長野まゆみのレビュー一覧

  • 咲くや、この花 左近の桜

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    単行本を読んでいるので、ある意味再読。夢も現も美しい世界がたまらないよなーと、どっぷり漬かって読んだ、至福のヒトトキでした♪

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    2013年05月31日
  • 咲くや、この花 左近の桜

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    装丁に惹かれて思わず手にとりました。
    初長野作品です。

    うぅ、妖しい…。そしてとてもすきだ。

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    2013年05月21日
  • 鉱石倶楽部

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    鉱石好きにはたまらない、浪漫たっぷりの一冊です。
    写真が多く掲載されているので、図鑑のような気分で読んでもいいかもしれません。
    現実と夢の境目のような世界観で、どこかリアルなファンタジーといった雰囲気です。
    どうぞ、おめしあがりください。

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    2013年05月18日
  • 螺子式少年

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    古本屋で購入。長野まゆみ先生はすきだったけれど、初めて読む本。
    相変わらずの独特の世界で、楽しかったです。お気に入りの一冊!

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    2013年03月04日
  • 鳩の栖

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    何気なく過ぎてゆく日々の当たり前にもの悲しいおはなし。
    全編に別れとそののちに訪れるうつろをほのめかせながら、けれどさらにその先を思わせる物語だったと感じました。

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    2013年02月28日
  • 鉱石倶楽部

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    少年、鉱物の要素がたっぷり詰まった一冊です。
    長野さんのファンなら是非。

    詩のようなものなので読み応えを期待すると楽しめないかもしれませんが、よく見ると鉱物の紹介文もメルヘンな感じになっています。
    そして写真がとても美味しそう!
    綺麗ですよ♪

    文章も美しいです。どっぷり日本語の魅力に浸かれます。

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    2013年03月02日
  • 少年アリス

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    やっぱり著者の幻想的でやわらかい文体が好き。目の前にありありと浮かんで来るようで、すらすらと読めた。浮かび上がって来る情景に引き込まれる。

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    2013年02月20日
  • カンパネルラ

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    ネタバレ

    硝子の小魚の役割がよく分からなかった。銀木犀が夏織を鳥かごのように抱いていたシーンが頭に残った。柊一が手を伸ばしても、夏織の青白い手のみが残ったのが不思議。何故、手だけが残った?柊一が来るずっと前から、少しずつ少しずつ、夏織はカンパネルラ(=銀木犀?)に取り込まれていってしまっていたような気がした。一体化とは少し違うかな?麻薬に依存するような、一方的な感じ。神隠しのような、幻想的で怖いところがあった。

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    2013年01月22日
  • ことばのブリキ罐

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    言葉の羅列を眺めているだけでもうっとりする。最近ではあまり見なくなった長野さんのイラストもカラーでたくさん載っている、嬉しい本です。

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    2013年01月04日
  • 鳩の栖

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    長野さんの書かれる少年が本当に好きです。カスタネアは国語の教材で読んでからとても気になっていたのですが、泣きたくなるくらい好きです。

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    2012年12月28日
  • お菓子手帖

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    装丁が良い。とても。
    その世代の方にはたまらないだろうなぁ。

    とりあえず少年アリスと宮沢賢治が読みたい。

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    2012年12月06日
  • よろづ春夏冬中

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    一気読みしちゃいました…不思議な感じがクセになります。また読み返したい…!
    空耳、海辺の休日、最低の一日が好きです。男子高校生が電車で…とかツボでした

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    2014年02月25日
  • 雪花草子

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    あぁぁぁ、素敵でした。いや、素敵では言葉足らずです。長野さんを読み始めて、まだ日は経っていませんが、ますます長野さんワールドに引き込まれた気がします。

    確かに同性愛要素はかなり強く、特に2話目の描写は思わず顔をしかめてしまうようなところがあり、人によってはかなりのアレルギーが出る人もいると思います。ですが、その表面的な要素の下に隠されているあの独特の世界観は長野さんの持ち味であり、この雪花草子はそれを感じることのできる著作だと私は思うのです。
    これからこの著作を読む人には表面的なものにとらわれず、その奥の世界観を感じてほしいなぁと思っています。
    姿見の美しい少年たちが魅せるそのもろい一面に引

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    2012年11月27日
  • 夜間飛行

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    これ、すごくいいです(*^_^*)
    色使いとかもう私の好みど真ん中でした。
    ブルーダリアとか。。

    最近長野さんを読み始めたものなのですが、私は河出文庫の文藝コレクションの長野さんの作品が特に好きみたいです。つまり、初期の作品ですね。ものによっては自分が生まれる前の作品もあったりするのですが、全然古臭い感じもなく…。なんとなく宮沢賢治のような風味もあり…。素敵です。
    私はミシエルの飲み物が好き。プラチナは嫌いみたいでしたけど^^;

    あとがきによればこんな幻想的な物語なのに核開発への長野さんの思いが込められていることがわかり、ビックリ。それを念頭において読み直してみると、うん、なるほど。なるほ

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    2012年11月25日
  • 夜間飛行

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    長野まゆみさん3冊目。

    相変わらず聞き慣れない言葉が多くて
    調べながら読み進める。

    シトリンの檸檬、ヒヤシンスの紅緋、蜂蜜の金色…
    今回も色の表現がたくさん使われている中で、宝石の名前や花、お菓子がよく出て来た。
    想像力が鍛えられる(=゚ω゚)ノ
    キラキラして、ちょっとレトロな雰囲気が素敵〜

    常に夢の中みたいなストーリーでふわふわ読んでたけど、後書きで以外に硬いテーマということを知り、びっくり。
    それを踏まえてもう一度読み返したい。

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    2012年11月22日
  • 少年アリス

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    美しくて淡くて清清しい、少年のある夜の冒険譚。
    現実の世界とは異なるたゆたうような世界に迷い込んだアリスと
    現実の世界でとまどう蜜蜂。

    金木犀が淡く香る群青天鵞絨の天幕の空に細かく砕いた貝殻
    を散りばめて作った星を縫いつける。

    初めてこの本を読んだ日から20年ぐらいたっていることにびっくり。

    改めて読みたくて、文庫で買い直しして読んでみると、
    あの頃とはまた違う面が見えて改めて大好きだなぁと。

    夢と現実のあわいでいない相手のことを想い、お互いに自分を見つめ
    そっと自分の欠点に気づいていくところもいいなぁ。

    改造版も購入したので、どんな違いがあるのか楽しみ♡

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    2013年08月02日
  • よろづ春夏冬中

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    雰囲気とか関係を匂わせる、そういう表現がとてもいいと思う。
    最低の一日、待ちきれない、アパートの鍵が特に好き。
    出会いも関係も千差万別。
    まさに、よろづ、です。

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    2012年11月13日
  • 銀木犀

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    あとがきが面白い。長野まゆみ作品は少ししか読んでいないが少し文体が違っている。あとがきによると1997年初版発行の初期作品とのこと。なんだか初期の方が読みやすいという気もした。
    銀木犀が題材となっている。銀木犀が薫るこの季節に読めて嬉しい。普段、金木犀の薫りに圧倒され銀木犀に目を留めることは少ない。今度、見つけたらじっくり観察してみよう。

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    2012年10月19日
  • よろづ春夏冬中

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    長野さんの短編集。独特の雰囲気のある不思議なお話や、ホラーのような少しぞわっとするもの。そして同性ものですが、これから恋が始まるよな、暖かい恋愛ものもありました。
    個人的に「タビノソラ」「雨師」「待ちきれない」などが好きです。

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    2012年10月05日
  • 天然理科少年

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    初長野まゆみでした。なのでこれだけカテゴリ別で。この作品のおかげで、少年と球体関節人形にはまってしまいました。

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    2012年10月28日