濱田浩輔のレビュー一覧
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前巻において命の限界まで挑むような凄まじい勝負を見せつけたなぎさとコニーとはまた違うタイプの勝負が行われる綾乃と唯華の戦い。そうした面もあってか前巻のイメージを引きずったままだと少し物足りなく思えてしまう部分はある
勝負中であっても素早い分析と対応によって綾乃の弱点を探ってくる唯華、有り余る才能を用いてそれに猛追する綾乃
しかし、試合途中から唯華に釣られてどう試合を進めるか、どうすれば唯華を倒せるかと綾乃が分析し始めるのは意外な展開
泪が言うように超常的な感覚で戦うことこそ綾乃の本領なのにね
その戦いが変化したのは綾乃の「なんで私に笑いかけてくれたの…?」と純粋すぎる質問をしてからか。
綾 -
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ネタバレ丸々1巻掛けても2試合を描き切るには全くページ数が足りていない。だというのに助長と感じることなく作品に没頭できるのはそれだけ描かれる試合の様子が素晴らしいから
羽咲綾乃と益子泪の試合。泪は綾乃の上位互換と言われ前巻では綾乃が上回る瞬間は有っても泪は更にそれを上回ってきた。それが12巻ではむしろ綾乃優勢なシーンばかりで進む。小学校時代は一強で今は三強と言われながらも無敵の泪にとって綾乃は確かな壁と呼べる程の強敵。だからこそがむしゃらになって戦う必要があり、それが泪に溢れるばかりの涙を流させる理由になる
綾乃はバドミントンを通して泪を理解する道を探していた。途中から遣り方を変えて泪を圧倒し始めた -
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遂に打球から伝わる声を聞き取れるようになった綾乃。全国に来るまでに様々な変化や経験を積んできたからこそ出来る芸当か
そんな能力を手に入れたからこそ、昔の綾乃のようになり自身を作りものと定義する泪と渡り合い且つ泪を理解しようとする綾乃の姿勢の説得力になっている
そして穏やかさを手に入れた状態での「神藤綾乃」としての戦い方。神藤綾乃を求めていた泪にとってコレほど刺さってくる相手は居ないだろうね
一方で始まったなぎさとコニーの試合はどうなったのだろう?物語の構造上、コニーが勝ちそうな気もするけど、なぎさと綾乃には全国の舞台でもう一度戦って欲しい気持ちが有るだけになぎさに勝ってほしいのだけれど -
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ネタバレ前巻からの流れがあまりに最終決戦の様相を呈していたのでてっきり7巻で終わるのかと思っていたよ。
そうか、まだ個人戦が一区切り付いただけで団体戦が残っていたんだね
いや~、それにしても綾乃となぎさの決戦は凄かった!作者が全力でこの試合を描いているってことが読者に強烈なまでに伝わってくるもんな。
正直5巻までは女の子たちがキャッキャウフフしながらバドミントンを楽しむ作品だと思いながら読んでいたのもあったのだけれど、前の巻から劇的なまでに変わった印象。本当にバドミントンというスポーツを表現していることがその筆致から判る。終幕の手の描写なんて、ページを捲った時には絶句してしまったよ。他の漫画で女の子 -
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ネタバレバドミントンのマンガ。
スポーツ系のマンガで多いのは、経験が全くない主人公がなんらかの形で才能を発見、発覚し嫌々ながら部活をし始めるが、面白さや仲間に触れて、成長し、他の高校やチームにいる幼少からやってきているやつとなんだかんだでライバルになり、最終的には勝っちゃうやつ。
ま、この展開でも好きなんですけどねw
このマンガでは、主人公は過去にバドミントンをやっていたことがあるみたいですね。1巻では語られてはいませんが、それらしきことは言っています。しかし、個人でやっていたのか母親にやらされていたのか面白いとは感じていなかった様子。でも、仲間が出来て以下略な展開になりそうです。
王道で内容とキャラ -
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オイラの中高校の部活は中途半端なものだった。不完全燃焼以前のレベルだ。理由は簡単で、ほんとにやりたかった部に入らなかったからだ。この歳でこういう物語に惹かれてしまうのは、何かを取り戻そうとしているのかもしれない。本気で何かに取り組んだことがないからその辛さや厳しさ、達成した時の嬉しさや充実感を知らない。自分のレベルがどの程度かも。学生時代の数年間でそれが身につくというのは乱暴な考え方かもしれないけど、オイラには自分をそこでま追い込んだ経験が少ない。社会人になってから思い知らされたのが現実。唯華があんなに可愛がっていた小町に言った「この部を、辞めなさい」はショックだったけど、寝食を共にして労力と
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ネタバレ 購入済み
悪くないとは思いますが
絶望的な状況に対しても折れない心。
そこから始まる奇跡的な追い上げ。
悪くないとは思いますが、あまり現実的じゃないなぁ…と感じてしまうのは私の精神がオッサンだからなのか。
まぁ、慢心から足を掬われるとか、惜しい所でリタイアなんて現実では腐る程あるので、現実的と言えば言えるのか?
個人的には初めの頃のユルいノリの方が好みだった。
あくまでも個人の好みなので異論は認めます。 -
購入済み
うーん…
3巻まで読んだ段階では、続きは読まなくていいかなあって感じでした。
羽咲綾乃が気持ち悪く、好感が持てない、感情移入も無理。
キャラの書き分けができてない・試合中何やってるのかわかりにくいので読んでて疲れる。
ターゲット層的に仕方ないと思いますが無理やりな下着見せや女性同士のベタベタも嫌だ。
3巻以降面白くなるって話も聞いたんですけど、現時点では面白いとは言えなかったです。 -
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ネタバレ 購入済み
わたしはムリでした・・・
最初に載っていたストーリーが、言い方悪いかもですが、胸くそ悪くなる内容で、イヤな気持ちになりました。
その先も、その先も、胸クソ悪くて・・・・
「女子の業特集」ってなってるけど、女子関係なく、単純に不愉快でした。
意図して、そういうイヤなストーリーにしてあるのでしょうけど、わたしは、二度とこの書籍は開きません。
好きな人は好きなのかな、と、しか言えないです。