはミリムという寿命を縮める麻薬がある。『Star Wars』にはスパイス、『銀河英雄伝説』にはサイオキシン麻薬という依存性薬物がある。独自の物語世界には、その世界の害悪の象徴として依存性ドラッグが存在する。
Posted by ブクログ 2022年10月22日
一回途中で断念して、二回目で最後まで到達。
正直内容を理解できたかと言われると微妙。
この本独自に定義された言葉が出てくる。
最後の辞書を頼りに読んでいくのがいいかも。
「ティオムのジェヴィック」←これだけなんか特徴的だった笑
Posted by ブクログ 2023年02月20日
入院中に読もうと借りた本。
地名と場所と登場人物の名前、外国語の意味する単語がごちゃごちゃになって、良くわからないまま 読み進みました。
題名から受けるイメージとは違ってました。
壮大なんだけど、どう解釈するか、かなぁ。
Posted by ブクログ 2022年11月06日
著者が詩人、と聞くとなるほど…となる、霊感に満ちた作品。何の話をしているんだっけ?となりがちだが、話の筋は分かるので初読はあまり気にしないほうがいいかもしれない。
何でこの邦題なんだろうな。手に取る人が想像する内容とはギャップがあると思う。
生という名の物語を紐解くことで、永遠に去った者を愛するこ...続きを読むとになる青年の話。死者は既に終わっている故に語られることで成就するが、生きている彼が抱く愛に結末はなく、逍遙と語りは続いていく。