ジョージ・R・R・マーティンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「氷と炎の歌」第5部3巻本の2冊目。
迫力の歴史ファンタジー巨編です。
この巻では、王都や王族はほとんど出てきません。
太后サーセイの弟ティリオン・ラニスターは謎の騎士に捕らえられ、身元を隠して移動中。
小人と侮られ、思わぬ敵に狙われ、船酔いに悩まされつつも、流転の道を陽気にたくましく生き延びています。
前の王家ターガリエンの遺児デナーリスはミーリーンの女王となっていますが、勢力はこう着状態。
地元の有力貴族と結婚せざるを得なくなります。
デナーリスは心がけの良いけなげな美女なのだが、周りにまともな味方がいない。男を見る目もない?
これで、どうするのか‥
ついに訪れた長い冬。
北の盟主スターク家は滅亡したとみなされていますが、実はほとんど生きています。
まったく別な道をたどっている彼らが、いつかどこかで出会うのか?
体が不自由な跡取りの少年ブランは大男ホーダーと共に移動し、森の奥深く、滅びつつある民と出会います。
北の<壁>の黒い城(カースル・ブラック)で異形人の襲来を防ごうとしている総帥のジョン・スノウは、スターク家の庶子。
異母妹アリアがとんでもない男ラムジー・ボルトン公と政略結婚させられると聞きますが、家族を捨てた誓いに縛られ、身動きは取れない。
インターフェル城へ進軍したスタニス(ロバート王の弟)は雪に阻まれてしまう。
女祭司メリサンドルは、ジョンの妹が助けを求めているという幻視を見るのだが。
そのアリアというのは‥
別な土地にいるアリアがどうなるか、気になる~! あまり好きじゃないけど、この書き方じゃサンサも気になるじゃないの!
波乱の物語!
とはいえ、進み方が遅い‥
登場人物が長編一作でなく数作分ぐらい多くて世界中に散らばってるので、仕方がないところもありますが‥
でも、プロ作家としては、この1冊の中でどこか一部でも、もっと大きく動かすべきなのでは。伏線らしい動きはあるので~3冊目に期待!
シリーズ全体に読む価値はあるので、読み続けます!けどね☆ -
Posted by ブクログ
ネタバレ第1部から言われ続けていた「冬来る」が、ついに現実のものとなった第5部2巻です。
物語は北のウィンターフェルを巡る各々の思惑が交差する中、冬の到来により、極寒と飢餓に苦しめられつつある様子が描かれています。
今回は、リバーランド付近の物語が少なかったので、南部の状態は分からないのですが、戦争で収穫前の畑を焼け野原に変えて来たツケは、今後の展開で回ってきそうな予感がします。
一方、海の向こうの土地では、デナーリスのミーリンに向けて、登場人物が集合しつつあります。
政略結婚と恋愛の間でうだうだしているデナーリス・パートですが、うだうだの合間に裏切りがあったり、ある人物と顔を合わせたり、バリスタンの重要なセリフがさりげなく入っていたり、所々にはアクセントがあります。
ティリオンの旅も、まさか?の道連れが出来、今後の展開が気になります。
重苦しい展開の中で、アリアパートは清涼剤的存在です。
どんな境遇にあっても、決してめげず、折れず、諦めず、自分の糧として成長するアリアの姿は、読んでいてホッとさせられます。
登場人物のほぼ全員が「え?ここからどうするんだ?」という状況なので、続きが気になります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ非常に長らく待たされた第5部。4部と同じ時系列なのですが、うっかり忘れていて、ジョン・パートにジリとサムがいたりマエスター・エーモンが生きていてびっくりでした。
そして、もう大物は登場すまい‥‥と、思っていたんですが、ここに来てまさかの超大物新登場!しかも1部からの登場人物に絡んで来ております。
前巻の「乱鴉」が権力を手に入れてそれを振りかざす事により破滅するサーセイの物語ならば、本巻は権力を手中にしたばかりに権力者故の孤独と為政者としての苦悩に苛まれるジョンやデナーリスの物語として、対照的に描かれております。
権力を持つ者と、それを巡る様々な思惑が二重三重に絡む様子が描かれているので、本巻ではその全容がまだ掴み切れません。
内容は各キャラの顔見せとポジション確認位です。
次巻以降の展開に期待しております!
それにしてもやたら難しい漢字を使い過ぎてるような‥‥食べ物の名前とか、昆虫とか、カナでもいいと思うんですが。
あと、「大兵肥満」はやり過ぎでは?
原文ではシンプルに「Big Man」なんだから「大男」や「巨漢」程度でよかったと思います。 -
Posted by ブクログ
アメリカでは大人気でドラマ化も評判になっているシリーズ「氷と炎の歌」その第5部です。
ドラマチックな歴史物のような異世界ファンタジーで、シリーズ全体としては★5つの作品です。
きらきらと個性的な登場人物が波乱の運命に投げ込まれ、せめぎあう様子がいきいきと描かれています。
読み応えのある長編がお好きな方はぜひ。
「竜との舞踏」というのは、このシリーズにしてはシンプルな題ですね。
これまでが
「七王国の玉座」
「王狼たちの戦旗」
「剣嵐の大地」
「乱鴉の饗宴 」ですからね♪
第5部が3分冊になる1冊目。
という状態なので~登場人物の運命はこれ一作だけ読んでも何ともいいがたいところが‥
4作目の「乱鴉の饗宴」ではごひいきキャラのデナーリス、ジョン、ティリオンが3人とも出てこなくて、大不満でしたから、今回はデナーリス表紙なのが嬉しい。
楽しみにしていました。
以下、ややネタばれ↓
デナーリスはミーリーンの女王として奴隷を解放し、闘技場での殺し合いも禁止。
だが抵抗勢力は根強く、解放奴隷が狙われて暗殺される事態に。
政権を安定させるために良い夫を選ぶようまわりにも勧められ、自薦他薦の夫候補が群がってくる。
デナーリスが孵化させた3頭の竜は大きく育ち、次第に制御が難しくなって来ていた‥
タイウィン公を殺して飛び出したティリオン。
美貌を誇るラニスター家にあって、矮小な体躯で生まれ小鬼と疎まれながらも、知力を尽くして働いてきた男。
今や徒手空拳の身だが援助者を得て、身を潜めてデナーリスの元へ向かおうとしている。
七王国の先の王ターガリエン家の遺児であるデナーリスの軍師となるために。
スターク家の庶子ジョン・スノウは、黒の城でナイツウォッチの総帥となっている。
ロバート王の弟スタニス・バラシオンが軍を率いて滞在、何かと頭の痛い存在になっていた。
北の壁の危機を信じて行動してくれた人物ではあるが、王の座を狙うには戦況はかなり不利なのだ。
亡きロバート王のまだ幼い息子トメンが今の王で、太后サーセイが実権を握っているが‥
ジョンの異母弟のブラン・スタークは、不自由な身体だが生き延びて、大男ホーダーの肩に乗って移動している。
北の王だったスターク家は一家散り散りですが、何人かは生きているんですよね~!
4作目で翻訳者が交代し、大幅に登場人物の名前などを変更するという事件があったのです。
カタカナにもイメージがあるのに。
馴染んできた読者にとってはショックなことでした。
批判を受けて説明を加え、少し戻したり?したため、ものによってはいっとき3種類の訳語があったんじゃないですか。
文庫も最初から「乱鴉」まで改訂版で出しなおしたようです。
今度の翻訳自体がまずいとは言いませんが‥
前の名前と両方が思い浮かぶのがツライ。
原作が長々しくなっているのと、中世的な戦国状態でしんどいシーンが多いという読み難さがあるため、最初の頃ほど熱意を持っておすすめ出来なくなってしまったのが残念。
キャラは立っているんですけどねえ。
冒険物ファンタジーがお好きな方~今後、竜や、壁の向こうの存在が迫ってくるので、その要素は強くなってくるはずです。
これから文庫で読む人のほうが混乱がなくて~いっそ幸運かも! -
王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(下)
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七王国の玉座〔改訂新版〕(下)
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