清水晴木のレビュー一覧
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第3章の物語に出てくる幸太郎とサヤカが、若いカップルかと思っていたけど、まさかの幸太郎は猫だったのに驚いた。
いつ人生が終わってしまうか分からないから、大切な人との時間を大切にしたいと思えた。
最後の章で、谷口さんが最後に会いたい人は葉子しか居ないと10年以上思い続けていたのが、本当に葉子のことを愛していたんだなと思ったし、最期に会いたい人が見つからないとどうなるんだろうと思ったら、まさかの案内人という道があって驚いた
第1章から第4章でさよならの向う側に来た人たちは皆谷口さんに案内されてたんだと気づいて驚いた
物語の繋がりが面白すぎる!!!! -
Posted by ブクログ
前作『さよならの向こう側』のその後を描いた、『生』と向き合う連作。
死んだ後に二十四時間だけ、現世に戻ることができる『さよならの向こう側』を訪れた人たちは、それぞれ死んでから自分や他人の『生』に向き合うことになるように思います。
戻れるのは二十四時間の間だけ。
会うことができるのは、自分が死んだことを知らない人だけ。
その制限の中で、誰に会って、どこに行って、何をしたいのか。
前作に続いて提示される物語の中に、今回はサブタイトルの通り『I love you』という想いが強く紐づいています。
夏目漱石は「月がきれいですね」と訳し、二葉亭四迷は「死んでもいいわ」と訳したと言われる(本当は直接訳したものではないようですが)『I love you』を、自分だったらどう訳すのか。
その一つの答えとして最後に示された言葉が印象的でした。
人を愛するということは、その人のために生きるということ。そんな強く深い情を抱くことができる相手がいることを、少し羨ましく思います。
前作で登場したエピソードに触れたり、今作の中でも先に出てきた話の登場人物が再登場したりと、物語のつながりも楽しむことができる一冊です。
身近にいる人を大切にしたくなる、読後感の良いお話でした。 -
Posted by ブクログ
今の自分に最も必要な答えを与えてくれた一冊。
この本に出会えたことに感謝したい。
今の自分にできることはまだあるじゃないか!
と背中を優しく押してもらえたような気持ちになった。
「I love you」をどう訳しますか?と問われ、私は「ずっと心の中でいつまでも」という言葉が心の中に浮かんできた。
人生の最後に会いたい人。私は誰と会いたいと思うのか。
そして私の姿を知らない人にしか会えないとなった時、私も涼風のように会える人全員に会いに行こうとするだろうと思った。
大好きな人に伝えたい、自分の想い。
もうこの世にはいられないとなったときに、大好きな人の心に自分の存在を強く焼き付けたいと思ったら、私もどんなことでもいいから、できる限りのことを尽くしたいと思うだろうと思った。