筒井康隆のレビュー一覧

  • 脱走と追跡のサンバ

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    父親からもらって読んだのはリバイバル前の作品でした。他にも同じように読んだ作品は結構あります。
    これは奇妙なストーリー展開でしたが、最後の「母」を感じる場面が印象に残っています。

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    2009年10月07日
  • 虚航船団(新潮文庫)

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    コンパス、はさみ、鉛筆、メモ用紙などの擬人化キャラクターたちが宇宙船に乗っているという奇抜な設定。
    さらにすごいのは、この文房具船の乗組員はみんな気が狂っているのである。オール基地外。
    いろんなタイプのキチガイが出てくるのでなんだか読んでると安心します。ああ、私なんてまだまだ普通よ。

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    2011年08月27日
  • 家族八景 上巻

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    清原 なつの版の「家族八景」です。
    かなり原作に忠実で、雰囲気も、原作そのままという感じですねぇ。

    けっこう、時代を感じさせられない物語です。
    まあ、お手伝いさんという存在自体は、あんまり、その時代から少なかった気はしますが……。

    で、原作に忠実なので、けっこう地味です。名作ですが。

    これは、読む人の年代によって、受け取り方はものすごく多重的になるのかも。

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    2009年10月07日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    一度読み始めるとページを捲る手が止まりませんでした。
    それほど面白かった。
    暴力が支配する無法の世界。
    いつかこの世界もそうなってしまうのではないだろうか。
    そんな中で心優しい人々に助けられながら生きる少女。
    荒んだ世界の中にある優しさに感動します。

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    2009年10月04日
  • 家族場面

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    「九月の渇き」「天の一角」「猿のことゆえご勘弁」「大官公庁時代」「十二市場オデッセイ」「妻の惑星」「家族場面」

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    2009年10月04日
  • 夜を走る トラブル短篇集

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    「経理課長の放送」「悪魔の契約」「夜を走る」「竹取物語」「腸はどこへいった」「メンズ・マガジン一九七七」「革命のふたつの夜」「巷談アポロ芸者」「露出症文明」「人類よさらば」「旗色不鮮明」「ウィークエンド・シャッフル」「タイム・マシン」「わが名はイサミ」

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    2009年10月04日
  • 佇むひと リリカル短篇集

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    「ぐれ健が戻った」「碧い底」「きつね」「佇むひと」「姉弟」「ベルト・ウェーの女」「怪段」「下の世界」「睡魔のいる夏」「わが良き狼」「ミスター・サンドマン」「白き異邦人」「ヒッピー」「走る男」「わかれ」「底流」「時の女神」「横車の大八」「みすていく・ざ・あどれす
    」「母子像」

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    2009年10月04日
  • くさり ホラー短篇集

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    「生きている脳」「肥満考」「ふたりの印度人」「池猫」「二元論の家」「星は生きている」「さなぎ」「大怪獣ギョトス」「我輩の執念」「到着」「たぬきの方程式」「お助け」「穴」「怪物たちの夜」「くさり」「善猫メダル」「「蝶」の硫黄島」「亭主調理法」「アフリカの血」「台所にいたスパイ」「サチコちゃん」

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    2009年10月04日
  • 俗物図鑑(新潮文庫)

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    あらゆる俗物を皮肉った小説、とよく言われている。
    まあ、俗物といえば俗物だけど、もっと卑小さが欲しいような。

    後半のマスコミ論だとか本質と末端だとかの話になるともの凄くおもしろい。
    終わり方もなかなかのもの。
    後半だけなら★4はいける。
    ただ、冗長とも思える部分が少し多いので★3つ。

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    2009年10月04日
  • 時をかける少女 TOKIKAKE

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    高校2年の紺野真琴は幼なじみの津田功介と転校生の間宮千昭と大の仲良し。でも、いつものように『野球ごっこ』をする三人の日常は、真琴のタイムリープをきっかけに急速にかわりはじめた―――。新しいヒロインで、僕らの「時かけ」が、この夏はじまる。

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    2009年11月09日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    自分のひだりがわを守ってくれる人を探して生きているのかもしれない。
    成長することは失うことへの虚しさを噛み締める勇気が私にもあればいいなと思いました。

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    2009年10月04日
  • 俗物図鑑(新潮文庫)

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    夏以降バタバタしてすっかり遠のいていた読書、年間10冊ちょいしか読んでないことに気づいて年末が見えてきた頃に慌てて読んだリハビリ代わりの一冊。「良識」が支配する世の中からドロップアウトした、自己の欲望に忠実な「俗物」たちが立ち上げた各種評論家プロダクションは、やがて「良識」を相手の武装闘争をする羽目になる…。論理を突き抜けた非論理、現実を突き抜けた非現実、ごく普通のサラリーマン物のように始まった物語が自衛隊との衝突の果ての爆死で終わる辺り、難解さはないのに平然と常識世界を飛び越えるのがさすが筒井ワールド。あくまで娯楽的な軽さは固持しつつ、メディア論・マスコミ論としても読み応えのある面白さがある

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    2020年12月18日
  • 出世の首 ヴァーチャル短篇集

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    とにもかくにも「筒井康隆」な一冊。
    今の時代ならTVよりもネットだよな、と思った。そういったところでちょっと時代を感じました。

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    2009年10月04日
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

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    愛の成長期愛が周りの人々の助けを得て成長していく話だけど設定が辛すぎる。近未来の日本という設定だけどそれほど無法地帯にしてしまう必要があったのかな?そのすさんだ環境に心が暗くなり読んでて落ち込んだ。

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    2011年07月21日
  • くさり ホラー短篇集

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    広義のホラー短編集。

    怖くもなんともないけれど
    筒井さんの設定色が豊かなところに
    いつも感心。

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    2009年10月04日
  • 夢の木坂分岐点(新潮文庫)

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    おっさんになって読み返したら読破できなかったけど、確実に読書傾向に影響を与えた作品。
    そして怖い。

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    2009年10月04日
  • 佇むひと リリカル短篇集

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    リリカル[lyrical] (形動)抒情的・抒情詩的であるさま。「―な詩」/三省堂提供「大辞林 第二版」より

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    2009年10月07日
  • 男たちのかいた絵(新潮文庫)

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    ゲイや二重人格やエディプスコンプレックスや・・・なイロモノキャラ×ヤクザが舞台の短編集。下品でグロテスクな映像が思い浮かぶようなお話ばっかりですが、スカッとします。余韻が良いです。筒井先生の多重人格モノのテンポ感、好きです。

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    2009年10月04日
  • 邪眼鳥

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    三年に及んだ「断筆」の後、復帰第一作となったのがこの作品。極端に読点を減らした切れ目も改行もない文章の連なりが、一歩進めば時間も場所も変わっているというものすごい緊張感をもたらす。時空も空間も越えて捩れていく家族の過去・現在・未来。裏表紙の紹介文では「ミステリ」という言葉が使われているが、ミステリとしての解決ははなから準備されていない作品だけに、この言葉は不適切かと。哲学研究者・東氏の解説を踏まえて再読したらなおさら興味深かったです。

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    2020年12月18日
  • 佇むひと リリカル短篇集

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    シュールなんだけれど、あたたかい。一作目からギョッっとする作品。ギョっとする不気味なんだけれど、すいこまれてしまう。

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    2009年10月04日