気がつくと天国にいた主人公。どうやら自分は死んだらしいのだが、生前の記憶がない。そんな主人公に、そこが数ある天国の一つで、そこに暮らす人々にその人生を上映する映画館があると聞かせる映画館支配人。主人公は、その映画館を手伝うことになるが…
人生を肯定して、前へと進むハートウォーミング物語は数あれど、その舞台が死んでからの天国というのは面白い。しかも、その映画を見た人は天国から次のステージへ行っている。なんだか不思議。
でも、少年の話や結末に主人公の身に起こることを考えると、その設定はアリだなと思える。