濱田浩輔のレビュー一覧
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鬼気迫る
話が進んだ、というほど進んだわけではないが、セルバン王の戦闘シーンが素晴らしかった。描き込みというか筆圧というか、とにかく素人目でも鬼気迫るものを感じるものだった。話も面白かった。数ページとはいえ結構キツめの陵辱を想起させるシーンがあるので苦手な人はご注意を。
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Posted by ブクログ
ネタバレ横浜翔栄とのダブルス戦。この試合が作中で一番好き。
羽咲の圧倒的な実力に対し、横浜翔栄は巧妙なコンビネーションで食らいつく。やたら挑発してきたりと、主人公が完全にヴィラン化していて面白い。相手の対応を基に自分の戦術を切り替え、更に次の試合を見越して、ラリー勝負に持ち込んで相手の体力を削ったりと、試合展開が次々と切り替わっていくのが面白かった。
また、4人の精神的なドラマも楽しめる。実力が高すぎる為、他人に共感できない羽咲。実力に見合っていない評価に怯える橋詰。重森と泉は実力が足りないと感じながらも、諦めずに最大限の力で戦い抜こうとする姿が描かれる。
この巻では、バドミントンの試合の中で展 -
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なんというか…
中世ヨーロッパ風のおとぎ話です。
王とか城とか龍とか魔法?とか出てきます。
絵は見やすいですが、ちょっとキモち悪い絵も出てきます。
王は人間離れした強さで、弓矢で射られても動けます。
つまり…よくある感じです。 -
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既視感のある変貌
母親の醜態、父親の醜態、国の重鎮たちの醜態と身内の醜態をこれでもかと見せつけられた心優しくも気弱な姫は強き女帝へと変貌なされた。
この変わり様、とあるバドミントン漫画の主人公を彷彿とさせます。
ロザリカがアルシノエの前だけはまだ女の子らしくいられるのは唯一の救いでしょうか。
また変わった女の子がもう1人。子どものままではいられなかった彼女は、この戦いを経てどう成ってしまうのか。セルバン王気を確かに…。 -
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可能性は感じた
コミックス全3巻、新装版にして全2巻。内容が内容だけに少年誌では伸び悩んだというのもわからなくはありませんが、美麗な絵、魅力的なキャラクター、作者のポテンシャルを感じずにはいられませんでした。連載当時は終わったことが受け入れられなくてしばらく引き摺ったものです。
作品の終了が決まったのか、終盤の展開はかなり急。まくら引越し→計祐が追いかけて結ばれる→そして先輩は泣く。
すすのさんはきっと3人目のヒロインになるはずだったんだろうなーとか、青春部活ものとしてやっていく路線もあったんだろうなーとかいろいろと先の構想を妄想せずにはいられませんでした。
先輩に至っては初めての恋で浮かれに浮かれてた -
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かわいそうな姫
兄を失い、父親は正気を失い、母親は傾国の最中に父以外の男と褥を共にしていた。流石にロザリカ姫の心中が…。どんどん嫌な方へと物語が流れていっている気がします。セルバン王に少年漫画のファンタジー主人公みたいな真似ができるとも思えませんし、ここからの逆転は実に困難なモノではないかと思わざるを得ません。
まあそれはそれとして、アルシノエもなんだか力関係で不穏な雰囲気がありますし、セルバン王が戦力としてアルシノエを見ていないのは、娘を戦わせることへの抵抗以外にも、こういう部分があるからなのではないかと思えてなりません。もはや希望は、既成事実を狙ってあわよくば王妃を名乗る可愛いミネルファだけですが、狼野 -
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これは驚愕
ジャンプで幼馴染と年上の先輩との三角関係ラブコメを、アフタヌーンでバドミントン漫画を描いていた濱田先生が今度はハードなファンタジーとは。なんでも描けるんだなぁ、と。面白いですこれ。
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学園もの恋愛ファンタジー
学園もの恋愛ファンタジーにラブコメ風の味付けをしたもの。
ストーリーはそこそこ丁寧に書かれて、少しミステリーっぽくしているところがあって面白い。
絵柄は普通だが、登場人物の描き分けがいまいち。 -
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バトミントンコミック
この作品の本来の設定であるバトミントンがいよいよ主題になってきたという第三巻目。
ところどころに入っているバトミントンの解説ページがずいぶん参考になる。
著者はバトミントンの経験者か?
絵は相変わらず力強くて勢いがいい。コマ割りの工夫などもすばらしい。 -
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勢いをつけて第2巻
絵もストーリーも第一巻よりぐっと勢いを増した気がする。スポーツ漫画らしく絵もスピード感があるが丁寧に描かれていて破綻していない。
ストーリーはチームの問題点が見えてきたところ。典型的なチームメンバー内部での内輪もめだがどのようになってゆくのか気がかり。 -
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王道を行くスポーツ漫画
天才登場という王道を行くスポーツ漫画。舞台となっているバドミントンはちょっと地味なスポーツだが手軽にできてなおかつ奥の深いスポーツ。
絵もストーリーもとても勢いがありあっという間に一巻読み終わってしまった。 -
Posted by ブクログ
前巻を読み終わった際に予想したとおり、清々しくもありながら壮絶な戦いが披露されたはねバド最終巻
色々な事が起こった本作も遂に終わってしまうのか……
綾乃とコニーの二人の間には言葉では言い表せないほどの因縁があるし、二人がこのコートに立つまでに背負った因業も深いものばかり
それでも二人の対決は悲惨なものにはならない。まるで子供がバトミントンで遊んでいるかのような気持ちいい表情でプレイをしている。だというのにその対決は超高校生級と表現するに相応しいほどの頂上決戦
そのアンバランスさはバドミントンに掛ける綾乃とコニーの本質をこれでもかと表しているように思える
バドミントンという行為そのものが会 -
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すっかりと熱い戦いに、、
最初の頃の主人公のスタイルは段々と無くなって行きまして、今では異様に熱量の高い戦いばかりになって来ていますが、それはそれで楽しく読ませて頂いています。
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Posted by ブクログ
クロスファイアを唯華に攻略された綾乃はここに来て新技ハルダウン・クロスファイアを披露ですか。まさかヴィゴから継承した技を覚えていたなんて思わなかったけど
唯華って何から何まで相手の思考やプレイを読んでバドミントンをしてくるから、唯華を超えるためには彼女の思考を越えたプレイングを行うか、唯華の全く知らない状況を作り出すしか無い。そういった意味では試合の終盤で綾乃が切った隠し玉は唯華を倒すに相応しいもの
ただ、そんな隠し玉一つで倒せるほど唯華は容易くなく。今まで自分でもできると思っていなかった程のジャンピングスマッシュを見せ、最後にはハルダウン・クロスファイアを捉えてみせた
唯華は準決勝の相手に