清水晴木のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◯比較的ボリュームは薄めだけど映画好きとしては刺さった部分もあった
●ストーリー自体は表題の通り天国にある映画館で故人の人生を上映し2度目の旅立ちを行うというシンプルなものです。世にも奇妙な物語でありそうな話だなと読む前に思ってしまったw
この作品で気に入った部分が「特別な」人生を歩んでいる人が「いない」点につきます!確かにドラマでありそうな人生を歩んだ人もいるにはいましたけど,極端にゲームの主人公みたいな歩みを進んだ人いないんですよね。等身大の人間が等身大の人生を上映する…その一種の儚さ・小さな幸せそれを噛み締めるその展開が面白かった。
●主人公は記憶喪失状態で天国にきた成人男性なんです -
Posted by ブクログ
誰にでもいつかはやってくる別れの日。その後にもしも、誰かに会いに行くことができたとしたら、最後に会いたいと望むのは誰だろう。そんなことを考えさせられる一冊でした。
『さよならの向こう側』は、死んでしまった人が生まれ変わりをする前に二十四時間だけ、現世に戻って会いたい人に会うことができる、という不思議な場所。けれど、大切な条件が一つ。それは、自分が死んでしまったことを知っている人には会えないということ。
次々に訪れる死者たちは、案内人の説明を聞いて驚いたり、嘆いたり、投げやりになったり、様々な感情をあらわにしながら、死んでしまった自分と、そんな自分が最後に会いたいのは誰なのかを探っていき