清水晴木のレビュー一覧

  • さよならの向う側 i love you

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    前作が良かったので読んでみたいと思っていました

    人との繋がりって本当に大切で大事です

    I love you
    直訳すると愛してるだけど
    私ならなんと訳するのだろうと考える一冊になりました

    夏目漱石の訳のエピソードは知っていたけど、二葉亭四迷のエピソードは知らなかったなぁ

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    2024年04月30日
  • さよならの向う側 Time To Say Goodbye

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    シリーズ3作目で完結。谷口さん、お疲れさま。4編ともとてもいい話で感動でした。こういう本を読むと気持ちがいいね

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    2024年04月14日
  • さよならの向う側 i love you

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    2022年9月から10月に掛けて日テレ系で放送された上川隆也出演の連ドラの原作だった作品の続編。安定していい話が続く。ドラマの放送より前に出版されているが、ドラマにはなってない話。また、上川さんで見てみたいものだ。「パミリア」の話、好きだな~

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    2024年03月23日
  • さよならの向う側 i love you

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    「さよならの向こう側」続編。前の作品が亡くなった側の視点のみだったが、今回は残された側の視点が加わって展開にふくらみ、さらに案内人の後継者選びでの「出会い」はこうしたかたちのHappyendもあるのかと思わされた。

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    2023年12月08日
  • さよならの向う側

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     誰にでもいつかはやってくる別れの日。その後にもしも、誰かに会いに行くことができたとしたら、最後に会いたいと望むのは誰だろう。そんなことを考えさせられる一冊でした。

     『さよならの向こう側』は、死んでしまった人が生まれ変わりをする前に二十四時間だけ、現世に戻って会いたい人に会うことができる、という不思議な場所。けれど、大切な条件が一つ。それは、自分が死んでしまったことを知っている人には会えないということ。
     次々に訪れる死者たちは、案内人の説明を聞いて驚いたり、嘆いたり、投げやりになったり、様々な感情をあらわにしながら、死んでしまった自分と、そんな自分が最後に会いたいのは誰なのかを探っていき

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    2023年12月03日
  • さよならの向う側 i love you

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    前作に引き続き、手に取ってみた。
    死んだあと、最後に1日だけ現世に戻り、会いたい人に会える時間が与えられる。でも会えるのは、自分が死んだことを知らない人だけ。
    死は避けられないものだけど、亡くなった人たちが幸せな結末を迎えられるように、さよならの向う側があったとしたら、いいなーと思う。
    自分の死を知らない人とどう会って、どう物語が紡がれるのか。
    第三話は如月の愛情がよく伝わる話だった。

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    2023年11月28日
  • さよならの向う側 i love you

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    一作目に引き続き、再会の描き方をよく工夫できるなぁと感じた。死を含む別れとは、残った人々へどのような影響を与えるものなのか。そんなことを、考えさせられた。

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    2023年11月15日
  • さよならの向う側 Time To Say Goodbye

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    シリーズ3作目。
    「さよならの向う側」に行く人(動物)が、今までとは違うパターンになっていて、新鮮な気持ちで読めた。
    「真夏の夜の夢」と「手紙」が特に良かった。
    亡くなった後も、こうやって遺された人の中でしっかりと生き続けていられるのって幸せなことだなと思う。
    そんな風になれるように、周りの人と繋がっていたいなと感じた。

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    2023年09月08日
  • さよならの向う側 Time To Say Goodbye

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    『さよならの向う側』シリーズ。
    40年間『案内人』をやっていた谷口さんがついに役目を終えた。
    感動の完結編?なのかな?泣けました。

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    2023年08月13日
  • さよならの向う側 Time To Say Goodbye

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    シリーズ3作目の本著。前作からの期待を裏切らない感動作でした。
    親から子へ、子から孫へと伝えられるバトンと、同じ時を生きる隣人と繋がっていく輪。
    その両方に、自分という人間が生かされているのだと感じた。

    この人生の中で、自分は何を受け取り、何を伝えて生きていきたいか。
    自ら選別することは難しいけれど、少なくとも誰かの人生を明るくする何かを与えられる生き方をしたいと思った。

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    2023年07月08日
  • さよならの向う側

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    自分にとって、大切な人の事を考えてしまう。
    最後に会いたい人は誰だろ?と、悩む。
    一つ一つの物語に人の人生が詰まっていた。
    悔いがないように生きてみたいですね。

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    2023年07月05日
  • 風と共に咲きぬ

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    物語の脇役にスポットライトをあてた連作短編集。
    清水さんの今までの作品とは、ちょっと違った雰囲気を感じた。
    個人的には第4話「役者の斬られ役」が一番好きだった。
    「あなたの人生の中では、あなたが主役」
    そうか、私も主役だったのか。
    チャップリンも「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」と言ったように、自分の人生をちょっと俯瞰して物語を楽しめたらいいなと思った。

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    2023年07月03日
  • さよならの向う側

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    ネタバレ

    死んだことを知らない人に会いに行く物語
    子供の大丈夫が本当に大丈夫と感心したとき、
    親の気持ちを知ったとき、何気ない日常が幸せと感じたとき、本当に大切にしている人にまた会えた時
    それぞれの感情が身に染みて温かい気持ちになった。
    すんなり読めた小説

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    2023年06月16日
  • さよならの向う側

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    亡くなってすぐの人が、24時間だけ現世に戻って会いたい人に会える。ただし、会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ…。
    ちょっと泣けた。
    案内人のほんわかした雰囲気が良かった。
    案内人さんが案内人になった話もすごく良かった。
    極甘のマックスコーヒーが飲みたくなった。
    (お菓子とかクリームになったお土産シリーズはよく売ってるけど、肝心のマッ缶は見かけない気がするなぁ…。)

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    2023年04月29日
  • さよならの向う側

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    自分が最後に思い出す人生はどんな場面だろうかと考えた。その場面が今現在だろうと想像できた自分は、なんと幸福な毎日を生きていることか。

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    2023年02月27日
  • さよならの向う側 i love you

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    2021年6月に刊行された『さよならの向う側』の続編。
    「月の光」「明日への手紙」「I Love You」「糸」4話収録の連作短編集。

    『さよならの向う側』と呼ばれる場所。
    そこに辿り着いた死者は道先案内人から『一日だけ現世に戻り、逢いたい人と最後の再会を果たす事が出来る』と告げられる。
    但し『あなたが死んだことをまだ知らない人』という条件付き。

    ファンタジー色が濃いように見えて描かれているのはリアルな人間模様。

    死をテーマにしながら行間からは人の温かさと深い愛情が溢れ幾度も涙腺が緩む。

    これは紛れもなく再生の物語。

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    2023年02月18日
  • さよならの向う側

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    「Heroes」「放蕩息子」「わがままなあなた」「サヨナラの向う側」「長い間」
    5話収録の連作短編集。

    『さよならの向う側』と呼ばれる場所。
    そこに辿り着いた死者は、道先案内人から『一日だけ現世に戻り逢いたい人と最後の再会を果たす事が出来る』と告げられる。

    但し『あなたが死んだことをまだ知らない人』という条件付き。

    ファンタジーの様だが其々のエピソードに胸を突かれる。

    家族や友人、大好きな人達との突然の別れを嫌でも思い出す。

    明日が来る保証なんて何処にもない。
    生まれた事の奇跡といくつもの縁を想いこの世界が愛おしくなる。

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    2023年02月18日
  • さよならの向う側 i love you

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    1話だけ読んだものの死の概念がとてもライトに画かれていて読むのを中断してしまいました。
    サラサラと読めるけれど現実に身近な死を経験してしまうと少し違和感を感じる本でした。

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    2023年01月29日
  • さよならの向う側

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    2022年9月から10月に掛けて日テレ系で放送された上川隆也出演の連ドラの原作。続編も出ているが、この巻の4話がそのままドラマ化された。どの話もなかなかいいと思う。なかなか難しいテーマだよね、24時間以内に死んだことを知らない人で誰に逢いたいかって・・・

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    2022年12月27日
  • 永遠猫の祝福

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    6冊目の清水晴木さん。
    こちらは作家デビュー10周年記念作です。

    ベージュと黒のマーブル模様の400年生きてきた猫のエル。彼が出会ったのは…
    母やクラスメイトとの関係に悩む女子中学生。
    パワハラにあい自死を考えるアラサーの会社員。
    父の死を看取れなかったことを後悔し続ける豆腐屋。
    余命宣告を受け入院中の50代女性。

    人間の言葉を話す猫のエルが、様々な事情を抱えた人々に寄り添いながら生きる意味を問う、4章からなる連作短編集です。

    エル自身も自分の生き続ける意味を探しています。読んでいて、佐野洋子さんの絵本『100万回生きたねこ』を思い出しました。

    最後、やられた…めっちゃグッときてほろり

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    2025年11月24日