図書館島

図書館島

1,400円 (税込)

7pt

3.5

文字を持たぬ辺境の島に生まれ、異国の師に導かれて書物に耽溺して育った青年は、長じて憧れの帝都に旅立つ。だが航海中、不治の病に冒された娘と出会ったがために、彼の運命は一変する。世界じゅうの書物を収めた巨大な王立図書館のある島で幽閉された彼は、書き記された〈文字〉を奉じる人々と、語り伝える〈声〉を信じる人々の戦いに巻き込まれてゆく――デビュー長編にして世界幻想文学大賞、英国幻想文学大賞、ジョン・W・キャンベル新人賞、クロフォード賞の四冠を制覇した驚異の新人による、書物と言葉をめぐる傑作本格ファンタジイ。/解説=乾石智子

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図書館島 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月22日

    ファンタジー小説。独自の世界観を持っており、物語に入り込むことが大変である。この世界にはミリムという寿命を縮める麻薬がある。『Star Wars』にはスパイス、『銀河英雄伝説』にはサイオキシン麻薬という依存性薬物がある。独自の物語世界には、その世界の害悪の象徴として依存性ドラッグが存在する。

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月22日

    一回途中で断念して、二回目で最後まで到達。
    正直内容を理解できたかと言われると微妙。

    この本独自に定義された言葉が出てくる。
    最後の辞書を頼りに読んでいくのがいいかも。

    「ティオムのジェヴィック」←これだけなんか特徴的だった笑

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月20日

    再読。
    成仏できない亡霊の語る物語。を始めとして入れ子のようにたくさんの物語があって複雑なタペストリーを眺めているような気がした。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月23日

    本当にシンプルなストーリーだけど、飾りつけで読解困難になっている。読む人は相当に気合いを入れる必要があります。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月20日

    入院中に読もうと借りた本。
    地名と場所と登場人物の名前、外国語の意味する単語がごちゃごちゃになって、良くわからないまま 読み進みました。
    題名から受けるイメージとは違ってました。
    壮大なんだけど、どう解釈するか、かなぁ。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月06日

    著者が詩人、と聞くとなるほど…となる、霊感に満ちた作品。何の話をしているんだっけ?となりがちだが、話の筋は分かるので初読はあまり気にしないほうがいいかもしれない。
    何でこの邦題なんだろうな。手に取る人が想像する内容とはギャップがあると思う。

    生という名の物語を紐解くことで、永遠に去った者を愛するこ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年11月21日

    ラノベじゃないので読み易くはない。H・P・ラヴクラフトのように形容詞と形容句が多い文体ながら、その全てに意味がある美しい文章でした。

    惹句にあるような、書き留められた文字と、文字を持たぬ口伝の世界の(信仰の)戦いは背景にずっと横たわっていますが、評者にはどちらかと言えば『背景』でした。一人の青年が...続きを読む

    0

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