清水晴木のレビュー一覧
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『生きる意味って、なんですか?』
これはよかった!
若い時に読みたかったな。
「他の誰かと苦しみの大小を比べて
自分はこんなことで辛く感じてはいけないと
我慢する必要はありませんよ」
という人生先生の言葉
そしてその理由が
“他の誰かも自分の苦しみを違う人の苦しみと比べて我慢しなければいけなくなる
そしたら苦しくて辛いと言える人は世界に一人だけになってしまう“
という理屈に納得
40代半ばにようやく自分が辛いことを辛いと言っていいんだ、と思えるようになった私からすれば、17歳でこの言葉に出会えたらすごくいいよなと思った。
まあ切実さがないと響かない可能性もあるけど。 -
Posted by ブクログ
『生きること』の意味を問う優しいお話で、心にしみました。
『人と人の間で生きるからこそ、人間なのだろう?』
という箇所になるほど!と思いました。
人と関わることで、いろんな感情が生まれ(良い意味でも、悪い意味でも…)助けられたり、悩んだり、成長できたりするもんね。
表紙と裏表紙の刺繍だろうな、と思っていた絵が読み終わってやはり刺繍であったこと。
素敵な絵だなぁ、と思っていたのが読み終わってさらに素敵すぎる絵だ!と感動しました。
私の趣味も刺繍なので、刺繍の時間も取りたいなぁとワクワクウキウキしているところです(笑)
刺繍も読書もやりたいことたくさんありすぎて追いつかない。゚(゚´ω`゚ -
Posted by ブクログ
ネタバレBUMP OF CHICKENの『K』好きな人に全力で勧めたい一冊!(^^)
400年も生きてきた1匹の猫と、猫が出会った人間との心の触れ合いを描いた物語。達観した猫と、人生や人間関係に悩む人間との会話は、くすりと笑えたり、思わず我に帰ったり、心がすっと軽くなったり。
お互いに影響し合いながら、人(猫)生について考え、ある種のままならなさは抱えながらも、今できる精一杯を紡ぎながら前へと進んでいく『生き様』が心に響きます。
物語を読み終え、満たされた気持ちに浸りながら、最後のページをめくると、、、。思いもよらなかった事実が2行の短い文章で記されておりまして。思わず目を閉じ、永遠猫に思いを馳 -
Posted by ブクログ
ネタバレ永遠を生きる猫は生きる意味を探している。
猫の生きる意味を教えてくれたのは50年ぽっちしか生きていない人間だった___
猫は永遠の命で、その生きる意味を教えてくれた人間が生まれ変わるのを待つことにした。
春夏秋…と季節が過ぎ章が変わっていく中で
春の景奈にだけ名前を教えるし、景奈とはずっと一緒にいる約束をした。
けれど夏には違う人…?と思ったのですが
冬を迎えてああそういうことだったのか、と納得しました。
景奈はエルにとって待ち望んだ人だったのですね。
最近はホラーブーム(?)だったりで
読むと感情が揺さぶられすぎて疲れ気味だったのですが、久しぶりに心安らぐ、ほっとする作品に出会えました。 -
Posted by ブクログ
春夏秋冬の4章で話が展開していって、最後の数ページで物語の構造を理解した時に感動した。
生き様と死に様。
人の言葉を話せる猫が、400年も生き続けている中で
初めて生きる意味を見出した時、「生」と「死」について考えさせられた。
ファンタジーなはずなのにテーマや内容は超リアリティで、最後の冬の章は何発ものパンチラインが。
思わず読み終わった直後に春の章を読み返した。
読み返したくなる小説って「いわゆる最高のやつ」だって知ってるんだ。
最近アトランダムに読んでいる本によく出てくる言葉を見つけました。
それは「御伽話(おとぎばなし)」という三文字です。