ジョージ・R・R・マーティンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前巻(七王国の玉座・下)で相当盛り上がったボルテージでしたが、本作ではそれが徐々に徐々に下がって行く感じが…
大きく動くかと思われた戦局がすっかり停滞。個々の登場人物の小競り合いに終止するだけの展開になってしまい、正直退屈。また、ジョフリー、スタニス、レンリーの三馬鹿王とその側近どものアホさ加減や、聡明っぽいけど家族の事になると我を忘れるキャトリンなど、支配階級人物達の糞っぷりに嫌気がさしてきます。
ブランやアリサ、ジョン(、ティリオンもかな?)など、自身の不遇な境遇にも関わらず、それに抗うように必死に生きる人物の姿がすばらしく映るだけに、とても惜しい。
個々のエピソードを時系列にこだわって細切れに描写する手法が効果的とも思えないし、話の進行上まったく重要でない人物をわざわざ名付けで描くために、本当に記憶すべき人物達の存在感が薄れていくことにいらだちを覚える始末。
前作の熱がまだ残っているのでなんとか読破できましたが、下巻の状況次第ではもう読むのを止めようと思いたくなるほど微妙な印象しか残っていない今現在… -
Posted by ブクログ
氷と炎の歌シリーズ1~3部と夢中になって読み進めてきた、
今のところ小説の中で一番好きな作品です。
第4部でまるっと訳者が酒井氏に変わり
登場人物の台詞にかなりの違和感を感じました。
全体的に以前よりわざとらしく、軽妙な言い回しも無くなっていて自分の中で確立していたイメージとのブレがあり
そこに気をとられて作品にのめりこめません。
酒井氏訳、同著者ジョージ・R・R・マーティン「タフの方舟」も
面白さを見出せなかったので自分には残念ながらこの訳者さんはあわないのだと思います。
ストーリーの流れは文句無く面白いけれど続きを読むのが少ししんどい。 -
Posted by ブクログ
地球から離れた恒星に移り住んで20年目のサンパウロCITY
BIGガールとリトルガールの2つの月が追いかけっこする星 牡蠣人間、銀色エニュ、大きな新動物や地球に追いた子供を思い泣くといわれる泣き女鳥やら沢山の新種族と暮らしている
脂の乗った漢、炭鉱士のラモンはいつも通り酒を浴び、あの夜、思いもよらず異種族エウロパの大使を殺してしまう
当局から逃げようとまだ未踏地の北方へ 今度こそ一山も当てて帰ろうと、また未踏地の地図を作り金を得ようと探検する
その爆破で見えたのが恐ろしい異種族の住む穴だった…
異種族は自分達を知ってしまった逃亡者の先に見つけてしまった人間を捕まえるため、ラモンの人間的思考を元に探せと首にサハエルを付け、異種族マネックと行動を共にさせられる
その人間が置き忘れたシャツにジッポは自分のものだった …、誰なんだ?俺じゃないか!
俺は俺の人差し指から生まれた、俺も怪物だった!
SF。
こうやってあらすじを書いて行くと月や恒星とあれば、この科学ブーム読みたくなってしまう 読んでしまった 有名なSF作家3人の共作ですし。
しかーし、やはり難しいなぁ
SFセカイを見せる為に、物語以外の説明が多く、内容が半分になってしまう でも情景がら何となく読者にシェアされ速読法をしているようだった
スリルを書いているはずなのだが、全然ワクワクしなかった
それよりクローン?とホンモノのラモンとのやりとりが、別人になって自分を気持ち良くさせようと振る舞う自分、別人になった自分の惚れてる女の違い、そしてどちらが死ぬべきか。。。 そのやりとりが軸になっており、哲学的になり興味深かった
生活のために離れられず好きな女、友達の好きだった女を寝取って別人になって好きと掘り返した女。
マネックとサハエルを首に付けて知った異種族の思い、認めたくなくてもそこから生まれた仲間意識。
知ってる世界、自分の記憶力なのに、怪物人間として初めて見た古巣のセカイ。
ドッペルゲンガーだが、確かに自分なのに生存競争をしてしまう若しくは激しく嫌悪してしまうのは、当たり前かもしれない
自分を見て自分を嫌悪し、死にたくなることもあるかもしれない
そう考えると来るクローン社会への警鐘もしているようだ(確かに後書きでカトリックに反対行動が出たと書かれていた)