【感想・ネタバレ】はねバド!(14)のレビュー

あらすじ

優勝候補の筆頭・益子泪を破りベスト4に勝ち上がった羽咲綾乃は、母親の状況を知り混乱した状態のまま、春の選抜の覇者・志波姫唯華に戦いを挑む。同じプレイスタイルを持つ2人の戦いは、ネット前のスピード勝負に。唯華の巧みな試合運びになかなか攻撃の糸口を掴めなかった綾乃は、驚異的な身体能力を発揮し反撃を開始する。

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めちゃくちゃアツい青春バドミントン漫画がここに!

アニメ放送により、大盛り上がりな「はねバド!」。
魅力は、ヒロイン・綾乃が”ヒロインらしからぬ風貌”を醸し出していることなのでは。
一見すると普通のかわいい女子高生なのですが、ラケットを持つとラスボスの風貌に。
そんな綾乃との試合では、苦しんだり、息が荒くなったり、メンタルが崩されてしまうことまで─。
ただ、そこに立ち向かっていく、美しく汗を流す女子たち!!とってもまぶしい!!

綾乃と同レベルの強さを持つ部長・なぎさの男らしすぎる名言の数々にもぜひ注目頂きたい。
また、なぎさだけではなく綾乃を取り囲むキャラクターたちの個性は、
一人ひとり本当に際立っています。キャラクター性が高いのも、この作品の魅力の一つです。

読めば”好きだった気持ち”を思い出す、私にとって宝物のような作品です。

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KF

ネタバレ 購入済み

志波姫巻

巻全部が羽咲対志波姫。志波姫さん掘り下げ巻。とても好きなキャラなので嬉しい。一方でコニーの戦いも始まるようだけれど、こちらは予想がつく……。

#ドキドキハラハラ #カッコいい #アガる

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

命の限界まで挑むような凄まじい勝負を見せつけたなぎさとコニーとはまた違うタイプの勝負が行われる綾乃と唯華の試合は前巻とは全く異なる印象の展開となったね


頭脳タイプの唯華と感覚タイプの綾乃、フィジカル的にどちらが有利というのも無いのだから、結局は相手を上回るプレイングが出来た方が勝てるという話になる。同時に差が僅かであるなら優劣は容易に引っ繰り返るとも言える
ただ、綾乃に関する懸念点は前巻ラストで母のタイムリミットを知ってしまった為に心の動揺または過剰な入れ込みが生じてしまった点か
そうした背景の為か、唯華に釣られてどう試合を進めるか?どうすれば唯華を倒せるか?と綾乃が分析し始めるのは意外な展開。泪が言うように超常的な感覚で戦う事こそ綾乃の本領であるのに、自ら有利を捨てるなんて愚策。それともこれとて唯華の策か

ただ、唯華は綾乃を容易には圧倒できないんだよね。両者に差はあっても極僅かだから、唯華が読み切った流れだろうと綾乃は予想を覆すプレイングによって彼女の裏を突く
しかし、裏を突くなんて頻繁に出来る技では無いから綾乃は劣勢に近付いてしまう
それが変わるのはなぎさの叱咤か。中学時代の綾乃にボロボロにされ、県大会で勝ち、そして最も近くで競っているなぎさは誰よりも今の綾乃を理解している。綾乃の良さは怖さは試合を楽しもうとする心、ただでさえ強いのに上を目指そうとする姿勢にあるのだと伝えてくれる
何というか、チームメイトの言葉によって綾乃が目を覚ます展開はかつての彼女を思えば意外なものであり、同時に彼女が強者へと成長した証であるように思えたよ


綾乃が持ち直したとしても唯華がリードする傾向は変わらない試合が変化したのは綾乃が唯華に純粋すぎる質問をしてからか
唯華としては類似するタイプと最高に競い合える試合が出来ていたから漏れてしまっただろう自然な笑み。けど、バドミントンに意味を過度に見出そうとする綾乃はそこに理由を求めてしまう
あの瞬間はどう考えても試合の分水嶺、唯華が綾乃の心理コントロールに奔っていたら、この後は唯華の一方的な試合が展開されていただろうけれど、唯華はそうはしなかった。長らくリーダータイプとして集団を率いて来た性格が反映された面もあるだろうけど、そこで綾乃を利用しようとしない点は綾乃にとって理解の一助となる。試合は少しずつ綾乃有利に傾くわけだ

だとしても直後から綾乃が超集中に入るなんて誰が予想しただろうね
唯華の決め球をマッチポイントの状況で完璧に返球した。また挑発ギリギリのラケット遊びまで含んでいる。その状況は誰がどう見ても綾乃が試合を把握したと感じてしまうものであり、メンタルコントロールに優れた唯華ですら呑み込んでしまう

もし、試合に関われる者が綾乃と唯華だけだったら、試合はそのまま展開していただろうけど、インターバルでは彼女らを支える者の言葉を受けられる。いつしか絞られていた視界を広げる言葉を授けて貰える。何よりも友人の激励によって思考を切り替える
特に唯華の場合はキャプテンとして背負うものの大きさが彼女の負担となりつつも、勝つ為の貪欲さの糧となるのは印象的

唯華は応援してくれる皆の為に、綾乃は時間限られた母の為に。そうして両者共に試合の中で進化・成長を目指すのは熱い展開
でも、そうした進化って綾乃の方にばかり期待して読んでいたのも一つの事実で。ここで唯華がもはや分析を超えた感覚のような観察をして綾乃を攻略し始めたのは本当に意外な展開
唯華は良くも悪くも自分の分析に従ってしまう。だから負け試合となれば流れを自分の力で変えられなかった。そんな唯華が“勘”によって綾乃のクロスファイアを読み切る。これは本当に驚かされましたよ

ただ、それだけに綾乃が打ち出した奥の手が両者の成長にどう影響するのか全く読めなくなったとも言えるのだけど

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2019年01月02日

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