ジョージ・R・R・マーティンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
海外の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。ドラマは一切観ておらず、全くの事前情報もなしに読み進めた本書。
上下巻で合計1400頁を超える紙面を読み尽くして得られた感想は、これ、ようやく物語が始まったんだ…という驚きです笑
続巻が出ているのは知っていたのですが、まさか結末らしい結末もなく終わるとは予想だにしていなかったですし、これだけ読んで漸く物語の背景が出揃ったような作品は初めてだったので、今までにない衝撃を味わいました。知っていればそうはならなかったのでしょうが。。笑
しかし、さすが人気作品なだけあって、この長い頁をグイグイと読ませるストーリーテラーは流石の一言。群像劇として、テンポよく視点を変えて話を進めるのが読みやすい点のひとつかも。
さてさて、続きを読みたいのですが、続巻も相変わらずなボリュームなのでちょっと手に取りづらいのですが、登場人物(これがまた果てしなく多い!!)を忘れないうちに読もうと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレゲームオブスローンズの原作者として有名なジョージ・R・R・マーティンのSF作品短編集。
表題のナイトフライヤーがNETFLIXでドラマ化されており、そちらの方を観て原作に興味を持ったので、読んでみた。
1.ナイトフライヤー
ホラーの要素が強いSF作品。
様々な異星種族の神話にも登場する謎の異星人ヴォルクリンにコンタクトするため出港したナイトフライヤー号の乗組員を次々に襲う惨劇と事故。
ドラマ版とはかなり内容が違っていて驚いた。
ドラマ版は登場人物と基本のプロットだけ借用したまったくの別物であった。
断然小説版の方が良い。
ドラマではヴォルクリンの正体が明かされない上、エンディングが「ソラリス」のような感じで今一つ釈然としなかった。恐怖の演出の仕方もスプラッターやオカルト映画のテイストそのままで、「シャイニング」みたいシーンもありちょっと興ざめ
原作の方では、ヴォルクリンの正体も明らかにされ(異質だがちょっと拍子抜け)エンディングの方もハッピーではないが、味のある終わり方であった。
2.オーバーライド
死体をロボットに様に使用できる技術が確立した世界で、それを利用して専門に仕事(屍人使い)をする主人公が異星で希少価値のある宝石を採掘する話。
日本の小説「屍者の帝国」の元ネタはこれじゃないかと思われるような作品であった。
※この短編が書かれたのは1972年!
3.ウィークエンドは戦場で
ゲームとしての戦争が合法化された社会で、戦闘に参加することになってしまった冴えないサラリーマンの話。
気弱なサラリーマンが戦いの中でどんどん狂っていく様がコミカルかつ恐ろしい。
雰囲気としてはオンラインマルチプレイヤーでファーストパーソンシューティングをやっている感覚のノリで進行するが、ここでは現実に人が死ぬ。
これが書かれた1973年当時は、パソコンもインターネットも普及していない時代であったことを考えると作者のイマジネーションは卓越してる気がする。
4.七たび戒めん、人を殺めるなかれと
様々な星に影響力を浸透させていく人類至上主義のカルト集団”バッカロンの子ら”の話。
正直あまり面白いとは思わなかったし、結末もちょっと。
5.スター・リングの彩炎をもってしても
スター・リングと呼ばれるいわゆるワープホールを手にした人類の話。
いくつものスター・リングを通じ異なる星系に進出可能になったが、その星系がどこにあるのか全く分からない為、様々な理論がでている(違う銀河、パラレルワールド、はるか過去あるいははるか未来)そんな中、ひとつのスター・リングは何も存在しない虚空(絶界)に通じていた。そこで行われる実験の物語。
アイディアが秀逸な短編だと思う。
エンディングはまさにビッグバンを彷彿させるようなもので大変SFらしい作品だった。
6.この歌を、ライアに
異星人シュキーンの文明は長い年月進歩がないが、殺人や戦争が存在しない平和なものである。しかし、かれらはある年齢に達するとわが身を寄生生物に与え自殺するという異様な宗教に支配されていた。
最近この惑星に入植した人類にもこの宗教に帰依する者が出てきており、テレパスの二人組に調査が依頼される。
この異様な宗教の実態が明らかになるにつれ人間の抱える根源的孤独の問題が浮き彫りされてくる展開は秀逸としか言いようがない。
最後にテレパスの一人がその宗教に帰依してしまい、その喜びをテレパシーで存分に味わったにも拘らず人間として生きる道を選んだもう一人が対照的でどちらが良いとも言えないが考えさせられる内容であった。
全ての人が不定形の寄生生物の中で混ざり合い肉体を失い一つになり根源的孤独に苛まれることなく愛に満たされた至福の状態は、エヴァンゲリオンの人類補完計画の様な有様で、この作品が書かれたのは、1973年という事なので元ネタになっていてもおかしくない気がした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレジョージ・R・R・マーティン(ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)の原作者)の作品。
ゲーム・オブ・スローンズと同じ世界であるが時系列的に100年前となっている。
草伏しの騎士である巨漢(2m以上ある)で心優しく己の騎士道を貫く若者ダンクと従者だが実はターガリエン家のプリンスであるエッグ(エッグはエイゴンの略したものらしい)のコンビが様々な土地を遍歴し冒険していくというストーリー。
同じ世界を扱っていながら本編とはテイストが全く異なる作品となっている。
騎士道華やかなりし時代の冒険譚という事で、本編に比べ明るい気がする。
主人公の二人は、権力者たちが繰り広げる陰謀に毎回巻き込まれるが、自分たちの良心に従い行動し、彼らの騎士道を貫きつつ生き残るので読んでいて気分が良い。
また、ちょうど良い長さの短編で、そんなに根を詰めなくても読み切れるので娯楽小説としてよくできている。是非とも彼らのさらなる冒険を読んでみたいと感じた。 -
王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(下)
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七王国の玉座〔改訂新版〕(下)
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七王国の玉座〔改訂新版〕(下)
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