長野まゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあの サン=テグジュペリの作品と同じタイトル。
『天体議会』や『宇宙百貨活劇』みたいな、
ファンタジー色つよめなおはなし。
植物図鑑、鉱石図鑑、色見本のよう。
かわいくて、きれいで、まぶしい。
想像力かきたてられる。
作家さん…というか作品によって
イメージカラーみたいなものがあって、
この本の場合、あまりにも色が鮮明すぎて例えるのが難しい。
漢字のつかいかたやルビは、やっぱり独創的。
あとがきを読んだら、意外なことに
この作品は社会・世界に対する風刺である、と。
1995年。原爆展をめぐる騒動、
核実験の再開、ムルロア環礁…。
作中に登場するガブリエル氏が、
当時のフランス大 -
Posted by ブクログ
あぁぁぁ、素敵でした。いや、素敵では言葉足らずです。長野さんを読み始めて、まだ日は経っていませんが、ますます長野さんワールドに引き込まれた気がします。
確かに同性愛要素はかなり強く、特に2話目の描写は思わず顔をしかめてしまうようなところがあり、人によってはかなりのアレルギーが出る人もいると思います。ですが、その表面的な要素の下に隠されているあの独特の世界観は長野さんの持ち味であり、この雪花草子はそれを感じることのできる著作だと私は思うのです。
これからこの著作を読む人には表面的なものにとらわれず、その奥の世界観を感じてほしいなぁと思っています。
姿見の美しい少年たちが魅せるそのもろい一面に引 -
Posted by ブクログ
これ、すごくいいです(*^_^*)
色使いとかもう私の好みど真ん中でした。
ブルーダリアとか。。
最近長野さんを読み始めたものなのですが、私は河出文庫の文藝コレクションの長野さんの作品が特に好きみたいです。つまり、初期の作品ですね。ものによっては自分が生まれる前の作品もあったりするのですが、全然古臭い感じもなく…。なんとなく宮沢賢治のような風味もあり…。素敵です。
私はミシエルの飲み物が好き。プラチナは嫌いみたいでしたけど^^;
あとがきによればこんな幻想的な物語なのに核開発への長野さんの思いが込められていることがわかり、ビックリ。それを念頭において読み直してみると、うん、なるほど。なるほ -
Posted by ブクログ
美しくて淡くて清清しい、少年のある夜の冒険譚。
現実の世界とは異なるたゆたうような世界に迷い込んだアリスと
現実の世界でとまどう蜜蜂。
金木犀が淡く香る群青天鵞絨の天幕の空に細かく砕いた貝殻
を散りばめて作った星を縫いつける。
初めてこの本を読んだ日から20年ぐらいたっていることにびっくり。
改めて読みたくて、文庫で買い直しして読んでみると、
あの頃とはまた違う面が見えて改めて大好きだなぁと。
夢と現実のあわいでいない相手のことを想い、お互いに自分を見つめ
そっと自分の欠点に気づいていくところもいいなぁ。
改造版も購入したので、どんな違いがあるのか楽しみ♡